三養基郡

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三養基郡(みやきぐん)は、佐賀県にある

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以下の町を含む。

歴史

現在の三養基郡の郡域は、肥前国三根郡(みねぐん)、養父郡(やぶぐん)、基肄郡(きいぐん)であった。1878年郡区町村編制法施行の際は3郡合同の郡役所が養父郡轟木村(後の鳥栖町。現鳥栖市)に置かれた。1896年3月26日の郡制施行の際、3郡は合併して三養基郡となり、郡役所は引続き鳥栖町に置かれた。郡名は三郡の頭文字を取ったものである。当時の郡域は、現在の鳥栖市全域も含んでいたが、市制施行に伴い鳥栖市東側の基山町が他の郡域(現上峰町及び現みやき町)から分断され飛地となった。

沿革

  • 1896年(明治29年)3月26日 - 三根郡・養父郡・基肄郡が合併し発足。(11村)
  • 1907年(明治40年)3月19日 - 轟木村が町制施行・改称し鳥栖町となる。(1町10村)
  • 1936年(昭和11年)2月11日 - 田代村が町制施行し田代町となる。(2町9村)
  • 1939年(昭和14年)1月1日 - 基山村が町制施行し基山町となる。(3町8村)
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 鳥栖町・田代町・基里村・旭村麓村が合併し、鳥栖市が発足、郡より離脱。(1町5村)
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 南茂安村・三川村が合併し、三根村が発足。(1町4村)
  • 1962年(昭和37年)5月1日 - 三根村が町制施行し三根町となる。(2町3村)
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 北茂安村が町制施行し北茂安町となる。(3町2村)
  • 1971年(昭和46年)4月1日 - 中原村が町制施行し中原町となる。(4町1村)
  • 1989年(平成元年)11月1日 - 上峰村が町制施行し上峰町となる。(5町)
  • 2005年(平成17年)3月1日 - 中原町・北茂安町・三根町が合併し、みやき町が発足。(3町)


明治22年以前 旧郡 明治29年3月26日 明治29年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和34年 昭和35年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
基肄郡 基山村 昭和14年1月1日
町制
基山町 基山町 基山町 基山町
田代村 昭和11年2月11日
町制
昭和29年4月1日
鳥栖市
鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市
基里村 基里村
養父郡 轟木村 明治40年3月19日
町制改称
鳥栖町
麓村 麓村
旭村 旭村
中原村 中原村 中原村 昭和46年4月1日
町制
平成17年3月1日
みやき町
みやき町
北茂安村 北茂安村 北茂安村 昭和40年4月1日
町制
三根郡 南茂安村 南茂安村 昭和30年4月1日
三根村
昭和37年5月1日
町制
三川村 三川村
上峰村 上峰村 上峰村 上峰村 平成1年11月1日
町制
上峰町

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