メトロポリタンホテルズ

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メトロポリタンホテルズは、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのホテルチェーン(JR東日本ホテルズ)のシティホテルチェーンである。JR東日本のターミナル駅から近い場所に立地するのが大きな特徴である。

東日本旅客鉄道のホテル事業再編に伴い、東京地区の各ホテル運営企業(ホテルメッツチェーン含む)は2006年度までに日本ホテルと合併した。

ホテル一覧

東京地区(日本ホテル運営)

ホテルメトロポリタン
ホテルメトロポリタンエドモント
東京ステーションホテル
  • 東京駅丸の内口
  • 東京駅丸の内側駅舎内に1914年に開業した、JRホテルグループの宿泊施設としては奈良ホテルに次いで古くから存在するクラシカルホテルである。関東地区のメトロポリタンホテルズ・ホテルメッツチェーンの運営を担う日本ホテルは、元々このホテルの経営会社として設立されたものである。
  • 東京駅の再開発により2006年3月末をもって一時休業となり、改装工事終了後の2012年10月3日に新たな装いで営業再開。
ホテルメトロポリタン丸の内

その他地域

主にJR東日本管内の新幹線が停車するターミナル駅に設けられている。

日本ホテルへの再編

東京地区のメトロポリタンホテルズ・ホテルメッツチェーンは、JR東日本の方針によりホテル事業の会社が統合されている。
2004年(平成16年)4月に、メトロポリタンプラザ運営のプラザ事業本部を会社分割により分離して、ホテル運営専業となり「株式会社ホテルメトロポリタン」に商号変更された。2005年(平成17年)4月に他のJR東日本グループのホテルと所有・経営部門を統合。ホテルメトロポリタンの運営部門を会社分割で分離して、新・「株式会社ホテルメトロポリタン」を設立。旧・「株式会社ホテルメトロポリタン」と、株式会社「ホテルエドモント」、「日本ホテル」株式会社が合併し、ホテル所有・経営の会社「日本ホテル株式会社」となり、旧・「株式会社ホテルメトロポリタン」が商号変更され存続会社となった。

2007年(平成19年)4月にさらなる再編が行われた。運営会社として存続していた「株式会社ホテルメトロポリタン」・「株式会社ホテルエドモント」・「株式会社東京ステーションホテル」・「メッツホテルアンドレストラン株式会社」を経営会社である「日本ホテル株式会社」に吸収合併する形で解散させ、首都圏のホテルの経営・運営すべてを日本ホテル株式会社一社体制で行うようになった。

ホテルメトロポリタンの運営会社を遡れば、「池袋ターミナルホテル株式会社」として1981年昭和56年)11月に設立されている。1985年(昭和60年)に開業し、翌1986年(昭和61年)に「池袋ターミナルビル株式会社」に商号変更された。これは、池袋駅メトロポリタン口に建設されるメトロポリタンプラザ(商業施設・オフィスの複合ビル)も運営するためであった。

関連項目

外部リンク

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