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ニクベイ(Negübei, ? - 1271年)は、モンゴル帝国の皇族、チャガタイ家の第8代当主(在位1271年)。チンギス・ハーンの次男、チャガタイの孫にあたる。
1270年にチャガタイ家の当主バラクがイルハン朝統治下のホラーサーンに侵入し大敗を喫すると、バラクの軍から離反して逃亡した。その後、バラクがオゴデイ家のカイドゥの軍に包囲された営中で毒殺と言われる急死を遂げた後、カイドゥの支持を受けてチャガタイ家の傀儡の当主に擁立された。
1271年、ニグベイは傀儡として操られるのを嫌ってカイドゥに対して反抗したが、翌年カイドゥに敗れて戦死した。