剛州

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剛州(ごうしゅう、1956年9月24日 - )は、日本俳優タレント浅井企画所属。本名:河村 剛州(かわむら たけくに)。山口県下関市出身。血液型B型。早鞆高等学校卒業。立正大学卒業。

来歴・人物

坂上二郎の付き人を経て芸能界デビュー。しかしブレイクすることなく、ドラマや舞台では脇役としての出演がほとんどである。本番では本領を発揮することができない(噛む癖があり、2分のナレーションの収録に何時間もかかったことがある)のがその理由であるが、逆に楽屋で力量を見せることから「楽屋芸人」とも呼ばれ、俳優仲間からは慕われている。三谷幸喜など、有名人のファンも多い。

松田優作と親交があり、飲み屋で延々と自身の役者論を語り、役者仲間が次々付き合いきれず席を立つ中、最後まで付き合っていた剛州に目を付けたことから。(しかし、実際は松田自身の迫力に腰が抜けて立つことすら出来ず座っており、現在でもそのことがあった店の前を通れなかった。)上記のようにあまりにもブレイクからほど遠い道を歩んでいた剛州に苛立った松田が、剛州を殴りつけたこともある。

毎年8月になると行われる、関根勤主宰の舞台『カンコンキンシアター』に出演しており、独特のダジャレ芸と存在感、不甲斐なさで抜群の人気を誇る。『催眠術師マーチン・セント・ジェームス』の特番に出演した際に、催眠術にかかりやすいタレントとして有名になる。2005年5月には、ヒップホップシンガーの仁井山征弘とのコラボレーションユニット「仁井山 feat.GREAT G」として、シングル『TOKISOBA』でユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たす。現在、2枚のシングルをリリース。2枚目のシングル『ジンギスカン』は、STVラジオを中心に北海道で大ブレイクした。

大変な下ネタ好きであり、カンコンキンの楽屋内では到底公に出来ない語句を連発しているという。

なお、TOKYO-FMのラジオ番組『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー』の常連客「取手豪州」とは全く関係ない(取手の声は宮川賢)。

態度が横柄に見えるが言動も横柄である(ように見られがち)。「自分より年下に見えるから」という理由で同じ浅井企画所属の年長者で先輩である小堺一機や、ルー大柴を呼び捨てにしていた時期があった。公の場では慎むようにと事務所から散々注意を受けたにもかかわらず直そうとしなかったため、遂に社長直々に叱られてしまう憂き目にあった。現在では「小堺さん」「ルーさん」と公の場では後輩・年少者としての態度を取っている。

出演

テレビ番組

ラジオ番組

映画

声の出演

  • 爆笑アニメ版!問題な日本語

舞台

CM

書籍

音楽

  • TOKISOBA(2005年5月25日) - 「仁井山 feat.GREAT G」名義。落語時そばをラップにしたもの。
    1. TOKISOBA(あっさりバージョン)
    2. TOKISOBA(こってりバージョン)
    3. DOUGUYA
    4. TOKISOBA(instrumental)
  • ジンギスカン(2006年2月22日) - 「仁井山征弘 feat.GREAT G.and Surprise」名義。
    1. ジンギスカン
    2. TOKISOBA
    3. ジンギスカン(inst.)
  • ビールDE乾杯!(2006年10月18日) - 「仁井山征弘 feat.GREAT G.and Surprise」名義。

噛みレパートリー

  • いてもたってもたまらず、を「いたもたてもたたまらず」と言う
  • あのね、を「あろえ」と言う

関連項目

外部リンク