同志社前駅

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ファイル:JR Doshishamae sta 002.jpg
右側が1番のりば、左側はかつて使用されていた折り返し専用の2番のりば
ファイル:Doshishamae5.jpg
国鉄583系電車の廃車両を利用した休憩室(2002年撮影 現在は撤去されている)

同志社前駅(どうししゃまええき)は、京都府京田辺市三山木垣ノ内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)のである。

概要

1986年昭和61年)4月1日に開業した。当時の国鉄としては初めての学校(学園)名を冠した駅となった。駅名の由来となっているように、同志社大学京田辺キャンパスへの最寄駅となっている。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である。列車の折り返しに対応できるように、場内・出発信号機が設置されている。

ジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅となっており、長尾駅が当駅を管理している。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象カードも利用可能で、改札には簡易改札機が4台設置され、通学時間帯の改札の効率化が図られていたが、2013年11月ごろに通常の改札機へと変更された。

以前は、一部の利用客から「狭い」「7両対応はまだか」(京橋方面からの列車は1つ手前の京田辺駅で7両編成から3両切り離して4両編成となり、当駅止まりの列車は京田辺駅 - 当駅の1駅間だけ4両編成となる非効率な運用となっていた)などの声も出ていたが、2010年平成22年)3月13日のダイヤ改正で木津駅から当駅間の各駅のホームを延伸し、学研都市線の全区間で7両編成運転が開始された。これに伴い、折り返し専用の2番のりばはホームの延長をせずに廃止、閉鎖され、現在は1番のりばのみが四条畷・京橋方面と木津方面の両方向に使用されている。

かつて駅舎には寝台特急等として活躍した583系電車の廃車体が使われ、当初そのスペースを活用して喫茶店の営業も行われていた。閉店後も待合室として使用され続けるが、利用客が増えホームを拡幅する必要が生じたことから、京田辺市・JR西日本・同志社大学の間で建て替えが決まり、2005年(平成17年)に同志社大学京田辺キャンパスをイメージした外観の新駅舎が完成した。

2010年(平成22年)3月13日のダイヤ改正をもって閉鎖となった旧2番のりばは木津側が行き止まりで、当駅で折り返す列車の専用ホームとなっていた。折り返し列車の大半は1番のりばを使用していたが、ダイヤが乱れた場合のみ2番のりばは日中にも使用されていた。昼間の使用されない時間帯にはが張られており2番のりばに渡ることができなかった。なお、2番のりばへの通路の一部は前述のホーム延伸の敷地に転用された。但しホーム自体は残っているが、その箇所にあった踏み切りはホーム拡張工事により撤去され、現在は旧2番のりばへの乗客の移動・立ち入りは一切禁じられた。また列車が進入する分岐器も撤去されたため、発着も不可能である。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり4本(2本は当駅折り返し)が停車する。当駅 - 木津駅間は30分間隔の運転となる。朝ラッシュ時は本数が多くなる。停車する列車の大半は快速・区間快速である。松井山手駅と木津駅間は終日、半自動扉扱い。

利用状況

大半が学生の利用で、時間帯次第では車内の座席が全て埋まることもある。

「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1999年 3,630
2000年 3,734
2001年 3,841
2002年 3,921
2003年 4,137
2004年 4,367
2005年 4,707
2006年 4,904
2007年 5,208
2008年 5,414
2009年 5,126
2010年 5,397
2011年 5,642
2012年 5,641

駅周辺

大学や高校等の最寄り駅であるが、学生向けの飲食店は少ない。

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color学研都市線(片町線)
テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
JR三山木駅 - 同志社前駅 - 京田辺駅

関連項目

外部リンク

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