バルーンさが駅

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バルーンさが駅は、佐賀県佐賀市嘉瀬町大字萩野にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催期間(毎年10月下旬 - 11月上旬のうち1週間程度)のみ営業を行う臨時駅である。

駅構造

通路を挟んで上り下り単式ホーム1面1線ずつを有する地上駅。この区間は上り線の線路と下り線の線路とが離れており、両線の間にホームと駅舎があるので、ホームはいずれも列車進行方向を向いて右側になる(上空から見ると大文字のAあるいは先細りのH形をなしている)。特急列車にも対応するため、最大8両編成が停車できるようになっている(長さ165m×幅3m×2面)[1]ことから、停車する特急は8両以下で運行される「かもめ」「みどり」の単独運転列車または「みどり」「ハウステンボス」の併結列車に限られている[2]

2002年(平成14年)までは営業期間外には駅舎・ホーム共に撤去されていたが、駅の設置作業を行っていた作業員が列車にはねられて死亡する事故が発生したこともあり[3]2003年(平成15年)からはホームのみ恒久的な施設が設置されたほか[4]テンプレート:要出典範囲。乗車券などの発券についてはテンプレート:要出典範囲

バルーンフェスタ期間中は、朝から19時頃(夜間係留開催日は21時頃)までの普通列車と一部の特急列車が停車する。また、テンプレート:要出典範囲

駅周辺

ホームは嘉瀬川東岸を上る築堤上にあり、駅舎は河川敷に設けられる。周辺には国道34号線と田畑が広がっているのみで民家はほとんどない。バルーンフェスタ期間中は、多くの観客でにぎわう。

歴史

隣の駅

九州旅客鉃道
長崎本線・唐津線
鍋島駅 - バルーンさが駅 - 久保田駅

脚注

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  1. バルーン佐賀駅設置に関するプレスリリース(JR九州)
  2. 783系電車充当の「かもめ」が4両編成だった時期は、「かもめ」「みどり」の併結列車が停車していたこともある。
  3. 「列車に接触し作業員死亡」『佐賀新聞』2002年10月17日
  4. 「バルーンさが駅ホーム、恒久化工事始まる」『佐賀新聞』2003年8月19日

関連項目

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外部リンク

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