リリコンのソースを表示
←
リリコン
移動先:
案内
、
検索
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
要求した操作を行うことは許可されていません。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
'''リリコン'''(Lyricon)は、[[管楽器]]を模した[[電子楽器]]の一種である。 == 概要 == リリコンは[[1970年代]]に[[アメリカ合衆国|米国]]で開発された[[アナログシンセサイザー]]を用いた[[電子楽器]]で管楽器と同様の吹奏楽器である。Lyriconという名称は米国コンピュトーン社(''Computone Inc.'' )固有の商品名で、'''Lyri'''cal+'''Con'''trolの造語。電子楽器で一般的な[[キーボード_(楽器)|キーボード]]による演奏とは異なり息遣いによる繊細な演奏が可能だったが、高額でセッティングが煩雑なこともあってあまり普及せず、最終的にメーカーが倒産して製造中止になった。現在は中古品が取引されるのみである。後に[[ヤマハ]]がコンピュトーン社の[[特許]]を買い取り、[[MIDI]]規格に対応した[[ヤマハ・WXシリーズ|WX7]]を開発した。[[AKAI professional]]などでもニール・スタイナーのEVI、EWIのライセンス製造([[AKAI EWIシリーズ]])を行い、この種の楽器を総じて[[ウインドシンセサイザー]]と呼ぶ。 リリコンは[[リード (楽器)|リード]]を持つ管楽器であり、形状は[[ソプラノ]][[サクソフォーン|サックス]]に似ているが、[[クラリネット]]などとは異なり、リードは発音体ではなく演奏者の唇の圧力をリップセンサーに伝える役割を果している。またキーも電気スイッチであり、一般的な管楽器の様に穴の開閉を行うわけでは無い。さらに吹き込んだ息の圧力を検知するブレスセンサーが付いている。リリコンは管の末端から伸びたケーブルで[[シンセサイザー]]に接続され、リップセンサー、ブレスセンサー、キーの状態の情報を元に[[オシレータ]]からの[[ビープ音|発振音]]を加工して演奏する。一般的なセッティングとして、リップセンサーの情報をVCO、ブレスセンサーの情報をVCFとVCA、キーの状態をVCOに入力することで、シンセサイザーの音源を管楽器のアーティキュレーションで演奏することができる。 当初発売されたリリコンI、リリコンIIには音源として専用のシンセサイザーが付属しており、独特な味わいのある音色が得られた。後に当時の一般的なシンセサイザーを外部接続するコントローラーとして、ウインドシンセサイザードライバーが発売された。 == 有名な演奏者 == リリコンを多用していた当時のミュージシャンは、[[ジャズ]]・[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]系のサックス奏者である[[トム・スコット (ミュージシャン)|トム・スコット]]、[[ウィンダム・ヒル・レコード]]に所属していたシャドウファックスのチャック・グリーンバーグが挙げられる。トム・スコットは、スティーリー・ダンの「麗しのペグ」でリリコンを演奏している。日本ではザ・スクエア(現[[T-SQUARE]])のサックス奏者、[[伊東たけし]]が使用したことで一躍有名になった。リリコンを使用したT-SQUAREのナンバーに「[[OMENS OF LOVE]]」(アルバム『[[R・E・S・O・R・T]]』収録)、[[F1グランプリ]]のテーマ曲に採用され有名となった「[[TRUTH]]」(アルバム『TRUTH』収録)などがある。 == 関連項目 == * [[ウインドシンセサイザー]] * [[ヤマハ・WXシリーズ]] * [[AKAI EWIシリーズ]] {{DEFAULTSORT:りりこん}} [[Category:電子楽器]] [[Category:管楽器]] [[Category:シンセサイザー]]
リリコン
に戻る。
案内メニュー
個人用ツール
ログイン
名前空間
ページ
議論
変種
表示
閲覧
ソースを表示
履歴表示
その他
検索
案内
メインページ
コミュニティ・ポータル
最近の出来事
新しいページ
最近の更新
おまかせ表示
sandbox
commonsupload
ヘルプ
ヘルプ
井戸端
notice
bugreportspage
sitesupport
ウィキペディアに関するお問い合わせ
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
特別ページ
ページ情報