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印旛沼憲章
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'''印旛沼憲章'''(いんばぬまけんしょう)は[[千葉県]][[佐倉市]](さくらし)にある[[財団法人]][[印旛沼環境基金]]が、[[1994年]](平成6年)[[11月25日]]の設立10周年記念式典で制定した憲章。前文3節と本文4ヶ条により構成されている。 == 印旛沼憲章 == [[人]]は[[昔]]から[[印旛沼]]とともに歩み、その恩恵と、ときには[[洪水]]のような試練をも受け、畏敬の念をもって接し、印旛沼文化とも言うべき独特の生活文化を形成してきた。印旛沼にやすらぎを覚え、心のふるさとを感じることは、昔から続いてきた人と沼との緊密な関係の遺産である。 今、印旛沼を取り巻く[[環境]]は、[[人口]]の急増や生活様式の変化に伴って自然のバランスを崩しつつある。一度破壊された自然を回復することはむずかしい。さらに、私たちは、生活に、工業に、農漁業に、計り知れないほど沼の恩恵を受けながら、ややもすれば印旛沼の存在さえ忘れがちである。 印旛沼は流域の環境と、そこに住む人々の生活を映す鏡である。今こそ、私たちは印旛沼の浄化と環境の保全に努め、沼と共に永く生きることを目指さなければならない。 そこで、印旛沼にかかわる私たちの心構えとして、ここに印旛沼憲章を定める。 * 印旛沼の[[自然]]と[[歴史]]を学び、親しく接しよう。 * 印旛沼の恩恵を心に刻み、環境にやさしい生活態度を身につけよう。 * 人と自然の調和をはかり、賢明で合理的な利用を心掛けよう。 * このかけがえのない印旛沼を永く子孫に引き継ごう。 平成6年11月25日制定 [[Category:佐倉市|いんはぬまけんしよう]]
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