今里駅 (大阪市営地下鉄)

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テンプレート:駅情報 今里駅(いまざとえき)は、大阪市東成区大今里三丁目にある大阪市営地下鉄。交通の要衝である今里交差点に位置する。

2006年平成18年)12月24日の今里筋線の開業により、同線の終着駅かつ千日前線との乗換駅となった。

利用可能な鉄道路線

駅構造

千日前線・今里筋線それぞれ島式1面2線を有する地下駅である。改札口は千日前線ホーム南巽寄りに1ヶ所、同鶴橋寄りに2ヶ所、今里筋線ホーム側に1ヶ所あり、合計4ヶ所。鶴橋寄り改札(東側の方の改札)付近から今里筋線ホームへの連絡通路が延びている。千日前線ホームと今里筋線ホームは少し離れている。

当駅は、千日前線部分が日本橋管区駅に所属し、駅長が配置され、新深江駅小路駅を管轄しており、今里筋線部分が清水管区駅に所属し、鴫野駅の被管理駅である。

PiTaPaスルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券PiTaPaの項を参照)。

のりば

今里駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
千日前線ホーム
1 テンプレート:Color千日前線 南巽方面
2 テンプレート:Color千日前線 なんば阿波座野田阪神方面
今里筋線ホーム
1・2 テンプレート:Color今里筋線 緑橋蒲生四丁目太子橋今市井高野方面

利用状況

2012年11月13日に実施された調査の結果によると、乗車人員は10,607人、降車人員は10,072人で、両者を合わせた乗降人員は20,679人であった[1]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 乗車人員(人/日) 降車人員(人/日) 乗降人員(人/日)
1990年(平成2年) 10,325 9,870 20,195
1995年(平成7年) 9,106 8,550 17,656
1998年(平成10年) 9,333 8,839 18,172
2007年(平成19年) 9,909 9,651 19,560
2008年(平成20年) 9,970 9,660 19,630
2009年(平成21年) 9,926 9,381 19,307
2010年(平成22年) 10,003 9,610 19,613
2011年(平成23年) 10,182 9,624 19,806
2012年(平成24年) 10,607 10,072 20,679

特徴

千日前線の車庫である今里車庫が近接しているため、早朝などには車庫送り出しを兼ねた当駅始発列車が少ないながらも設定されている。2013年3月22日のダイヤまでは当駅を終着とする定期列車は設定されていなかったが、翌23日のダイヤ改正から野田阪神発の終電に限り、当駅を終着とする定期列車が初めて設定された[2]

なお、千日前線の車両は森之宮検車場(中央線と共用)の所属となっている。

今里検車区

今里駅の鶴橋寄り(市バスの東成営業所の地下)にあった。4両編成の25系を2編成収容できるものであったが、2011年に廃止された。なお、これとは別に今里駅の新深江寄りにも1線に4両編成の25系を2編成を収容できる引き上げ線がある。

駅周辺

ファイル:今里交差点01.jpg
駅真上の今里交差点

今里も参照。

なお、近鉄大阪線今里駅は当駅から東南東に800m程離れている。近鉄との乗り換えは千日前線 鶴橋駅が便利。

バス

最寄停留所は、地下鉄今里となる。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。

かつては、67A号系統東深江行や赤バス(東成環状)や近鉄バス枚岡線(60番:上本町六丁目 - 石切神社前)が発着していた。また千日前通りの今里交差点西側には東成車庫前停留所があり、22号系統の始発・終点として機能した。

歴史

  • 1969年(昭和44年)
    • 7月25日 5号線(現在の千日前線)の谷町九丁目・当駅間開通時に、終着駅として開業。
    • 9月10日 5号線が当駅から新深江まで延伸、途中駅となる。
  • 2006年(平成18年)12月24日 今里筋線が開業し、同線の乗換駅かつ終着駅となる。

隣の駅

大阪市営地下鉄
テンプレート:Color千日前線
鶴橋駅(S19) - 今里駅(S20) - 新深江駅(S21)
テンプレート:Color今里筋線
緑橋駅(I20) - 今里駅(I21)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox

テンプレート:大阪市営地下鉄今里筋線
  1. 路線別駅別乗降人員 2012年11月13日
  2. 大阪市営地下鉄でダイヤ改正 - railf.jp 交友社 2013年3月24日