三菱・ミラージュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ミラージュMIRAGE )は、三菱自動車工業1978年3月から2002年8月まで製造・販売していた小型乗用車、および2012年4月からタイで生産・販売しているコンパクトカー[1][2]2002年までは、初代ミラージュ誕生と共にできたカープラザ店のみでの販売となっていた。また、欧州にはColtとして輸出されていた。

概要

初代(1978年-1983年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

歴史

  • マニュアルトランスミッションは、スーパーシフトと呼ばれる2速の副変速機を持つことが特徴であり、主変速機と合わせ、4×2速の8速として使用できた。ミラージュは、エンジントランスアクスルの配置の関係から、トランスアクスルへの入力をエンジン本来の回転方向と逆転させる必要があり、副変速機は、そのために設けられたギアを利用している。
  • 直線を基調としたシンプルでクリーンで(当時としては)日本車離れしたスタイリッシュなボディスタイルも特徴の一つである。このデザインは「青いリンゴ」のイメージから発想されたものと言われ、その黄緑色は黄色などとともにイメージカラーの一つでもあった。
  • ライト類やワイパーのスイッチはレバー式ではなく、インパネの左右にスライドスイッチ式のものを配置。マイナーチェンジでロータリー式となってステアリングコラムの左右に位置が変更され、2代目まで踏襲された。[補足 1]
1978年3月
  • 3ドアハッチバック発売。
1978年9月
  • 5ドアハッチバック発売。
1979年3月
1980年2月
  • 一部変更。
1980年7月
1980年10月
1980年11月
  • ミラージュボウル関連で、UCLAバージョンを発売。同校のスクールカラーにちなんだ青に黄帯のカラーリングとなる。
1982年2月
1982年8月
  • 4ドアサルーンと5ドアハッチバックにも1400ターボを追加。
1982年10月
  • 超廉価グレード「1200EXスペシャル」(3ドア69万8,000円)を発売。
1982年12月
  • 女性仕様車「1200ミッシー」(3ドア/4ドアセダン/5ドア)と「1400スーパーエディション」(4ドアセダンはMDエンジン搭載)をそれぞれ追加。
1983年2月

テンプレート:-

2代目(1983年-1992年)

(ハッチバック/セダン 1983年-1987年,バン/ワゴン 1985年-1992年) テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

歴史

  • プラットフォームは先代からのキャリーオーバー。スタイリングも初代モデルのイメージを色濃く残している。同時期に販売されていたトレディアやコルディアと同じようにリヤホイールアーチが台形状になっている。5ドアハッチバックはこの2代目が最後となる。
1983年10月
  • フルモデルチェンジで再びミラージュとなる。
1984年9月
  • マイナーチェンジでフロントグリルを日本人好みのデザインに。4×2スーパーシフトが廃止され、ターボモデル以外にも一部5速MTが追加される。
1984年12月
  • ターボモデルの廉価版「GT」が追加される。
1985年2月
  • ワゴン/バン発売[補足 2]。ワゴン/バンは3、4代目が登場した後も生産が継続され、1989年10月にマイナーチェンジが行われ、1992年5月にリベロが登場するまで生産が続けられた。
1986年2月3日
  • マイナーチェンジ。ガソリンエンジンは全車サイクロンエンジンに変更。またフロントターンシグナルランプの形状および位置変更、バンパーの大型化で車格感を向上。ボンネットにプレスラインが入る。
1986年5月
  • 1,500ccにサイクロンECIマルチエンジン搭載車を追加。 
1986年10月
  • 一部変更。車名もミラージュ・ナウに改める。3ドアにはイタルボランテデザインのステアリングとポルシェデザインのアルミホイールを標準装備した、若者向け3ドアX1Xシリーズと、エアコンパワーステアリング、フルカラードエクステリア・デビュー当時は上級グレードのみだったフルホイールキャップを標準装備とし、88万8,000円で新登場した3ドア1300マリオンをそれぞれ追加。マリオンはモデル末期の量販グレードになる。

テンプレート:-

3代目(1987年-1991年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

歴史

  • バブル景気の中で登場した3代目は同時期に登場したギャランを小さくしたデザインとなり、丸みを帯びたスタイルとなった。上述の通りワゴン・バンはモデルチェンジされず、2代目を継続。同時期にランサーも5ドアセダン版としてモデルチェンジしている。テレビCMは一貫して松任谷由実の楽曲を使用したことで有名で、コンサートツアーの冠スポンサーとなった。
1987年10月
  • 3ドアハッチバックのフルモデルチェンジ。基本グレードスイフト(初期型ではスーパートップと呼ばれる着脱可能な大型ガラスルーフを採用、後年はメーカーオプションになる)、女性を意識したファビオギャランGTOのMR以来の1,600ccの16バルブDOHCエンジン(4G61型エンジン、ターボ145馬力・NAは125馬力)を搭載したスポーティーモデルのサイボーグ[補足 3]が登場。また、他グレードではリヤサイドウインドウの部分が鉄板(ボディ色)で窓が無い2シーターモデル[補足 4]XYVYX(ザイビクス)が若干遅れて発表され、計4グレードが発表された。しかしザイビクスは不人気で最初のマイナーチェンジで廃止された。
1988年1月
  • 4ドアセダンのフルモデルチェンジ。VIE(ヴィー)、サイボーグファビオの計3グレード。ちなみに、海外ではこの4ドアセダンは「ランサー」として販売されていた。
1988年11月
  • 一部変更でスイフトに装着車が設定されたスーパートップはオプション化/AT車にはシフトロック機能を追加/充実装備スイフトXと1,600ccのDOHCエンジンを搭載したスイフトRを追加。
1989年9月
  • マイナーチェンジ。1,600ccの16バルブDOHCエンジン(4G61型エンジン、ターボ145馬力→160馬力)、1,500ccは12バルブ化されパワーアップ。フロントのスリーダイヤマークがシルバーに変更。
1990年10月
  • 一部変更。後席左右に3点式シートベルトを標準装備。

テンプレート:-

4代目(1991年-1995年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

歴史

  • 曲線のデザインになる。ボディタイプは今まで通り3ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類であるが、ランサーと同じプラットフォームでありながらフロントマスクやセダンの6ライトウィンドウ採用などランサーとの差別化が図られている。のちに世界最小の1,600cc V6・4カムOHC(片バンクあたりDOHC方式)エンジンを搭載した「ミラージュ6(-シックス)」(4ドアセダンのみ)が発売され、また、2ドアクーペ(実質的には2ドアセダン)のアスティも登場した。
  • また、マレーシアにおいてはプロトンによって、ミラージュがベースのサトリアおよび、ミラージュアスティがベースのプトラが販売されていた。
1991年10月
  • フルモデルチェンジ。従来車よりも曲面デザインが更に強調される。エンジンはSOHC12バルブ仕様が1,300ccが79馬力。1,500ccは省燃費仕様MVVで91馬力で5速MTのみの設定。10モード燃費では18.4km/Lを実現。3ドアにはギヤ比を落とした5速MTと組み合わされ10モード燃費では21km/Lを実現した。続いてDOHC 16バルブ仕様が1,500ccは電子制御キャブ仕様97馬力とECI(電子制御燃料噴射装置)仕様115馬力。1,600ccが145馬力。4ドアセダンには2,000ccターボディーゼルも設定。
  • バブル期に開発・発売されただけのこともあって内装の質感ではミラージュ歴代モデルの中でもクオリティは高かった。上級グレードには小型液晶ディスプレイ表示のオートエアコンが装備され更には4ドアには運転席電動シート標準装備車もあった。
1992年2月
  • V6 1600 DOHCエンジン搭載の4ドアセダン「ミラージュ6」追加。(ROYAL、VIE LIMITED、VIE SALOON)
1992年5月
  • 先々代のワゴン・バンが、ランサーベースのワゴン・バンであるリベロに統合される。
1992年10月
  • 一部変更。1,600ccのDOHCはMIVECエンジンを搭載して175馬力へパワーアップ。ホンダVTECに対抗した。[補足 5]1年振りに「サイボーグ」名が復活した。(CYBORG-R、CYBORG)4ドア車のマニュアル車にはMIVEC-MDエンジン(可変排気量システムにより低燃費を実現)も設定された。
1993年5月
  • 4ドアセダンを2ドア化した2ドアクーペアスティ発売。1,500ccのZと1,300ccのVの2車種のみで廉価グレードの「V」は100万円を切るリーズナブルさが受け、ヒット商品となった。限定車「サイボーグRS」発売。
1994年1月
  • マイナーチェンジ。エクステリアのフェイスリフトを受ける。MVVエンジン搭載車全車と3ドアの1,300ccに4速オートマチック車のJを追加。2ドアクーペのアスティに1,600ccのMIVECエンジン搭載の「RX」と3ドア1300「スーパーF」を追加。限定車「スーパーアスティ」発売。
1994年10月
  • 一部変更。内装を中心にコストダウンに伴う素材変更。ブロンズガラス→グリーンガラスに変更。
1995年5月
  • 3ドア1300に特別仕様車「ファビオ」を追加。

テンプレート:-

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

5代目(1995年-2000年)

歴史

  • 5代目はキープコンセプト。特にハッチバックとアスティは先代のイメージが強く残っているが更にハッチバックは独特のフォルムにもなっている。一方でセダンは再びランサー・ランエボⅣとプラットフォームを共有し、先代の6ライト化のような大掛かりな差別化は無くなり、グリル形状、クリアターンランプ採用とトランク部分のガーニッシュ不採用という違いのためスッキリとした印象となる[補足 6]。また、FTOと同じマニュアルモード付きのINVECS-IIを搭載したモデルも存在した。V6エンジン搭載車(セダン専用)は1,800ccに拡大されたものの、コスト削減のあおりを受けてメカニズム自体は24バルブでありながら2カムOHC方式(片バンクあたりSOHC方式)にグレードダウンを余儀なくされた。同時に、使用するガソリンがハイオクからレギュラーに変更された。
  • 1999年1月に発売されたミラージュディンゴは本モデルがベースではない。
1995年10月
  • セダン、ハッチバックのフルモデルチェンジ。
1995年12月
  • アスティのフルモデルチェンジ。
1996年10月
  • 一部改良。全車ABS&運転席エアバッグを標準装備化。
1997年7月
  • ハッチバックをベースにレトロ調のドレスアップを施したモダークを追加。
1997年8月
  • マイナーチェンジ。ヘッドランプが全車マルチリフレクター化。セダンはラジエターグリルがランサーと同じ大きさとなる。1,500cc SOHC MVVエンジン搭載車(セダン専用)が廃止。
2000年5月
  • 製造終了。ランサーと統合され、ランサーセディアとなる。後(2002年8月)にミラージュの名を冠していたディンゴが製造終了(後継モデルはコルト)すると、ミラージュという車名は一旦消滅した。また、ミラージュのために作られたカープラザ店は存在意義を失い[補足 7]、翌2003年には名称消滅に至った。

テンプレート:-

6代目(2012年-)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

歴史

  • 世界戦略車のコンパクトカーとして復活。なお、ヨーロッパでは商標上の理由(ゲンバラが既に使用している)から「スペーススター」の車名が使用されるが[3]、それ以外の地域では「ミラージュ」の車名で販売される。また、2012年8月に日本でも公式発表[4]となり、12年ぶりにミラージュが復活した。日本国内においてはCセグメントにあった先代ミラージュより1つ下の車格(Bセグメント)に当たり、コルトの実質的後継車となる。軽乗用車を除くエントリーモデルの役割を果たすべく先代のコルトよりもさらにダウンサイジング化が行われ、特に全幅は他の一般的なコンパクトカーより3cmほど小さく設計するなど、5ナンバー枠ぎりぎりのコンパクトカーを敬遠するユーザーの取り込みを意識した設計となっている。
  • 今回は、タイの現地法人「Mitsubishi Motors Thailand」にて、日本を含む全世界向けの全量が生産される。価格を落とすために、部品の現地調達率を70%以上にし[5][補足 8]、また軽量化のため高張力鋼板を従来のコルトと比較し、2割利用範囲を拡大。7%ほど軽量化をした[6]
  • コスト削減はパーツの大きさにまで及び、例えばヘッドライトのサイズは個性を演出するための重要なファクターと認識しつつ、部品メーカーから1つのパレットに1個でも多くのヘッドライトを納入してもらうべくパレットのサイズとヘッドライトのサイズのバランスをミリ単位で協議を重ねて決定した[7]。今回のためにバンコク郊外に新設された「タイ第3工場」では日本国内同様のクオリティゲート方式で生産され、タイ出荷前と日本陸揚げ後の2重の検査により高い品質を確保している[4]
  • 日本仕様では、軽量&高剛性ボディに1,000cc 3気筒DOHC12バルブ・MIVECエンジン(3A90型エンジン)と副変速機構付CVTINVECS-III」を搭載し、多岐にわたる軽量化や徹底的な空気抵抗・走行抵抗の低減を行った(Cd値は0.27を達成している)ことで、アイドリングストップシステム「AS&G(オートストップ&ゴー)」搭載車は27.2km/L(JC08モード、平成27年度燃費基準+20%達成)、非搭載車でも23.2km/L(JC08モード、平成27年度燃費基準+10%達成)の優れた低燃費を実現した。また、最小回転半径4.4mと前方の車両感覚がつかみやすい設計としたことで、取り回しのしやすさや運転のしやすさを追求。高効率パッケージの採用により大人5人でも十分な居住空間と日常生活に不足のない荷室容量を確保した。車両本体価格は99.8万円から128.8万円[8]に設定されており、購入しやすくしている[4]
  • 日本での発売当初、三菱自動車は2012年度内の目標販売台数を30,000台としていた。しかし実際の販売実績は半分の15,000台強にとどまった。東洋経済オンラインでは、その理由を「先進国における環境対応車」と「新興国におけるエントリーカー」の二足のわらじを履かせようとした点にあるという見方を示している[9]
2011年3月
2011年11月30日
  • 第42回東京モーターショーにてコンセプトグローバルスモールの市販モデルが「ミラージュ」の車名で発表された。
2012年3月1日
2012年3月28日
2012年6月26日
  • 日本国内向けの受注を開始[11]
2012年6月29日
  • ティザーサイト公開。
2012年8月1日
  • 日本仕様を公式発表[4]。グレード体系は運転席&助手席SRSエアバッグ、EBD付ABS、キーレスエントリー、全席パワーウィンドウといった基本装備を備えながら100万円を切る99.8万円に設定した廉価グレードの「E」、AS&G(オートストップ&ゴー)に加え、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/テールゲート)、電動格納式リモコンドアミラー(カラード)、タコメーター付メーターパネル、フルオートエアコン、ヒルスタートアシスト、ブレーキアシスト等を追加した充実グレードの「M」、ワッフル調ニットのシート生地、シルバーアクセント、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム、イモビライザー、オートライトシステムを追加し、快適性を高めた最上級グレードの「G」の3グレードが用意され、2WDのみの設定、全車オーディオレス仕様となる(「M」・「G」は2スピーカー装備)。ボディカラーはレモネードイエローメタリック、ポップグリーンメタリック、カシスパープルメタリック(同色は日本仕様専用)を含む8色を設定した。
2012年8月31日
  • 日本国内で販売開始。
2013年10月17日
  • フィリピンにて、5人乗りセダンモデル『ミラージュG4』(『アトラージュ』の同型車種)を発表。エンジンは、1,200ccを搭載。当面は、タイ製の車両を輸入するが、将来的にミツビシ・モーターズ・フィリピンの工場でも製造する予定[12]
2013年10月24日
  • 一部改良[13]。既存の「E」と「M」の中間グレードである「S」を追加。「E」の装備内容に加え、99%UVカットガラス(フロントドア)、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/テールゲート)、2スピーカー(フロントドア)、リバース連動リアオートワイパー、フルホイールキャップなどが追加され、ドアミラーは電動格納式リモコン(カラード)に、ドアハンドルはカラードにそれぞれグレードアップしつつ、購入しやすい価格に設定。併せて、99%UVカットガラス(フロントドア)を「M」・「G」にも標準装備するとともに、全グレードに設定のセットオプション「SRSサイド&カーテンエアバッグ(「安心パッケージ」とのセット装着のみ)」にリアシート上下調節式ヘッドレスト(中央席)を追加。さらに、廉価グレードの「E」には、ビジネスカーとしての用途を高めるための装備を追加して「S」に準じた装備内容(ただし、パンクタイヤ応急修理キットを非装備とする替わりに、スペアタイヤ&スチールホイールとジャッキを装備)とした「ビジネス向けパッケージ」を設定した。さらに、2006年から当社のハッピードライブアンバサダー(大使)を務めるハローキティの40周年を記念して、リボンをあしらった専用ホイールカバー、専用リアエンブレム、専用デカール、ハローキティ柄のシートカバー(全席)、オープントレイアクセントマットをセットにしたサンリオとの共同開発によるパッケージオプション「ハローキティ40thアニバーサリーパッケージ」を設定し、ハローキティの誕生日である同年11月1日に400セット限定で販売することを発表。このオプションを設定した場合、「ハローキティ プレミアムグッズ(クッション、マスコット、車検証カバー)」が進呈される。
2014年8月7日
  • 一部改良[14]。車両の横滑りを抑えて走行を安定させるアクティブスタビリティコントロール(ASC)、坂道発進時の車両の後退を防ぐヒルスタートアシスト、緊急時のブレーキ踏力を補助するブレーキアシストを従来のグレード別装備(標準装備又はメーカーオプション設定)から全車標準装備となり安全面を強化。さらに、メーカーオプションの寒冷地仕様に運転席&助手席シートヒーターを追加。廉価グレードの「E」は従来メーカーオプション設定だった運転席ハイトアジャスターを標準装備化した。

基本グレード

グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式 燃費
E 2012年8月 - 3A90(MIVEC) 直列3気筒DOHC12バルブ 999cc 69ps/6000rpm 8.8kg・m/5000rpm CVT 2WD 23.2km/l
S 2013年10月 -
M 2012年8月 - 27.2km/l
G

車名の由来

  • ミラージュ - フランス語で神秘、ロマンチック。または、英語蜃気楼の意味。初代モデルの命名当時には、ダッソーのミラージュ戦闘機(ちなみにこちらもフランス語で幻影あるいは蜃気楼)とイメージが重複することへの危惧もあったが、語感からそれを連想した一般消費者は僅かしかいなかった。
  • アスティ - 英語のASTIR(活気ある)からの造語。

ランサーとの関係

  • 1982年、ミラージュのマイナーチェンジと共にランサーフィオーレが発売される。
  • 1988年にランサーEXとフィオーレが統合された後もランサーとの姉妹車関係が続いた。

日本国外での販売

テンプレート:-

補足

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 3代目以降は一般的なレバー式となった。
  2. バンはギャランΣエステート/エテルナΣエステートの後継も兼ねている。
  3. 趣味性の強いホットハッチであったが、国内での1,600ccのDOHCを搭載した各社の3ドアのホットハッチ(FX-GTパルサーミラノX1ツインカムシビックSiファミリアスポルト16)の中ではミラージュが最後発となったがシビック以外は不人気のため、後で量販グレードのスイフトに1,600ccのDOHCエンジンを搭載したスイフトRを追加して価格を引き下げたが起爆剤にはならなかった。
  4. イギリスではこのような仕様のボディは税金が安く、イギリス向けには他社にもこのような仕様のボディを持つ物が存在した。
  5. 日本国内での1,600ccホットハッチはシビック以外は何故か不人気でミラージュも例外ではない
  6. なお、輸出仕様はフロントマスクがランサー同様のものとなっている。
  7. ディンゴと同時にやはりカープラザ店専売車種だったRVRも生産終了し、専売車種はギャランの兄弟車のアスパイアのみとなった。
  8. 但し、現地調達の難しい電装品に関しては日本から輸入している。

出典

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:三菱車種年表 (初期) テンプレート:三菱車種年表

テンプレート:自動車
  1. 【東京モーターショー11】三菱 ミラージュ …ブランド復活のわけはコンセプトの一致Response.、2011年11月10日閲覧
  2. 【東京モーターショー11】三菱 ミラージュ …低価格でもがっかりしないデザインResponse.、2011年11月10日閲覧
  3. Mitsubishi Space Star
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』を日本で発売 - 三菱自動車工業 プレスリリース 2012年8月1日(2012年8月5日)
  5. 三菱自動車「ミラージュ」、現地調達率は70%強 - 日経BP 2012年08月02日
  6. [http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120801_550587.html CarWatch 2012年8月1日
  7. 【三菱 新型ミラージュ 発表】物流にまで踏み込んだデザインカービュー2012年8月10日
  8. 消費税率の変更に伴い、2014年4月以降は104.976万円から135.864万円
  9. テンプレート:Cite web
  10. 10.0 10.1 テンプレート:Cite web
  11. 新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』、日本での予約注文を受付開始 - 三菱自動車 2012年6月25日
  12. テンプレート:Cite news
  13. 『ミラージュ』に新グレード「S」を設定するとともに全車を一部改良 - 三菱自動車工業 プレスリリース 2013年10月24日
  14. 『ミラージュ』を一部改良して発売 - 三菱自動車工業 プレスリリース 2014年8月7日