ユニットコム

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ファイル:Melonbooks Osaka Nipponbashi 2009.JPG
奥のビルはユニットコム本社ビル(旧アロシステム本社ビル)
左に「パソコン工房」の看板の見えるビルがユニットコムの登記上の所在地

株式会社ユニットコム(英文名称:UNIT.COM INC.)は、パソコンショップチェーン展開している、日本の準大手パソコン小売業者。

歴史

「アロシステム株式会社」として設立され「パソコン工房」を展開していたが、後年、「TWO TOP」を展開する株式会社フリーウェイ(並びに子会社の株式会社ツートップ)、「フェイス」を展開する株式会社フェイスを合併した関係で、歴史が非常に複雑となっている。[1]

沿革

フリーウェイ/フェイス→(旧)ユニットコム

  • 1988年 - 株式会社フリーウェイ設立。
  • 1993年 - フリーウェイが「TWO TOP」を展開する子会社として株式会社ツートップを設立。
  • 1996年 - フリーウェイが、子会社株式会社ツートップを吸収合併。
  • 1998年10月 - 株式会社フェイス設立。フリーウェイの当時の専務、TWO TOP秋葉原本店店長らによる独立。
  • 2000年6月 - フリーウェイが民事再生法の適用を申請し事実上倒産。その後間もなくキョウデンの傘下に入る。
  • 2002年11月 - キョウデンがフリーウェイ(ツートップ)を清算し、新設のツートップ株式会社に売却。
  • 2002年11月 - キョウデンがフェイスにツートップ株式会社を売却(フェイスがツートップを吸収合併)。
  • 2003年8月 - 株式会社フェイスが「株式会社ユニットコム」に商号変更。

アロシステム→ユニットコム

  • 1990年 - パソコン周辺機器メーカーの株式会社アイシーエムの子会社としてアロシステム株式会社が設立(当初はコンピューターソフトウェア開発会社)。
  • 1995年11月 - アロシステムが「パソコン工房」の展開を開始。
  • 1996年6月 - アロシステム、アイシーエムから独立(のちにアイシーエムは自己破産)。
  • 2003年10月 - アロシステム、株式会社ユニットコムを傘下に収める。
  • 2004年10月 - アロシステムがユニットコムを吸収合併。
  • 2005年8月 - PCジャパン(仮)設立発表 (株式会社MCJ、アロシステム株式会社、株式会社シネックス)
  • 2007年5月 - 株式会社MCJの完全子会社になる。
  • 2007年9月 - 関連通販サイト 「パソコン工房」より、2,935人分の顧客の名前、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、会社名を流出させる[2]
  • 2007年10月 - 社名の「システム」が現状の業務実態にそぐわないことからアロシステム株式会社が「株式会社ユニットコム」に商号変更。
  • 2010年9月 - 関連通販サイト 「フェイスインターネットショップ」 「ツートップインターネットショップ」より、顧客のクレジットカード情報 74,048件及び個人情報180,074件を流出させる。
  • 2012年4月 - グッドウィル子会社が運営してきたパーツショップ「PC DIY SHOP FreeT」の事業を社員・スタッフを含めて継承し運営を開始。
  • 2012年6月 - グッドウィルを子会社化。
  • 2012年6月 - パソコン製造子会社のアイシーエムカスタマーサービスを吸収合併。
  • 2012年10月 - グッドウィルを吸収合併。
  • 2013年3月 - 秋葉原地区店舗のブランドを「BUY MORE」へ統合。

ショップブランド

  • パソコン工房
  • Faith(フェイス)
  • TWOTOP
  • FreeT(フリート)
  • グッドウィル

セキュリティ事故

大規模なセキュリティ事故を2007年9月と2010年9月の二度発生させている。特に2010年9月の事故はほぼ全会員のクレジットカードを含む個人情報を流出させる大事故となった[3]

脚注

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外部リンク

テンプレート:パソコンショップチェーン

テンプレート:Asbox
  1. 株式会社ツートップとツートップ株式会社は別の会社。また、千葉で登記した「株式会社ユニットコム」という会社は2001年4月から2004年12月までにも存在しているが、2004年12月から「株式会社グランドユニット」へ商号変更した。
  2. テンプレート:Cite web
  3. 弊社通販サイト「フェイスインターネットショップ」「ツートップインターネットショップ」への不正アクセス発生のご報告とお詫び