内宿駅
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内宿駅(うちじゅくえき)は、埼玉県北足立郡伊奈町内宿台三丁目にある、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の駅。同線の終点である。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅。1階には自動券売機、改札口(簡易Suica改札機併設)、売店兼駅窓口がある。
改札内コンコースとホームの間には、エレベーターが設置されている。
のりば
1・2 | ■伊奈線(ニューシャトル) | 丸山・大宮方面 |
- 1番線発の列車は平日の朝夕合計4本のみで、それ以外の列車はすべて2番線発である。
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は4,251人である。ニューシャトルの駅では大宮駅、鉄道博物館駅、加茂宮駅、今羽駅に次ぐ第5位。
開業以降の1日平均乗降人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
1990年(平成テンプレート:02年) | 935 |
1991年(平成テンプレート:03年) | 1,075 |
1992年(平成テンプレート:04年) | 1,209 |
1993年(平成テンプレート:05年) | 1,395 |
1994年(平成テンプレート:06年) | 1,476 |
1995年(平成テンプレート:07年) | 1,504 |
1996年(平成テンプレート:08年) | 1,595 |
1997年(平成テンプレート:09年) | 1,724 |
1998年(平成10年) | 1,787 |
1999年(平成11年) | 1,866 |
2000年(平成12年) | 2,095 |
2001年(平成13年) | 2,183 |
2002年(平成14年) | 2,245 |
2003年(平成15年) | 2,326 |
2004年(平成16年) | 2,454 |
2005年(平成17年) | 2,754 |
2006年(平成18年) | 3,105 |
2007年(平成19年) | 3,413 |
2008年(平成20年) | 3,739 |
2009年(平成21年) | 3,873 |
2010年(平成22年) | 3,985 |
2011年(平成23年) | 4,143 |
2012年(平成24年) | 4,251 |
駅周辺
「小針内宿」地区などを対象として、埼玉県によって行われた大規模な区画整理事業で造成された「内宿台」「西小針」地区が広がる。駅はここに建設される住宅地のために作られた様なもので、広い道路や住宅の整備は非常に進んだが、商業施設の進出は鈍い。駅前は更地のままの部分も多く閑散としている。駅前は2004年に区画整理の一環で整備が行われ、ロータリー設置、公衆トイレの改築、ベンチなどの設置が行われた。ロータリーには伊奈町循環バス「いなまる」北循環の停留所がある。
- 西側
- 西光寺
- 東側
- 伊奈町立小針北小学校
- 伊奈町町制記念公園
- 公園内に「バラ園」があることで、周辺市町からも来園者が多い。伊奈町は「バラの町・伊奈」を自称している。
- 埼玉県県民活動総合センター(当駅より無料送迎バスあり。一部羽貫駅経由。)
路線バス
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
内宿駅 | 伊奈町循環バスいなまる 北循環 |
新宿新田・羽貫駅・伊奈中央駅・伊奈町役場 | 総合センター | 協同観光バス | |
ミッドナイトアロー伊奈・内宿 | (内宿駅) | 東武バスウエスト | 深夜バス 降車専用(大宮駅発) 平日運転 |
延伸計画
当駅から北、熊谷駅方面の埼玉県警運転免許センター(鴻巣市)までニューシャトルを延伸する計画がある。しかし、当駅以北は同線を通すための設備が上越新幹線の高架にないため、実現は難しいとされている。また、当駅から圏央道沿いを通り、みなみ北本駅(仮称)まで延伸する構想もある[3]。
隣の駅
- 埼玉新都市交通
- 伊奈線
- 羽貫駅 - 内宿駅