利家とまつ〜加賀百万石物語〜のソースを表示

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『'''利家とまつ〜加賀百万石物語〜'''』（としいえとまつ かがひゃくまんごく ものがたり）は、[[日本放送協会|NHK]]で[[2002年]][[1月6日]]から[[12月15日]]にかけて放送された[[大河ドラマ]]第41作。

{{基礎情報 テレビ番組
|番組名 = 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
|画像 = 
|画像説明 = 
|ジャンル = ドラマ
|放送時間 = 日曜20:00-20:45
|放送分 = 45
|放送枠 = 大河ドラマ
|放送期間 = 2002年1月6日～12月15日
|放送回数 = 49
|放送国 = {{JPN}}
|制作局 = [[日本放送協会]]
|企画 = 
|製作総指揮 = 浅野加寿子
|監督 =
|演出 = 佐藤峰世　他
|原作 = 
|脚本 = [[竹山洋]]
|プロデューサー = 
|出演者 = [[唐沢寿明]]<br>[[松嶋菜々子]]<br>[[反町隆史]]<br>[[香川照之]]<br>[[酒井法子]]<br>[[天海祐希]]<br>[[山口祐一郎]]<br>[[竹野内豊]]<br>[[高嶋政宏]]<br>[[伊藤英明]]<br>[[及川光博]]<br>[[加藤雅也]]<br>[[的場浩司]]<br>[[中条きよし]]<br>[[五木ひろし]]<br>[[林隆三]]<br />[[古谷一行]]<br>[[名取裕子]]<br>[[三浦友和]]<br>[[赤木春恵]]<br>[[加賀まりこ]]<br>[[八千草薫]]<br>[[池内淳子]]<br>[[草笛光子]]<br>[[萩原健一]]<br>[[松平健]]<br>[[里見浩太朗]]<br>[[丹波哲郎]]<br>[[菅原文太]]
|字幕 = 
|データ放送 = 
|OPテーマ = [[渡辺俊幸]] 
|EDテーマ = 
|外部リンク =
|外部リンク名 = 
|特記事項 = 
}}

== 作品内容と反響 ==
[[織田信長]]・[[豊臣秀吉]]に仕えて[[加賀藩]]主[[前田氏|前田家]]の祖となった[[前田利家]]と、その妻・[[芳春院|まつ]]を中心に戦国群像を描いたドラマ。主演の唐沢寿明は[[1989年]]放送の『[[春日局 (NHK大河ドラマ)|春日局]]』以来の出演、まつ役の松嶋菜々子は大河ドラマ初出演。原作・脚本<ref>本作はドラマのために書き下ろされた作品ではなく、竹山が自作の小説に脚色を加えるという形で作られたため、オリジナル作品とは異なる（放送翌年に原作小説が[[新潮社]]より文庫化されている）。</ref>の竹山洋は『秀吉』以来の脚本担当である。

「戦国最強のホームドラマ」と銘打たれ、利家とまつ、秀吉とねね、[[佐々成政]]とはる、という3組の夫婦の交流と競争を軸にドラマが組み立てられる。大河ドラマで初の女性による制作統括を任された浅野加寿子は、「二人から始まる加賀百万石ストーリー」をキャッチフレーズに、戦国の女は男性の陰に隠れがちだが実際はもっと強かったに違いないとの仮説で、まつをクローズアップし夫婦の物語にしたと語っている。夫婦の名前をタイトルにするのは、これが初めてであった<ref>『大河ドラマの50年』鈴木嘉一　中央公論新社2011年</ref>

民放の[[トレンディドラマ]]で活躍するような若手俳優を多く起用し、特に入籍直後の反町隆史と松嶋菜々子の共演が話題を集めたこと、そして唐沢、松嶋の二大スターのダブル主演ということもあり高視聴率を記録した。しかし、まつを演じる松嶋菜々子を婚姻前という早い段階から無理矢理登場させたり<ref>松嶋演じるまつの初登場は数え10歳のとき。松嶋は今で言えば8～9歳の役を演じていたことになる。</ref>、歴史の名場面にまつが登場するような事もあった。「わたくしにお任せくださいませ」というまつの台詞は、彼女が物事を解決する際に使用する決め台詞であり、流行語にもなっている。

織田信長を演じた反町隆史の演技は概ね好評だった。唐沢寿明曰く「歴代最高の信長」、竹山洋も「優しさが加わった今までにない信長像が出来ました」と称賛している。信長がしばしば口にした'''「で、あるか」'''<!--（短気な信長が「そうであるのか」を省略したという設定）と-->の台詞は流行語にもなった。この信長像はそれ以後の信長登場時代劇に大きな影響を与え、様々な時代劇作品で「で、あるか」の台詞が信長の台詞として頻繁に使われるようになった。

[[桶狭間の戦い]]の描写は、[[今川義元]]のイメージこそお約束のものであったが<ref>[[歴史学者]]の[[小島道裕]]は、当ドラマの義元について、信長方の勝因がわかりやすいように「[[志村けん]]ばりのバカ殿に描かれているが、冗談が過ぎよう」と評している。（同著2006年『信長とは何か』講談社選書メチエ、30頁）</ref>、合戦シーンについては新説に基づいて、桶狭間山を駆け上がる設定になっている。ただし、番組中でナレーションで行われた兵力比較が「今川軍7万人」と「織田軍2千人」と言う大きく誇張された数字になっていた。<!--（実際には今川軍2万5千人、織田軍2千500人 と言われている）-->

前田家の地元石川県は、1998年に「[[NHK大河ドラマ]]『[[加賀藩]]前田家』誘致推進委員会」を金沢市と発足し、誘致運動を推進してきた。放映中の2002年には、「加賀百万石博」を開催した<ref>『大河ドラマの50年』鈴木嘉一　中央公論新社2011年</ref>。前田家ゆかりの[[石川県]][[金沢市]]では、最終回には80%を越える驚異的[[視聴率]]を記録した{{要出典|date=2014年4月}}。また、オープニングテーマには金沢市に本拠を置く[[オーケストラ・アンサンブル金沢]]が起用された。

平均視聴率は22.1%、最高視聴率は27.6%（視聴率は[[関東地方|関東地区]]・[[ビデオリサーチ]]社調べ）<ref name="VR">[http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/03taiga.htm ビデオリサーチ NHK大河ドラマ 過去の視聴率データ]</ref>。

2006年度の大河ドラマ『[[功名が辻 (NHK大河ドラマ)|功名が辻]]』では、唐沢寿明が同じ前田利家役で一話のみ“再登場”している。

現在完全版の[[DVD]]が発売されており、[[NHKオンデマンド]]で本編放送回の視聴ができる。

== あらすじ ==
織田家家中で「槍の又左衛門」と言われた槍の名手で、尾張荒子の領主[[前田利春|前田利昌]]の四男・前田又左衛門利家（幼名・犬千代）は父の反対を押しきって信長に仕官し、[[稲生の戦い]]で手柄を挙げ早々に信長の親衛隊である赤母衣衆の筆頭になる。しかしその直後、信長の同朋の[[拾阿弥]]を切り信長から勘当される。2年間の放浪の末、美濃の猛将・足立六兵衛を討ち取り帰参が叶うが、出世競争では秀吉や[[明智光秀]]などに遅れをとる。[[賤ヶ岳の戦い]]では[[柴田勝家]]に味方した利家だが秀吉の信頼が厚く、以後秀吉の臣下となり豊臣政権随一の重臣として活躍する。そして秀吉の死後、天下人を目前にした矢先に病で亡くなってしまう。そして時代は徳川へと移っていくのだった。

== キャスト ==
=== 前田家 ===
*前田利家 - 唐沢寿明
*:主人公。百万石の天下を狙う。若いころは傾奇者で、幼名から「犬」と呼ばれた。
*:秀吉とはおおむね良好な関係を築いているが、朝鮮出兵には断固反対した。
*[[芳春院|まつ]] - [[山口美香]]→松嶋菜々子
*:もう一人の主人公。夫である利家を温かく見守る。
*孫四郎→前田利勝→[[前田利長]] - [[山田一樹]]→[[小野賢章]]→[[郭智博]]→[[伊藤英明]]
*:利家の嫡男。
*:少年時代は気が弱いところもあり、利家を悩ませた。
*前田利昌 - 菅原文太
*:利家の父。
*[[長齢院|たつ]] - 加賀まりこ
*:利家の母。
*[[前田利久]] - 三浦友和
*:利家の兄
*つね - 名取裕子
*:利久の妻。当初は利家たちと折り合いが良くなかったが、のちに和解。以後は利家を陰で支え続けた。
*[[前田利益|前田慶次郎]] - [[當間竣]]→[[村上雄太]]→及川光博
*:つねの子。利家に似て傾奇者。
*[[前田利玄]] - [[布川敏和]]
*:利家の兄。
*[[前田安勝]] - [[山西惇]]
*:利家の兄。
*[[佐脇良之]] - 竹野内豊
*:利家の弟。真面目な性格で、兄を支え続けたが、戦死した。
*ゆう - [[羽田美智子]]
*:良之の妻。
*[[前田秀継]] - [[内山昂輝]]→[[菅原加織]]
*:利家の弟<ref>撮影期間中に菅原加織が事故死したため、登場回数は少なかった。</ref>。
*[[篠原一元|篠原主計]] - [[下元史朗]]
*:まつの父
*たけの - [[大森暁美]]
*:まつの母。
*[[幸姫|幸]] - [[矢端吏結]]→[[青木千奈美]]→[[小島莉子]]→[[椋木美羽]]
*: 利家の長女。村井長種の妻
*蕭 - [[佐野日名子]]→[[吉谷彩子]]→[[藤後夏子]]→[[上原さくら]]
*: 利家の次女。中川光重の妻
*[[摩阿姫|摩阿・麻阿]] - [[尼子英和里]]→[[李里子]]→[[麗奈 (女優)|柳沢なな]]→[[佐藤藍子]]
*: 利家の三女。秀吉の側室。佐脇良之が比叡山にて拾った捨て子。
*[[豪姫|豪]] - [[梅澤美優]]→[[大田ななみ]]→[[斉藤千晃]]→[[須藤理彩]]
*:利家の四女。秀吉の養女。宇喜多秀家の正室
*与免 - [[平野萌香]]→[[中井さくら]]→[[片岡皇杏]]→[[秋定里穂]]
*:利家の五女
*又若丸→[[前田利政]] - [[石坂良磨]]→[[野村太一郎]]→[[成宮寛貴]]
*:利家の次男。
*[[春香院|千世]] - [[井上愛理]]→[[越智千恵子|河辺千恵子]]
*:利家の六女。
*[[隆興院|岩]] - [[森下涼子]]
*:利家の側室。
*[[寿福院|千代保]] - [[田畑智子]]
*:利家の側室。猿千代の母。
*[[前田利常|猿千代]] - [[田中麻佐志]]→[[阿部修也]]
*:利家の三男。生まれた時の経緯もあって利家とは1回しか会っていない。
*:利家の死後。兄である利長のもとを訪れ、兄を感心させる。
*[[永姫]] - [[水橋貴己]]
*:利長の正室・織田信長の娘
* 藉 - [[川野礼絵]]
*:利政の正室・蒲生氏郷の娘
*[[前田長種]] - 辰巳琢郎
*:前田家家臣。
*[[奥村永福|奥村家福]] - 中条きよし
*:前田家家臣。
*[[松樹院|安]] - 松原智恵子
*:家福の妻。
*村井長八郎→村井又兵衛→[[村井長頼]] - 的場浩司
*:前田家家臣。
*志づ - [[江口由起]]
*:長頼の妻。
*[[中川光重]] - [[関口知宏]]
*:前田家家臣。
*[[高山右近]] - [[沢村一樹]]
*:前田家家臣。
*[[小塚藤右衛門]] - [[二反田雅澄]]
*:前田家家臣。
*[[木村三蔵]] - [[長沢政義]]
*:前田家家臣。
*[[四井主馬]] - [[来須修二]]
*:前田家家臣。
*[[種村三郎四郎]] - [[高杉航大]]
*:前田家家臣。

=== 織田家 ===
*織田信長 - 反町隆史
*:利家の主君。「人間五十年」「で、あるか」が口癖。
*[[濃姫]] - [[石堂夏央]]
*:信長の正室
*[[生駒吉乃|吉乃]] - [[森口瑤子]]
*:信長の側室
*[[織田信忠]] - [[日野誠二]]
*:信長の嫡男
*[[織田秀信|三法師]] - [[大隅祐輝]]
*:信忠の嫡男
*[[土田御前]]→浄春→浄春尼 - [[高林由紀子]]
*:信長の母
*[[織田信行]] - [[大森貴人]]
*:信長の弟
*[[林秀貞|林通勝]] - [[山本晋也]]
*:織田家家臣
*[[佐久間信盛]] - [[田中健 (俳優)|田中健]]
*:織田家家臣
*柴田勝家 - 松平健
*:織田家家臣。利家とまつからは「親父様」と呼ばれ慕われている。
*[[お市の方|市]] - [[田中美里]]
*:浅井長政の妻・勝家の妻・信長の妹
*[[丹羽長秀]] - [[梅沢富美男]]
*:織田家家臣
*[[村井貞勝]] - [[苅谷俊介]]
*:織田家家臣。佐々成政の義父。
*[[池田恒興]] - [[渡辺裕之]]
*:織田家家臣
*[[明智光秀]] - 萩原健一
*:織田家家臣
*[[滝川一益]] - [[松井範雄]]
*:織田家家臣
*[[毛利良勝|毛利新介]] - [[川崎一馬]]
*:織田家家臣
*[[服部一忠|服部小平太]] - [[清水秀則]]
*:織田家家臣
*[[佐久間盛政]] - [[神尾佑|鈴木祐二]]
*:織田家家臣
*[[森可成]] - [[本田清澄]]
*:織田家家臣
*[[森成利|森蘭丸]] - [[ウエンツ瑛士]]
*:信長家臣。
*[[和田惟政]] - [[西村文男 (俳優)|西村文男]]
*:織田家家臣
*蒲生鶴千代→[[蒲生氏郷]] - [[高柳勇太]]→[[宇崎慧]]
*:織田家家臣
*[[不破光治]] - [[五木ひろし]]
*:織田家家臣
*[[不破直光]] - [[小林健]]
*:織田家家臣
*[[河尻秀隆]] - [[小川敏明]]
*:織田家家臣
*[[原長頼]] - [[小林久和]]
*:織田家家臣
*[[拾阿弥]] - [[出光秀一郎]]
*:織田家家臣。茶坊主で信長の寵愛を笠に好き放題に振る舞っていたが、度重なる侮辱が原因で利家に斬られてしまう。この一件で信長の怒りを買った利家は出仕を解かれ一時困窮した生活を送ることになる。
*[[桜木甚助]] - [[迫英雄]]
*:織田家家臣
*[[毛受勝照|毛受勝介]] - [[永島浩二]]
*:柴田家家臣
*[[中村文荷斎]] - [[長田昭彦]]
*:柴田家家臣

=== 豊臣家 ===
*日吉→木下藤吉郎→木下秀吉→羽柴秀吉→[[豊臣秀吉]] - [[香川照之]]
*:利家とほぼ同じ時期に信長に仕え始める。その後、立身出世を繰り返し、信長の死後に天下を統一する。しかし、その後は残虐な行動が目立つようになる。
*おね→[[高台院|北政所]] - 酒井法子
*:秀吉の正室
*茶々→[[淀殿]] - [[小口美澪]]→[[神崎詩織]]→[[瀬戸朝香]]
*:市の長女・秀吉の側室。おねからはあまり快く思われていない。
*なか→[[大政所]] - 草笛光子
*:秀吉の母。秀吉が出世する前は、野菜売りをしながら生活をしていた。
*:朝鮮出兵に対しては断固反対している。
*[[朝日殿|たえ]] - 八千草薫
*:おねの母
*[[京極竜子|松の丸殿]] - [[三浦理恵子]]
*:秀吉の側室
*[[円融院|おふく]] - [[山﨑千惠子]]
*:秀吉の側室
*[[三の丸殿|三の丸殿]] - [[石浜加奈恵]]
*:秀吉の側室
*拾→[[豊臣秀頼]] - [[猪腰真之介]]
*:秀吉の子
*三好秀次→[[豊臣秀次]] - [[池内万作]]
*:秀吉の甥
*[[上杉景勝]] - 里見浩太朗
*:五大老
*[[毛利輝元]] - [[大森啓祠朗]]
*:五大老
*[[宇喜多秀家]] - [[芦田昌太郎]]
*:五大老
*石田佐吉→[[石田三成]] - [[原田龍二]]
*:五奉行
*[[増田長盛]] - [[北見誠]]
*:五奉行
*[[長束正家]] - [[藤岡大樹]]
*:五奉行
*[[前田玄以]] - [[きくちとめお]]
*:五奉行
*浅野長吉→[[浅野長政]] - 加藤雅也
*:五奉行
*[[長生院|やや]] - [[林真里花]]
*:長政の正室・おねの妹
*[[蜂須賀正勝|蜂須賀小六]] - [[岩ゲント]]
*:秀吉家臣
*[[前野長康|前野勝右衛門]] - [[正希光]]
*:秀吉家臣
*[[脇坂安治]] - [[笠兼三]]
*:秀吉家臣
*[[加藤清正]] - [[松田敏幸]]
*:秀吉家臣
*[[福島正則]] - [[伊藤裕正]]
*:秀吉家臣
*[[加藤嘉明]] - [[浪花勇二]]
*:秀吉家臣
*[[細川幽斎|細川藤孝]] - [[千葉哲也]]
*:秀吉家臣
*[[細川忠興]] - [[黄川田将也]]
*:秀吉家臣・藤孝の子
*玉→[[細川ガラシャ|ガラシャ]] - [[中西夏奈子]]
*:忠興の妻、明智光秀の娘。
*[[金森長近]] - [[塩山義高]]
*:秀吉家臣
*[[孝蔵主]] - [[涼風真世]]
*:おね近侍の尼僧

=== 佐々家 ===
*[[佐々成政]] - [[山口祐一郎]]
*:信長に仕えて出世するが、秀吉の代で失脚、切腹を命じられた。
*:切腹に際して「お館様のところへ行くのが楽しみだ」と言い、利家を感服させる。
*[[慈光院 (佐々成政室)|はる]] - 天海祐希
*:成政の正室。村井貞勝の娘。
*[[ふく]] - 池内淳子
*:成政の母
*[[井口太郎左衛門]] - 丹波哲郎
*:成政家臣
*[[佐々松千代|松千代丸]] - [[野村虎之介]]→[[立原勇武]]→[[渋谷謙人]]
*:成政の子
*なつ - [[若山詩音]]→[[吉田桃花]]
*:成政の娘
*[[佐々成光|不破兼光]] - [[伊山伸洋]]
*:成政の養子・不破光治の子
*[[佐々政次]] - [[鳥木元博]]
*:成政の兄
*[[佐々政元|佐々平左衛門]] - [[堀正彦]]
*:成政家臣
*[[佐々吉勝|佐々清蔵]] - [[石川貴博]]
*:成政家臣
*てる→[[佐々輝子|輝子]] - [[林エリカ]]→[[川口真理恵]]
*:清蔵の妻・成政の娘

=== 徳川家 ===
*松平元康→松平家康→[[徳川家康]] - 高嶋政宏
*:信長・秀吉と同盟を結び、自らの天下を狙う。
*[[築山殿]] - [[つちだりか]]
*:家康の正室
*[[松平信康]] - [[関根豊和]]
*:家康の嫡男
*[[本多正信]] - [[中根徹]]
*:家康家臣
*[[本多忠勝]] - [[近童弐吉]]
*:家康家臣
*[[石川数正]] - [[能裕二]]
*:家康家臣

=== その他 ===
*[[足利義昭]] - [[モロ師岡]]
*:[[室町幕府]]十五代将軍。信長の後押しで将軍になるが、後に不和となり、将軍の座を追われた。
*[[浅井長政]] - [[葛山信吾]]
*:近江国小谷城城主。信長と同盟して市を妻に迎えるが、後に信長と敵対して敗れ、妻子を逃がして自害した。
*[[常高院|初]] - [[阿井莉沙]] - [[向井地美音]]）<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASG8C671XG8CUZVL005.html （ＡＫＢ的人生論）向井地美音　まずは殻を破らなきゃ]</ref>。
*:長政と市の次女・[[若狭]][[小浜藩]]の藩主[[京極高次]]の正室。
*[[崇源院|江]] - [[垣内彩未]]
*:長政と市の三女
*[[遠藤直経]] - [[温水洋一]]
*:浅井家家臣
* [[今川義元]] - [[佐々木睦]]
*: 駿河国守護。上洛の途上に桶狭間の戦いで信長に敗れて亡くなる。
*[[荒木村重]] - [[佐和タカシ]]
*:摂津国伊丹城城主
*[[伊達政宗]] - [[遠藤雅]]
*:陸奥国岩出山城城主
*[[真田昌幸]] - [[影山英俊]]
*:信濃国上田城城城主
*[[直江兼続]] - [[鈴木綜馬]]
*:上杉家家臣
*[[足立六兵衛]] - [[大八木淳史]]
*:斎藤家家臣。利家に討ち取られて亡くなる。
*[[大沢次郎左衛門]] - [[荒勢]]
*:斎藤家家臣
*[[大道寺政繁]] - [[島英司]]
*:北条家家臣
* [[今井宗久]] - [[林隆三]]
*: 堺の豪商で茶人。信長からは重用されたが、秀吉からはあまり重用されなかった。
*千宗易→[[千利休]] - [[古谷一行]]
*:堺豪商・茶人
*[[津田宗及]] - [[浅沼晋平]]
*:堺豪商・茶人
*[[山上宗二]] - [[桜木健一|櫻木健一]]
*:堺豪商・茶人
*[[施薬院全宗|施薬院]] - [[中村裕 (俳優)|中村 裕]]
*:医師
*[[暮松新九郎|金春新九郎]] - [[野村祐丞]]
*:能役者
*あら鹿 - [[高山善廣]]
*:力士。信長の前で力自慢の者を次々に倒し、信長に褒められる。

=== 架空の人物 ===
*うめ - 赤木春恵
*:まつの乳母
*えい - [[衣通真由美]]
*:柴田勝家の妻
*権太 - [[徳井優]]
*:尾張の呑み屋の主人
*氷見助右衛門 - [[村上ショージ]]
*:能登の国人
*守屋柏斎 - [[山田百貴]]
*:伊達家家臣
*さい - [[樺木資子]]
*とめ - [[増永裕子]]
*みち - [[神崎彩]]

== スタッフ ==
*原作・脚本・題字：[[竹山洋]]
*音楽：[[渡辺俊幸]]
*テーマ音楽演奏：[[NHK交響楽団]]、オーケストラ・アンサンブル金沢
*テーマ音楽指揮：[[岩城宏之]]
*演奏：[[コンサール・レニエ]]
*ヴァイオリン演奏：[[樫本大進]]
*時代考証：[[三鬼清一郎]]
*風俗考証：[[二木謙一]]
*建築考証：[[平井聖]]
*衣装考証：[[小泉清子]]
*殺陣・武術指導：[[林邦史朗]]
*馬術指導：[[田中光法]]、[[日馬伸]]
*所作指導：[[藤間蘭黄]]
*木彫り指導：[[大和宗雲]]
*茶道指導：[[鈴木宗卓]]、[[秋山宗和]]
*芸能考証：[[野村万蔵#八世野村万蔵|野村万之丞]]
*水引製作：[[津田剛八郎]]
*資料提供：[[東四柳史朗]]、[[瀬戸薫]]
*尾張ことば指導：[[芦沢孝子]]
*大坂ことば指導：[[浜口悟]]
*撮影協力：[[石川県]]、石川県[[金沢市]]、[[岩手県]][[江刺市]]、岩手県[[遠野市]]、[[山梨県]]、山梨県[[小淵沢町]]、[[愛知県]][[名古屋市]]、[[茨城県]][[伊奈町 (茨城県)|伊奈町]]、茨城県[[水海道市]]、茨城県[[霞ヶ浦町]]、[[愛知県]][[名古屋市]]
*語り：[[阿部渉]]アナウンサー、[[中條誠子]]アナウンサー（加賀百万石紀行）
*制作統括：[[浅野加寿子]]
*制作：[[安原裕人]]、[[佐野元彦]]
*美術：藤井俊樹、丸山純也、山内浩幹
*技術：大沼雄次、佐藤博
*音響効果：島津楽貴、畑奈穂子、西ノ宮金之助
*記録：福田陽子
*編集：徳島小夜子
*撮影：森本祐二、清水照夫、菱木幸司
*照明：中山鎮雄、根来伴承、佐野清隆、橋本勝
*音声：鈴木恒次、松本恒雄、本間法義、冨沢裕、嶋岡智子
*映像技術：中野朗、山本潤一、中寺貴史、木川豊、高橋佳宏
*美術進行：小林大介
*演出：[[佐藤峰世]]、[[田村文孝]]、[[鈴木圭 (NHK)|鈴木圭]]、[[伊勢田雅也]]、[[本木一博]]、[[井上剛 (演出家)|井上剛]]、[[土屋勝裕]]、[[梶原登城]]

== 放送 ==
=== 放送日程 ===
*第1回と最終回は1時間拡大版。
*第22回の放送は20:30～21:15。
*6月30日は[[2002 FIFAワールドカップ|日韓サッカーワールドカップ]]決勝戦のため休止。
*平均視聴率 22.1%（視聴率は[[関東地方|関東地区]]・[[ビデオリサーチ]]社調べ）<ref name="VR"/>。
{|class=wikitable style="text-align:center"
|-
!放送回!!放送日!!サブタイトル!!演出!
|-
|第1回||1月6日||婚約||rowspan="4"|佐藤峰世
|-
|第2回||1月13日||笄斬り
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|第3回||1月20日||出仕停止
|-
|第4回||1月27日||桶狭間の奇跡
|-
|第5回||2月3日||まつの大ぼら||rowspan="2"|鈴木圭
|-
|第6回||2月10日||祝言
|-
|第7回||2月17日||出世合戦開始!||伊勢田雅也
|-
|第8回||2月27日||猿は天才だぁ!?||鈴木圭
|-
|第9回||3月3日||明智病||rowspan="2"|佐藤峰世
|-
|第10回||3月10日||妻への小袖
|-
|第11回||3月17日||対決! 兄と弟||rowspan="2"|伊勢田雅也
|-
|第12回||3月24日||目指せ! 百万石
|-
|第13回||3月31日||まつの城||rowspan="2"|本木一博
|-
|第14回||4月7日||比叡山の赤ん坊
|-
|第15回||4月14日||良之、三方ヶ原に死す||佐藤峰世
|-
|第16回||4月21日||おねの子、豪姫||伊勢田雅也
|-
|第17回||4月28日||利家、大名出世||本木一博
|-
|第18回||5月5日||越前府中入城||rowspan="2"|佐藤峰世
|-
|第19回||5月12日||秘密同盟
|-
|第20回||5月19日||幸の婿どの||rowspan="2"|伊勢田雅也
|-
|第21回||5月26日||利勝の初陣
|-
|第22回||6月2日||女将軍||rowspan="2"|本木一博
|-
|第23回||6月9日||豪姫の母
|-
|第24回||6月16日||赤い星||井上剛
|-
|第25回||6月23日||光秀の悲劇||rowspan="2"|佐藤峰世
|-
|第26回||6月30日||本能寺の変
|-
|第27回||7月14日||夫婦の決心||rowspan="2"|田村文孝
|-
|第28回||7月21日||清洲犬猿合戦
|-
|第29回||7月28日||人質 麻阿姫||伊勢田雅也
|-
|第30回||8月4日||男泣き! 柴田勝家||rowspan="2"|本木一博
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|第31回||8月11日||賤ヶ岳の夫婦
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|第32回||8月18日||炎上、勝家と市||佐藤峰世
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|第33回||8月25日||金沢入城||田村文孝
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|第34回||9月1日||さよならの黒百合||伊勢田雅也
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|第35回||9月8日||末森城の決戦||本木一博
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|第36回||9月15日||さらさら越え||梶原登城
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|第37回||9月22日||真実（まこと）の男とは||佐藤峰世
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|第38回||9月29日||花衣||田村文孝
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|第39回||10月6日||成政切腹||伊勢田雅也
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|第40回||10月13日||鬼の淀どの||本木一博
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|第41回||10月20日||小田原攻め||佐藤峰世
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|第42回||10月27日||利休切腹||伊勢田雅也
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|第43回||11月3日||大政所の遺言||井上剛
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|第44回||11月10日||猿千代誕生||田村文孝
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|第45回||11月17日||利家 出仕拒否||佐藤峰世
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|第46回||11月24日||父子の名乗り||本木一博
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|第47回||12月1日||秀吉死す||土屋勝裕
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|第48回||12月8日||家康暗殺||伊勢田雅也
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|最終回||12月15日||永遠（とわ）の愛||佐藤峰世
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=== 総集編 ===
12月29日一括放送。
*前編「出世合戦」（19:20–20:45）
*後編「永遠の愛」（21:00–22:25）

== 脚注 ==
{{reflist}}

== 外部リンク ==
*[http://www.nhk-ondemand.jp/program/P201100071200000/index.html NHKオンデマンド 大河ドラマ　利家とまつ　加賀百万石物語](2015年1月31日まで)


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|表スタイル=width:80%;margin:1em auto;font-size:smaller
|放送局=NHK
|放送枠=大河ドラマ
|番組名=利家とまつ〜加賀百万石物語〜
|前番組=[[北条時宗_(NHK大河ドラマ)|北条時宗]]
|次番組=[[武蔵 MUSASHI]]
}}
{{大河ドラマ}}

{{DEFAULTSORT:としいえとまつ}}
[[Category:大河ドラマ]]
[[Category:2002年のテレビドラマ]]
[[Category:テレビドラマ連動データ放送]]
[[Category:NHK金沢|大]]
[[Category:NHK名古屋・豊橋|大]]
[[Category:石川県を舞台とした作品]]
[[Category:戦国時代 (日本)を舞台とした作品]]
[[Category:安土桃山時代を舞台とした作品]]
[[Category:江戸時代を舞台とした作品]]
[[Category:NHKオンデマンド配信番組]]
[[Category:加賀前田氏|作としいえとまつ]]