伊東昭光
テンプレート:Infobox baseball player テンプレート:MedalTop テンプレート:MedalSport テンプレート:MedalGold テンプレート:MedalBottom 伊東 昭光（いとう あきみつ、1963年4月2日 - ）は、東京都江戸川区[1]出身の元プロ野球選手（投手）、プロ野球の指導者。
テンプレート:Byから東京ヤクルトスワローズの二軍監督を務める。
来歴・人物
中学時代リトルリーグの全日本のエースとしてアメリカに遠征[1]。帝京高校2年春（テンプレート:By）の第52回選抜高等学校野球大会では決勝戦まで勝ち進み、決勝戦では中西清起がエースの高知商業と対戦するが敗北して準優勝に終わる[1]。
社会人野球は本田技研に在籍。テンプレート:Byにエースとしてロサンゼルスオリンピック野球日本代表に参加し、金メダルを獲得する[1]。テンプレート:Byの日本選手権では本田技研の初優勝に貢献し、自身は4試合で完投し、防御率0.79の好成績を残し、MVPを獲得[1]。1985年のドラフト1位でヤクルトに入団。背番号は18。1年目から先発ローテーション入りし、2年目のテンプレート:Byに初の二桁勝利（14勝）を記録してチームの勝ち頭となる[1]。
3年目のテンプレート:Byは監督の関根潤三に故障の高野光に代わり抑えに抜擢され、この年開場した東京ドームでの開幕戦にてプロ初セーブを記録。18勝全てを救援にて記録し最多勝を獲得する[1]。この年は中日ドラゴンズの小野和幸も最多勝を獲得している事から規定投球回到達している投手とそうでない投手が揃って同じタイトルを獲得する珍しいパターンであり、規定投球回未満の投手が同タイトルを記録するのは史上初、またテンプレート:Byに下柳剛が達成するまでは唯一の記録であった。同年のオールスターゲームに出場。
テンプレート:Byには再度先発に復帰したが、同年自宅の階段で転倒して足を骨折というアクシデントに見舞われる。翌年も肩の故障で0勝に終わり、テンプレート:Byはプロ入り後初めてとなる一軍登板無し。テンプレート:Byに7勝をあげ復活し、10月10日の阪神タイガース戦で胴上げ投手になった。同年のカムバック賞を受賞する。テンプレート:Byには5年ぶりとなる二桁勝利チームトップの13勝をあげ、15年ぶりのチームの日本一に貢献した。その後も先発・リリーフを兼任しチームを支えた。テンプレート:By、5月17日 対読売ジャイアンツ6回戦にて吉村禎章の打った打球を利き腕の右手で止めダブルプレーには取ったものの右手は骨折（その日は打撲と診断されたが翌日に骨折が発覚）。全治二ヶ月の重症で離脱。この骨折により右手の握力が著しく低下してしまいこれが引退の遠因となった。テンプレート:By限りで現役引退[1]。
引退と同時にヤクルトの一軍投手コーチに就任[1]。打者出身監督の若松勉を補佐し、投手起用などは伊東が全面的に責任を持っていた。特にリリーフ投手陣の整備や育成には実績があり、石井弘寿・五十嵐亮太といった速球派を一本立ちさせた他、高津臣吾などベテラン投手の再生にも力を尽くした。チームのリリーフ陣を十二球団でも一、二を争う安定感のある存在に育て上げ、テンプレート:Byの優勝に大きく貢献した。コーチとしては非常に厳しい指導で知られ、若手投手に対する厳しい姿勢やコメントは有名である（なお、投手コーチ専任中は、一軍から投手生命を絶たれるような怪我が出なかった）。
テンプレート:Byから古田敦也が選手兼任監督となったのに伴ってヘッドコーチへ（成本年秀と共に、投手コーチ兼任）昇格し、古田を支える立場になった。兼任監督のヘッドコーチというほぼ前例の無い重い立場においては、自身もヘッドコーチと投手コーチの兼任という立場であることで、投手陣の整備や起用に専念出来なくなった事もあって苦戦も見られ、テンプレート:Byオフに古田と共に退団。しかしその経験を活かすことを期待し、テンプレート:By1月1日付で球団編成部へ転身した。テンプレート:Byより二軍投手コーチに復帰。2014年からは二軍監督[2]。
詳細情報
年度別投手成績
| テンプレート:By2 | ヤクルト | 34 | 17 | 2 | 0 | 0 | 4 | 11 | 0 | -- | .267 | 534 | 125.0 | 136 | 17 | 34 | 3 | 5 | 72 | 0 | 0 | 63 | 57 | 4.10 | 1.36 |
| テンプレート:By2 | 31 | 31 | 6 | 1 | 1 | 14 | 11 | 0 | -- | .560 | 842 | 196.0 | 211 | 26 | 58 | 5 | 6 | 87 | 1 | 1 | 106 | 93 | 4.27 | 1.37 | |
| テンプレート:By2 | 55 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 9 | 17 | -- | .667 | 509 | 122.2 | 120 | 10 | 25 | 3 | 4 | 72 | 4 | 0 | 46 | 43 | 3.15 | 1.18 | |
| テンプレート:By2 | 22 | 14 | 2 | 1 | 1 | 4 | 11 | 1 | -- | .267 | 468 | 101.2 | 126 | 9 | 43 | 7 | 3 | 43 | 1 | 0 | 66 | 57 | 5.05 | 1.66 | |
| テンプレート:By2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | -- | .000 | 45 | 9.1 | 13 | 3 | 5 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 8 | 8 | 7.71 | 1.93 | |
| テンプレート:By2 | 29 | 20 | 5 | 1 | 1 | 7 | 5 | 1 | -- | .583 | 594 | 146.0 | 130 | 15 | 44 | 2 | 4 | 85 | 0 | 0 | 52 | 45 | 2.77 | 1.19 | |
| テンプレート:By2 | 26 | 23 | 8 | 1 | 3 | 13 | 4 | 2 | -- | .765 | 721 | 173.2 | 162 | 20 | 45 | 1 | 6 | 94 | 2 | 0 | 69 | 60 | 3.11 | 1.19 | |
| テンプレート:By2 | 29 | 25 | 2 | 1 | 0 | 8 | 10 | 0 | -- | .444 | 701 | 155.2 | 176 | 20 | 70 | 5 | 7 | 73 | 2 | 0 | 92 | 84 | 4.86 | 1.58 | |
| テンプレート:By2 | 34 | 13 | 2 | 0 | 0 | 10 | 8 | 0 | -- | .556 | 434 | 100.2 | 109 | 16 | 30 | 2 | 2 | 38 | 1 | 0 | 55 | 49 | 4.38 | 1.38 | |
| テンプレート:By2 | 22 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | -- | .600 | 319 | 72.2 | 76 | 9 | 28 | 1 | 4 | 27 | 1 | 0 | 39 | 39 | 4.83 | 1.43 | |
| テンプレート:By2 | 9 | 7 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | -- | .750 | 165 | 39.2 | 43 | 5 | 7 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 19 | 19 | 4.31 | 1.26 | |
| テンプレート:By2 | 31 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | -- | .600 | 204 | 46.1 | 54 | 7 | 19 | 1 | 2 | 21 | 2 | 0 | 26 | 20 | 3.88 | 1.58 | |
| 通算：12年 | 325 | 160 | 27 | 5 | 6 | 87 | 76 | 21 | -- | .534 | 5536 | 1289.1 | 1356 | 157 | 408 | 30 | 46 | 632 | 14 | 1 | 638 | 574 | 4.01 | 1.37 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル
- 最多勝：1回 （1988年）
表彰
記録
- 初登板：1986年4月6日、対読売ジャイアンツ3回戦（後楽園球場）、7回裏1死に2番手で救援登板・完了、1回2/3を2失点で敗戦投手
- 初奪三振：同上、8回裏に有田修三から
- 初先発：1986年4月29日、対阪神タイガース4回戦（阪神甲子園球場）、4回0/3を2失点で敗戦投手
- 初勝利・初先発勝利：1986年5月21日、対阪神タイガース9回戦（阪神甲子園球場）、5回2失点
- 初完投勝利：1986年7月4日、対中日ドラゴンズ13回戦（浜松球場）、9回2失点
- 初完封勝利：1987年6月28日、対中日ドラゴンズ8回戦（明治神宮野球場）
- 初セーブ：1988年4月8日、対読売ジャイアンツ1回戦（東京ドーム）、7回裏に2番手で救援登板・完了、3回無失点
- 1000投球回数：1994年9月4日、対広島東洋カープ23回戦（広島市民球場）、1回裏3死目に達成 ※史上257人目
- オールスターゲーム出場：1回（1988年）
背番号
- 18 （1986年 - 1998年）
- 72 （1999年 - 2007年）
- 92 （2011年 - ）
関連項目
脚注
テンプレート:東京ヤクルトスワローズ テンプレート:Navboxes テンプレート:ロサンゼルスオリンピック野球日本代表
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