井川駅
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井川駅(いかわえき)は静岡県静岡市葵区井川にある大井川鐵道井川線の駅である。標高は686mで、静岡県の鉄道駅では最も標高が高い。
駅構造
2面2線のホームを持つ地上駅。片方のホームは駅舎から見て左カーブを描いており、ホーム途中からは留置線が分岐している。この留置線のうち1線には、少なくとも1978年頃まではDB1形用の転車台が設置されていた[1]。
長いホームの手前で、堂平駅までの貨物線(とそれを利用したホーム)が右方向に分岐している。(こちらのホームはとても短く、5両ほどしか停車できない。そのため多客期はほとんど使用されない。また駅舎はこちらのホームに接して作られている。)
レンタサイクル(無人で、利用者は料金箱に200円入れる)は、機材の老朽化のため2006年に廃止された。
駅周辺
- おみやげ屋(駅隣接 地場産品の販売、軽食など)
- 井川ダム
- 井川湖
- 井川ダム展示館(入館無料 井川ダムの構造、歴史等)
- 静岡市立井川中学校
- 静岡市井川支所(井川本村)
- 静岡県道60号南アルプス公園線
接続交通機関
バス
- 井川地区自主運行バス
- 井川本村・小河内・白樺荘方面
- 大日・富士見峠・横沢方面
渡船
当駅と井川本村(旧井川村)との道のりは数kmあり、井川湖(井川ダム~井川本村間)には無料の渡し舟「赤石丸」(井川渡船)が運行されている。水位により運航を取りやめる場合がある他、常に水位が低くなる冬期は全面運休となる。
歴史
- 1959年(昭和34年)8月1日 - 開業。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 当駅 - 堂平間廃止により終着駅となる。
- 2008年(平成20年)5月29日 - 駅前の静岡県道60号南アルプス公園線で土砂崩れが発生。復旧工事のため駅付近から外への出入りが禁止されていた。同年8月上旬より暫定復旧している。
- 2011年(平成23年)7月21日 - 台風6号の影響で駅北側の沢より土砂崩れが発生。停車中の客車5両が埋まる。
隣の駅
脚注
参考文献
- ネコ・パブリッシング「RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線」ISBN 9784777052042
関連項目
テンプレート:大井川鐵道井川線 (廃止区間)- ↑ ネコ・パブリッシング「RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線」p26