マミーマート

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マミーマート仁戸名店
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マミーマート松風台店
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マミーマート南柏店が入るショッピングモール『フィールズ南柏』

株式会社マミーマート(英称:Mammy Mart Corporation)は、さいたま市に本社を置く、スーパーマーケットショッピングセンターを展開する企業である。ジャスダックに上場。CGCグループに加盟。

概要

食品スーパーマーケットの「マミーマート」、「生鮮市場TOP」、「マミーバリュー」、「BigHouse」を運営し、それぞれの店舗の商圏構成によって業態を使い分けている特徴を持つ。現在の店舗数は60店舗(2012年6月現在)。

名称の由来には、「マミー(お母さん)のようにやさしく誰からも愛される、明るく親しみやすく暖かみのある店づくりを」という願いと、「マート市場)のように活気ある生活に密着した『場』やサービス」という願いが込められている。なお、食品スーパーブランドの「マミーマート」の英字表記はmami martとなっており、会社名のそれとは異なっている。

元々は埼玉県東松山市で創業した八百屋「八百清」で、食品スーパーに転換後も同名を使用していたが、チェーンストア展開を開始してからは商号を「マミーマート」として埼玉県西部や北部を中心に出店、平成以降は千葉県東京都多摩地域といった関東広域への出店が目立っており、現在の営業エリアは、埼玉県、千葉県、東京都栃木県である。

近年、同業他社が郊外のバイパス道路沿いで自動車での来店を基本とした出店が増える中、マミーマートは同じ郊外でも住宅街団地周辺などへの出店が多い。これは店舗から半径500mを理想的な来店距離としているためである。

また、以前から異業種との共同出店や、ショッピングセンター内への出店事例もあったが、近年ではマミーマートを核店舗として衣料品店や飲食店などの専門店を併設したショッピングセンターも開発・運営を行っており、「モアショッピングプラザ」という名称で、複合型やオープンモール型のNSC(ネイバーフッド型ショッピングセンター)を出店している。

沿革

創業者である岩崎家の初代が武蔵国・松山城御用商人として商品を納入したのがはじまりとされている。

  • 1958年(昭和33年) 埼玉県東松山市にスーパー「八百清」創業。
  • 1965年(昭和40年) 岩崎商事株式会社設立。
  • 1979年(昭和54年) 坂戸市に本部を新築し移転。
  • 1987年(昭和62年) 本部敷地内に生鮮加工センター(現・彩裕フーズ)を新設。
  • 1988年(昭和63年) 株式会社マミーマートに社名変更。
  • 1991年(平成3年) 株式を店頭公開。また、熊谷市に「モアショッピングプラザ篭原店」開店。
  • 1992年(平成4年)旧大宮市(現さいたま市)に本部を新築し移転。
  • 1996年(平成8年) 千葉県に初出店(増尾台店)。
  • 1999年(平成11年) 住友商事と資本業務提携。連結子会社として彩裕フーズ株式会社およびマミーサービス株式会社を設立。
  • 2003年(平成15年)坂戸市に「モアショッピングプラザ坂戸入西店」開店。東京都に初出店(小平小川店)。
  • 2004年(平成16年) 連結子会社として株式会社ギガ物産を設立。株式の店頭登録を取消、ジャスダックに上場。
  • 2006年(平成18年) プライベートブランド「mami+」(マミープラス)および「mami+プレミアム」(マミープラスプレミアム)」の販売開始。
  • 2007年(平成19年) 連結子会社として株式会社産直開発を設立。
  • 2008年(平成20年) 栃木県に初出店(足利店)。
  • 2011年(平成23年) 所有するギガ物産の全株式(約87%)を売却。

店舗タイプ

  • マミーマート
  • 生鮮市場TOP
  • マミーバリュー
  • BigHouse

店舗

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  • 現在の店舗数は60店舗(2012年8月現在)
    • 都道府県別には、埼玉県43店舗、千葉県13店舗、、東京都3店舗、栃木県1店舗
    • 店舗の多い市町村は、千葉県柏市が6店舗、埼玉県さいたま市が5店舗、東松山市が4店舗

モアショッピングプラザ

マミーマートの運営するNSC(小商圏型ショッピングセンター)である。

  • モアショッピングプラザ篭原店(熊谷市)
  • モアショッピングプラザ坂戸入西店(坂戸市)

プライベートブランド

  • mami+(マミープラス) - 「安心をプラス」「家計にプラス」「満足をプラス」をコンセプトに素材・産地・製法・機能性などにこだわったもの。
  • mami+プレミアム - さらに付加価値をつけたもの。

マミークラブカード

ポイントカード。年会費は無料だが入会時やカード再発行時にカード発行費用として200円が必要である。買い物時に200円ごとに1ポイントが付与され、貯まったポイントは1ポイント1円としてマミーマートでの会計時に使用可能なほか、カタログギフト等の商品交換に使用することも可能である。会員数は40万人(2010年4月現在)。

尚、ポイントカードは2014年秋を目処にTカードのポイントサービスに切り替えられる予定である[1][2]。マミーマートで貯めたポイントがTSUTAYAファミリーマート等、他のTカード加盟店で使用出来るようになるとのこと。

関連子会社

  • 彩裕フーズ株式会社
    • マミーマート全店において総菜売場を運営。
  • マミーサービス株式会社
    • 総合ビルメンテナンス事業。
    • 温泉浴場「小さな旅」を、さいたま市見沼区および川越市で運営。
  • 株式会社産直開発
    • 事業はまだ行っていない。

かつての関連子会社

  • 株式会社ギガ物産 - 低価格のスーパーマーケット「ギガマート」を展開。2011年に全株式を売却した。
  • マミーフーズ株式会社 - 2003年に解散。

その他

脚注

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関連項目

外部リンク

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