博報堂DYメディアパートナーズ

テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ（はくほうどう・ディ・ワイ・メディア・パートナーズ）は、日本初の総合メディア事業会社（メディア・エージェンシー）。

概要

2003年10月に、博報堂、大広（だいこう）、読売広告社のメディア部門を分割移転して設立された（商法上の設立日は同年12月1日）。博報堂DYグループを構成する3社をつなぐハブ機能を持つ。

メディア・バイイング業務を請け負う他、映画・アニメーション作品への出資も多数行っていることでも知られる。博報堂、大広、読売広告社と同様に、持株会社である博報堂DYホールディングスの100%出資の子会社であるが、特に博報堂とは繋がりが強く、新卒社員の合同採用や人材交流、その他社内制度の均一化が2社間で行われている。

2007年5月1日には東芝から映画の製作・配給、海外映画・海外ドラマの買い付け、アニメーション作品の製作・出資、ビデオ・DVDソフトの制作・発売、権利保有映像作品の放映権販売等を手がける東芝エンタテインメント（現ショウゲート）の全株式を取得し、傘下に収めた。

2008年3月10日、赤坂サカス内赤坂Bizタワーに本社を移転した。翌々月、博報堂も同ビルに本社を移転した。

背景

広告主企業が宣伝費の選択と集中を進めた結果、従来各広告代理店に分散して行っていたメディア枠の購買を一社にまとめ、その分コミッション比率の低下を要求するようになった。こうしたセントラルバイイング方式をとる広告主の増加に伴い、メディアに強い電通への媒体購買一極集中が起こるようになった。その対抗策として媒体購買力を高める必要に迫られ、2002年に博報堂・大広・読売広告社の3社で媒体の共同購入を行うことになり、2003年の博報堂DYホールディングスの設立へとつながった。

• 博報堂DYメディアパートナーズおよび博報堂DYホールディングスが電通本社の向かい側のビル（汐留シティセンター）に入居したため、電通を強く刺激したといわれる（朝日新聞報道による）。その後電通は連結売上高2兆円を達成してしまい、さらに引き離されかける事態になりかけたこともあったが、博報堂側もアカウントを積み重ね、一進一退の攻防が日々続いている。

関わっているテレビ番組

バラエティ番組

現在

• (2013年1月現在該当なし)

過去

• S/mile Factory
• Asian Ace

関わっているスポーツイベント・エンタメ系イベント

• 世界柔道
• 世界バスケ
• 箱根駅伝
• 世界らん展日本大賞
• 大徳川展
• Jリーグ
• オールスターゲーム
• 日本デザイン会議
• ニューイヤー駅伝
• a-nation
• 星野JAPAN
• 全米オープンゴルフ
• ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
• 実業団対抗ゴルフ選手権大会
• 亀田（ボクシング）

子会社・関連会社

• ショウゲート（旧東芝エンタテインメント）　博報堂DYメディアパートナーズ100％子会社。2007年5月1日に東芝から発行済株式を取得し子会社化。
• 博報堂DYインターソリューションズ　博報堂DYメディアパートナーズ100％子会社
• 博報堂スポーツマーケティング　博報堂DYメディアパートナーズ100％子会社
• データスタジアム　2009年5月20日にインデックス・ホールディングスの発行済株式を取得する譲渡契約を締結。子会社化
• デジタルアドバータイジングコンソーシアム

関連人物

• 藤巻直哉 - 博報堂DYメディアパートナーズ従業員、藤岡藤巻メンバー。

関連項目

• 毎日放送木曜深夜アニメ枠（アニメイズム） - 2011年頃から電通やクオラスに押されるようになるものの、多くの作品で製作に関わっている。

外部リンク

• 公式サイト