マクスウェル (単位)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

マクスウェル(maxwell、記号 Mx)は、CGS電磁単位系・ガウス単位系における磁束単位である。その名前は、マクスウェルの方程式を導出したジェームズ・クラーク・マクスウェルに因む。

1マクスウェルは、1アブボルトの誘導起電力を生じるのに必要な1あたりの磁束の変化量と定義される。アブボルト (1 abV = 10テンプレート:Sup- V)をボルトに置き換えると、SIにおける磁束の単位であるウェーバ (Wb)となる。よって 1 Mx = 10テンプレート:Sup- Wb, 1 Wb = 108 Mx となる。

1平方センチメートル(cm2)の面積に1マクスウェルの磁束が垂直に交わるときの磁束密度が1ガウス(G)である。

テンプレート:電磁気単位の換算