プログラムピクチャー

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テンプレート:Amboxテンプレート:DMCA テンプレート:出典の明記 テンプレート:独自研究 プログラムピクチャーとは、上映時間調整のために制作される中長編の映画

概要

現在は、映画は1本立てで公開されるのが通常だが、一昔前までは、洋の東西を問わず、2本立て、3本立てなどの複数本立てが主流であった。そもそも、サイレント映画の初期の頃は、技術的な理由により、長編作品を作ることが難しく、短編映画(短い物だと30秒程度、長いものでも30分弱)が主流であり、通常は複数本立てで上映されていた。その後、長編映画が作られるようになってからも、一部の大作映画を除いて、複数本立てで上映されるのが一般的であった。

基本的な構成としては、CM予告編などから始まり、ニュース映画アニメ映画といった短編などを経て看板となる作品の上映となる。この一括りを「プログラム」と呼び、大体3時間程度で構成される。短いと物足りないし、長すぎると疲れるので、このぐらいの上映時間が適当と考えられていたことと、朝1回・昼2回・夜1回の4回転で12時間となり、興行的にも融通が利くという事情もあった。このプログラムの中で、看板となる作品の前に、プログラム全体の上映時間を調整する目的で作られた映画が、プログラムピクチャーである。シングルレコードA面/B面になぞらえて「B面映画」、あるいは「添え物」として上映されるため「添え物映画」とも呼ばれる。

低予算、早撮りで大量生産され、上映時間は短い物で30分程度、長いものでも1時間半程度。内容は分かりやすい娯楽作品が主流だった。そのためプログラムピクチャーというと、低予算、早撮りの娯楽作品を指すと誤解している人も多いが、実際は、啓蒙的な内容の教育映画ドキュメンタリーなどもあり、内容は多岐にわたる。また、映画会社によっては、若手監督や俳優の育成の場として活用していたケースもあり、しばしば、実験的な内容の作品も見受けられる。

看板となる作品よっては、わざわざその映画に合わせて制作されることもあったが、通常はある程度の作品がストックされており、興行主が看板となる作品の長さや内容に合わせて、適当に選ぶのが一般的であった(そのため、制作したものの上映されず、お蔵入りとなる作品も結構存在した)。また、適当な作品がない場合は、旧作を流用することもあった(過去に看板作品として作られた物を再編集して短縮版を作り、上映することも珍しくなかった。このため昔の、特に娯楽作品は、再上映の際に作られた短縮版しか現存していないこともしばしばある)。

また、映画産業が斜陽になって以降は、主に地方などで、看板作品を2本立てで上映することもあった。欧米では1970年代頃から、日本でも1980年代以降は1本立てが主流となり、現在の日本では、ほとんど作られることがない形式の映画であるが、子供向けのアニメ映画など、一部ではまだこうした形式の作品も存在する。また、国によっては(インドフィリピンなど)、現在も複数本立てが主流の国もあり、そうした国では現在でも脈々と作り続けられている。

関連項目

外部リンク