リヤド

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テンプレート:世界の市 リヤド(Riyadh, アラビア語:الرياض ar-Riyādh, アッ=リヤード)は、サウジアラビア首都アラビア半島中央部のナジュド地方に位置する内陸都市で、都市的地域の人口は474万人である。サウジアラビア王国建国以前からサウジ王家であるサウード家の本拠地としてワッハーブ主義運動の中心になってきた。中東有数の世界都市であり、アメリカのシンクタンクが2014年に発表した世界都市ランキングによると、世界第65位の都市と評価されている。

歴史

18世紀にサウード家の第一次サウード王国の支配下に入ったリヤドは、1818年エジプトムハンマド・アリーの軍により本拠地ディルイーヤを破壊されたサウード家が移転したことにより、歴史に名が残るようになった。

サウード家はここで第二次サウード王国を興すが、リヤドは1892年にはサウード家に敵対するテンプレート:仮リンクジャバル・シャンマル王国)の手に落ちた。1902年、サウード家を復興したアブドゥルアズィーズ・イブン=サウードがラシード家からリヤドを奪還して以降はナジュド地方の政治的中心となり、1932年にサウジアラビア王国の首都に定められた。

もともとリヤドは内陸の小都市でサウジアラビア建国以前は数万人が居住するに過ぎなかったが、第二次世界大戦後石油がサウジアラビアに還流するようになると急速に発展し、アラビア半島最大の都市へと変貌を遂げた。

地理

気候はケッペンの気候区分では砂漠気候に属する。年降水量は約135mmである。

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交通

航空
高速道路

脚注

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外部リンク

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