ブタクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月25日 (月) 09:39時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 22 件をウィキデータ上の d:q682164 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 テンプレート:生物分類表

ブタクサ(豚草、学名Ambrosia artemisiifolia)はキク科ブタクサ属一年草

分布

北アメリカ原産[1]

南アメリカヨーロッパアジアオーストラリアの広い範囲に外来種として移入分布している[2]。日本では明治初期に渡来した帰化植物で、全国の道端や河原などに分布する。

特徴

雌雄同株風媒花。高さは1mほど。開花時期は7〜10月頃。雄花は、約2〜3mmの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、その下に雌花が数個咲く。葉は細く切れ込む。

同属のオオブタクサ A. trifida は、草丈がブタクサより高く2〜4mほどになる。葉は3つに切れ込み、葉の形からクワモドキとも呼ばれる。

ともに花粉症の原因として知られる。日本国内ではスギヒノキに次ぐ患者数が存在するとされ、秋の花粉症では代表的なアレルゲンである。アメリカでは全人口の5~15%がブタクサ花粉症との統計がある。

外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。

関連項目

参考文献

  1. テンプレート:Cite book
  2. ブタクサ 国立環境研究所 侵入生物DB


テンプレート:Asboxhu:Parlagfű