トヨタ自動車九州
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テンプレート:Infobox トヨタ自動車九州株式会社(トヨタじどうしゃきゅうしゅう)は、福岡県宮若市に本拠を置くトヨタ自動車100%出資の車体製造会社である。
会社概要
事業内容としては自動車および自動車部品の開発・設計・製造・販売を行なっている。現在は年間に約30万台生産しており、そのうち約80%は海外に輸出されている、他にハイブリッドカー用トランスアクスル、V6エンジンの製造を行っている。
2005年度より日本でもレクサスブランドが展開されることに伴い、トヨタ自動車田原工場とトヨタ自動車九州がレクサス車専用工場となることが発表された。 とはいえ、実際には一部レクサス車とメカニズムを共有するSAIもトヨタ自動車九州では生産されている。
沿革
- 1991年(平成3年)2月 - 福岡県鞍手郡宮田町(現・宮若市)に会社創立
- 1992年(平成4年)12月 - 操業開始
- 2004年(平成16年)3月 - 累計生産台数200万台を達成
- 2005年(平成17年)9月 - 宮田工場第2ライン(レクサス専用)操業開始
- 2005年(平成17年)12月 - 苅田工場操業開始
- 2008年(平成20年)4月 - 苅田工場第2ライン操業開始
- 2008年(平成20年)7月29日 - 小倉工場操業開始
生産車種
生産拠点
- 宮田工場(本社):1992年12月生産開始
- 苅田工場(福岡県京都郡苅田町):2005年12月生産開始、V6エンジンを生産。
- 小倉工場(福岡県北九州市小倉南区大字朽網・京都郡苅田町):2008年7月生産開始、ハイブリッドトランスアクスルを生産。
陸上競技部
1999年に森下広一(バルセロナオリンピック男子マラソン銀メダリスト)が率いる陸上競技部が創られた。サムエル・ワンジル(北京オリンピック男子マラソン金メダリスト。2008年7月をもって退社)、今井正人(箱根駅伝3年連続区間賞)、三津谷祐(2007年世界陸上選手権大阪大会5000m代表)など長距離走の有力ランナーが多く所属し、全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)には2002年から7年連続出場を果たしている。