ポータブル・ロック

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テンプレート:Infobox Musician ポータブル・ロック(portable rock)は1980年代に活動した日本の音楽グループ。

概要

後にピチカート・ファイヴに加入する野宮真貴がヴォーカル。

鈴木さえ子が作曲したシングル曲『春して、恋して、見つめて、キスして』は1986年春にコーセー化粧品のCF曲となったが、セールス的には成功しなかった。

2006年4月15日に新宿LOFTで開催されたムーンライダーズをメインとしたライブで再結成したが、この日の出演がきっかけとなって活動を再開したシネマとは異なり、一夜限りの活動となっている。なおこの日のMCで野宮真貴は「ポータブル・ロック最後の曲です」というべきところを、「ピチカート・ファイヴ最後の曲です」と言い間違い、会場内を大爆笑させた。

2011年には、サエキけんぞうの発案により、『ビギニングス』にボーナス音源を追加し『ビギニングス+5』として再発。ブックレットにはメンバーによるスペシャル対談を収録。再結成ライブも行われた。[1]

構成

作品

  • 『陽気な若き水族館員たち』, 徳間ジャパン, 1983年.(水族館レーベルオムニバスアルバム。2曲のみ参加。2005年6月再発).
  • 『Q.T』, 徳間ジャパン, 1985年.翌1986年、シングル「春して、恋して、見つめて、キスして」を追加収録し『Q.T+1』として再発売
  • 『ダンス・ボランティア』, 徳間ジャパン, 1987年.
  • 『ビギニングス』, ウルトラ・ヴァイヴ, 1990年9月(未発表曲集).
  • 『ゴールデン・ベスト』, 徳間ジャパンコミュニケーションズ, 2004年11月.
  • 『サウンドマリオブラザーズ』, 徳間ジャパン, 1986年5月(16BIT SCROLLERS名義で発表)

出典

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  1. 「ニューウェイヴほぼ30周年祭」でポータブル・ロック復活ナタリー、2011年8月25日。