仙台市交通局

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テンプレート:Infobox 仙台市交通局(せんだいしこうつうきょく)は、宮城県仙台市内で公営交通事業(路線バス地下鉄)などを行う仙台市の地方公営企業の一つである。路線バス事業は「自動車部」、地下鉄事業は「高速電車部」に分かれている。仙台市ガス局・仙台市水道局同様、仙台市役所とは独立した庁舎を持っている。

沿革

詳細は各部の項を参照のこと

  • 1926年大正15年)11月25日、仙台市電気部電車課(当時)が市電を開業。
  • 1942年昭和17年)8月21日、仙台市街自動車を買収して市営バス営業を開始。
  • 1943年(昭和18年)11月20日、定義観光自動車、増東自動車(増東軌道の後身)、根白石自動車運輸、仙山自動車、港組を買収。
  • 1945年(昭和20年)8月19日、仙台市交通部に改組。
  • 1952年(昭和27年)10月1日、仙台市交通部を仙台市交通事業局に改称。
  • 1955年(昭和30年)9月16日、仙台市交通事業局を仙台市交通局に改称。
  • 1969年(昭和44年)4月1日、市電北仙台線廃止。
  • 1976年(昭和51年)4月1日、市電全線廃止。
  • 1987年(昭和62年)7月15日地下鉄南北線 八乙女 - 富沢間開業。
  • 1991年平成3年)4月25日、市電保存館開館。
  • 1992年(平成4年)7月15日、地下鉄南北線八乙女 - 泉中央間開業。
  • 2006年(平成18年)4月1日、バスロケーションシステム導入。白沢出張所の運転・車両管理業務を5年間の期限付きでジェイアールバス東北仙台支店に委託。
  • 2007年(平成19年)、地下鉄東西線工事の開始。地下鉄事業の案内名称を「仙台市地下鉄」に一本化。
  • 2008年(平成20年)4月1日、岡田出張所の運転・車両管理業務を5年間の期限付きで宮城交通に委託。
  • 2009年(平成21年)4月1日、七北田出張所の運転・車両管理業務を5年間の期限付きでJRバス東北に委託。
  • 2010年(平成22年)4月1日、新寺出張所開設。新寺出張所の運転・車両管理業務を5年間(東仙台営業所を委託する契約のうち、最初の2年間だけ部分的に委託するもの)の期限付きで宮城交通に委託。
  • 2011年(平成23年)6月1日、東仙台営業所の運転・車両管理業務を、新寺出張所の業務委託時開始時から含めた5年間の契約で宮城交通に委託。これに伴い、東仙台営業所配下にある七北田出張所が実沢営業所配下へ、新寺出張所が長町営業所配下へそれぞれ配置換。
  • 2012年(平成24年)4月1日、新寺出張所の運転・車両管理業務を、東日本大震災の影響で機能していない岡田出張所の機能と合わせる形で、暫定的に改めて宮城交通に委託。これに伴い、新寺出張所が長町営業所配下より霞の目営業所配下へ配置換(岡田出張所は、霞の目営業所配下)。
  • 2013年(平成25年)4月1日、霞の目分室開設。新寺出張所の運転・車両管理業務を、正式に宮城交通に委託開始。併せて霞の目営業所本所一部について、「霞の目分室」として同一地で独立させたうえで、別途宮城交通に委託。霞の目営業所本体の委託開始時点で霞の目分室との事業所振替を実施予定。
  • 2014年(平成26年)12月めど、地下鉄南北線にIC乗車カードicsca」を導入予定(2015年に、地下鉄東西線・仙台市営バス・宮城交通も導入予定)[1]
  • 2015年(平成27年)4月1日(ないしは、地下鉄東西線開通時点)、霞の目営業所の運転・車両業務を、霞の目分室との委託事業所振替の形で民間事業者に委託予定。
  • 2015年(平成27年)年度、地下鉄東西線 荒井 - 八木山動物公園間開業予定。

事業

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2007年7月22日 るーぷる仙台
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2006年2月11日 仙台市営バス一般路線車

組織機構

  • 交通局本庁舎(青葉区木町通1丁目)

高速鉄道部

自動車部

高速鉄道部・自動車部とも清掃・整備等一部業務を系列の仙台交通株式会社に委託している。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

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外部リンク

テンプレート:仙台市営バス
  1. ICカード乗車券「イクスカ」の利用開始時期が決まりました - 仙台市交通局、2014年1月23日