動物園前駅
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動物園前駅(どうぶつえんまええき)は、大阪市西成区にある大阪市営地下鉄の駅。
駅名は天王寺動物園の最寄駅であることに由来している。また新世界にも程近く、駅名標にも(新世界)と併記されているが、副駅名としての扱いではないため、案内放送などではこの呼称は使用されていない。
利用可能な鉄道路線
新今宮駅・南霞町停留場と隣接しており、下記の路線と乗り換えが可能である。ただし南海本線・高野線とは、あいりん地区を通ることになるため、難波駅または天下茶屋駅で乗り換える人が多い。
駅構造
御堂筋線は相対式ホーム2面2線、堺筋線は島式ホーム1面2線をそれぞれ有する地下駅。改札口は合計4か所あり、御堂筋線ホームの中央付近と東端(天王寺側)、および堺筋線ホームの両端付近にそれぞれ位置する。堺筋線ホーム恵美須町寄り(8号車付近)に御堂筋線なかもず方面ホーム、堺筋線ホーム中間あたりに御堂筋線千里中央方面ホームへの連絡通路があり、それぞれホームの大国町寄り(10号車付近)に通じている。。堺筋線ホームの北側には保線用側線が一本あり、天下茶屋方面ホームから視認することができる。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 | |
---|---|---|---|
御堂筋線ホーム | |||
1 | テンプレート:Color御堂筋線 | 天王寺・なかもず方面 | |
2 | テンプレート:Color御堂筋線 | なんば・梅田・千里中央方面 | |
堺筋線ホーム | |||
1 | テンプレート:Color堺筋線 | 天下茶屋方面 | |
2 | テンプレート:Color堺筋線 | 天神橋筋六丁目・北千里・高槻市方面 |
利用状況
2013年11月19日の乗降人員は23,125人(乗車人員:11,848人、降車人員:11,277人)である[1]。両線とも乗換駅としては乗降人員が少ない。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|---|---|
1990年(平成テンプレート:02年) | 11月テンプレート:06日 | 16,557 | 13,421 | 29,978 |
1995年(平成テンプレート:07年) | [2]テンプレート:02月15日 | 15,680 | 13,314 | 28,994 |
1998年(平成10年) | 11月10日 | 14,591 | 12,176 | 26,767 |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 12,851 | 11,856 | 24,707 |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 12,665 | 11,502 | 24,167 |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 11,851 | 10,813 | 22,664 |
2010年(平成22年) | 11月テンプレート:09日 | 11,503 | 10,539 | 22,042 |
2011年(平成23年) | 11月テンプレート:08日 | 11,566 | 10,934 | 22,500 |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 11,537 | 10,900 | 22,437 |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 11,848 | 11,277 | 23,125 |
駅周辺
バス路線
大阪市営バス 地下鉄動物園前停留所
歴史
- 1938年(昭和13年)4月21日 - 1号線(現・御堂筋線)の難波駅 - 天王寺駅間延伸時に開業。
- 1969年(昭和44年)12月6日 - 堺筋線が開業、乗換駅となる。当初は同線の終着駅であった。
- 1990年(平成2年)3月 - 御堂筋線ホームの有効長を天王寺方面に20m延長し、10両編成対応ホームとなる。
- 1993年(平成5年)3月4日 - 堺筋線が当駅 - 天下茶屋駅間延伸、途中駅となる。
- 堺筋線の天下茶屋延伸以前は、当駅から少し伸びていた線路が昼間・夜間の車両留置線として使われていた。
- 2012年(平成24年)6月1日 - 7号出入口を閉鎖[3]。
隣の駅
- 大阪市営地下鉄
- テンプレート:Color御堂筋線
- テンプレート:Color堺筋線
- テンプレート:Color直通特急「ほづ」
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通
- ()内は路線と駅番号を示す。
- テンプレート:Color直通特急「ほづ」
脚注
関連項目
外部リンク
- 駅ガイド:動物園前駅(御堂筋線) - 大阪市交通局
- 駅ガイド:動物園前駅(堺筋線) - 大阪市交通局