三才駅
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三才駅(さんさいえき)は、長野県長野市大字三才字念仏塚にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。単線区間にある駅であり、列車の行き違いが頻繁に行われる。跨線橋ではなく、地下道を通って移動する。
長野駅管理の業務委託駅で、長鉄開発が駅業務を受託しており、自動券売機・みどりの窓口(営業時間 7:30 - 18:00 ※ただし途中休止時間あり)が設置されている。夕方から朝までは無人となる。
当駅では駅名にあやかって三歳(三才)を迎えた子供を連れてくる観光客が多い。JR線の駅では珍しく硬券入場券をみどりの窓口で発券する。大人用・子供用セットで210円。付いてくる台紙には駅スタンプを押すためのスペースがある。
のりば
1 | テンプレート:Color信越本線(下り) | 豊野・妙高高原・高田・直江津方面 |
テンプレート:Color飯山線 | 豊野・飯山・戸狩野沢温泉・十日町・越後川口方面 | |
2 | テンプレート:Color信越本線(上り) | 長野方面 |
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は1,542人であった。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 1,877 |
2001 | 1,811 |
2002 | 1,746 |
2003 | 1,701 |
2004 | 1,635 |
2005 | 1,570 |
2006 | 1,484 |
2007 | 1,480 |
2008 | 1,509 |
2009 | 1,482 |
2010 | 1,481 |
2011 | 1,468 |
2012 | 1,496 |
2013 | 1,542 |
駅周辺
駅周辺は郊外住宅地であるが学校がいくつかあり、朝夕は通学・帰宅途中の学生で賑わう。
バス路線
駅前の県道上に長電バスと長野市営バスの三才駅バス停がある。なお、三才駅始発・終着便は駅前ロータリーに入る。
長電バス
- 2 三才線
- 3 浅川西条・市民病院線(平日のみ・本数希少)
- 4 マユミダ・三才線
- 長野駅 - 権堂 - 檀田 - 三才駅 - 市民病院 - 柳原
長野市営バス
- 豊野線
歴史
- 1958年(昭和33年)1月8日 - 国鉄の停車場として開業(当初、飯山線の普通列車のみが停車し信越本線の全列車は通過していた)。
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 長野工業高等専門学校(1963年開校)の生徒が通学に利用し乗降客が増えたことから、駅に昇格。飯山線、信越本線双方の列車が停車するようになった。
- 1981年(昭和56年)6月29日 - 長野駅20:49発戸狩行き下り普通列車が駅員のポイント不転換と信号無視が原因で安全側線に進入し、土手に乗り上げる事故が発生[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年) - JR東日本グループの株式会社しなのエンタープライズに業務委託化。
- 2009年(平成21年)7月27日 - 改札外に記念撮影用駅名板新設。これにより駅構内に入らずに記念撮影をすることが可能になった。
- 2015年(平成27年)春(予定) - 北陸新幹線金沢延伸全線開業に伴い、しなの鉄道に移管。
その他
- 以前創価学会が、この駅のホームで子供と駅名板を撮影した写真が登場するテレビCMを放送していたことがある。
- 2008年3月9日には三越名古屋栄店専門店館「ラシック」開業3周年(3歳)と、この三才駅を引っかけたラシックの広告が掲載された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color信越本線・テンプレート:Color飯山線
- テンプレート:Color快速「妙高」・テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:飯山線- ↑ 信濃毎日新聞1981年6月30日朝刊