吉田理保子

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Ambox-mini テンプレート:特殊文字 テンプレート:声優 吉田 理保子(よしだ りほこ、1949年1月24日 - )は日本の元声優である。東京都生まれ。現在は株式会社ディーカラーにキャスティングコーディネイターとして在籍[1]。「吉」の字は正確には上の部分が「士」ではなく「土」(14px、つちよし)[2]

声優としての代表作に『アルプスの少女ハイジ』(クララ・ゼーゼマン役)、『魔女っ子メグちゃん』(神崎メグ役)、『まいっちんぐマチコ先生』(マチ子先生役)、『南の虹のルーシー』(ケイト・ポップル役)など。

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概要

主に1970年代後半から1990年代にかけて活躍。少女から大人の女性・母親などを演じる。当初は清純な少女役(特にお嬢様系統)での出演が多かったが、1978年の『未来少年コナン』(モンスリー役)で初めて大人の女性役を担当、新たなスタンスを築くきっかけとなる。特に洋画吹き替えでは、『エイリアン3』のシガニー・ウィーバーや『ターミネーター2』のリンダ・ハミルトン、『女刑事キャグニー&レイシー』のテンプレート:仮リンクなど芯の強い女性キャラクターを数多く担当した。

1998年1月に声優業の第一線から引退し、以降はキャスティングマネージャーなどの活動に主に携わっている。過去に演じたキャラの再現アニメなどの特殊なオファーが入った場合以外は声優業はしない方針を採っている。

2006年より野沢雅子が独立して設立したオフィス野沢に移籍し、野沢のマネージャーを務めていた。2012年4月30日、オフィス野沢廃業と共に野沢のもとを離れ、メディアフォースのマネージャーを務めていたが、2014年2月23日、メディアフォースの破産[3]に伴い、2014年3月より株式会社ディーカラーにて所属声優のキャスティングに関わる業務を行っている。[4]

後任

吉田の引退後、持ち役を引き継いだのは以下の通り。

補足・エピソード

  • 現役時代は劇団こまどりぷろだくしょんバオバブを経て、最終的に81プロデュースに在籍していた。
  • 魔女っ子メグちゃん』を演じていた頃、当時の所属事務所にファンレターが来た。開封してみると小学校5年生の少年からのもので、プライベート写真(野球のユニフォーム姿など)が同封されていた。明らかに吉田を異性として意識していたものであり、メグちゃんを演じる吉田の事を、中学2年生くらいのお姉さんだと思い込んでいた様子だったという[5]
  • 声優業は引退しているものの、書籍インタビューには応じている。岩佐陽一著書の『ゲッターロボ大全』では早乙女ミチルと神隼人の仲に対して「ミチルは本当はリョウ君(流竜馬)が好きだったと思います。しかしあの場合(『ゲッターロボG』38、39話)断れない(死を覚悟した隼人に対して)でしょう」と語っている。

出演作品

太字は主役・メインキャラクター

テレビアニメ

1971年

1972年

1973年

1974年

1975年

1976年

1977年

1978年

1979年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

  • 恐竜惑星レイシル・カシム・シル、雪深き冬に生まれ白き破滅を超越する強き娘)

1994年

1995年

1996年

1997年

OVA

1986年

1989年

1990年

1991年

1993年

1994年

1997年

劇場アニメ

1975年

1976年

1977年

1978年

  • 惑星ロボ ダンガードA 宇宙大海戦(霧野リサ

1980年

1981年

1983年

1984年

1985年

1986年

1988年

1989年

1990年

1992年

1995年

1996年

ゲーム

1991年

1992年

1995年

吹き替え

洋画

海外ドラマ

海外アニメ

特撮

テレビドラマ

  • 大東京四谷怪談(お岩の声)

ラジオ

CD

人形劇

脚注

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外部リンク

  1. 吉田理保子のツイート
  2. Unicodeでは U+20BB7、「テンプレート:拡張漢字」。
  3. (有)ドリーム・フォースほか1社、東京商工リサーチ、2014年2月25日
  4. [1] 本人のTwitterにて発表。2014年3月9日
  5. 月刊OUT』1981年2月号 「声優インタビュー 第22回 吉田理保子」。