ビッグウルフ

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テンプレート:Infobox ビッグウルフ日本競走馬である。

デビューは2002年11月30日阪神競馬場の新馬戦(ダート1400m)を蛯名正義の騎乗により1分26秒1のタイムで1着。ダートを中心に使われ、3戦目の飛梅賞を勝利し、オープン入りを果たす。2003年2月16日にきさらぎ賞で初めて芝レースを走るも6着に敗退。その後はダートに戻り、ヒヤシンスステークスで9馬身差の圧勝、続く伏竜ステークスも快勝した。続く園田の交流GIII・兵庫チャンピオンシップでは3コーナーで挟まれ厳しい展開となったが、差しきって勝利し3連勝を飾る。

6月7日ユニコーンステークスではミルコ・デムーロの騎乗ミスもあり6着だったが、ほぼ連闘の形で6月18日名古屋優駿に出走。武豊を鞍上に、1分58秒6というレコードタイムで優勝。続く7月8日大井競馬場で行われた交流GI・ジャパンダートダービーでもハナ差ながら優勝を手にした。

秋には盛岡の交流GI・ダービーグランプリで2着に入るが、その後は、古馬とのレースで苦戦を強いられる。2004年の交流GI・帝王賞マイルチャンピオンシップ南部杯で3着などがあるものの、それ以降掲示板に載ることなく勝利を挙げられないまま、2005年9月に兵庫県競馬へ移籍。

10月13日のさぎ草特別で59kgを背負い、ロードバクシンの2着に食い込み実力の片鱗を見せた。その後、1戦挟んで臨んだ園田金盃でレース中に故障を発生し競走を中止、左前脚開放骨折により安楽死となり、登録が抹消された。

血統表

ビッグウルフ血統ミスタープロスペクター系 / アウトブリード

*アフリート
Afleet
1984 栗毛
Mr. Prospector
1977 鹿
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
Polite Lady
1983 鹿毛
Venetian Jester Tom Fool
Venice
Friendly Ways Green Ticket
Ways to Learn

ビッグモンロー
1994 黒鹿毛
*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛
*カンパラ
Kampala
Kalamoun
State Pension
Severn Bridge Hornbeam
Priddy Fair
モルゲンロート
1987 鹿毛
マルゼンスキー Nijinsky II
*シル
サンライトリバー *ダストコマンダー
サンパス F-No.3-l

外部リンク

テンプレート:ジャパンダートダービー勝ち馬