トマト銀行

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ファイル:Tomato Bank Kurashiki Branch.JPG
店舗の例 鶴形支店(旧倉敷支店)

株式会社トマト銀行(トマトぎんこう、英称Tomato Bank, Ltd.)は、岡山県岡山市に本店を置く第二地方銀行

コーポレートスローガンは「にんげん大好き」。

なお、アメリカTomato Bank(宏基銀行)、および韓国のトマト貯蓄銀行とは、関連は全くない。

概要

1931年昭和6年)、倉敷市川西町に倉敷無尽として創業。1989年(平成元年)に山陽相互銀行から普通銀行に転換して現在の商号となった。商号は、世界中で愛され庶民的で認知度の高い“トマト”が、転換後に目指す新しい銀行のイメージと一致したことに由来するもので、シンボルマークもトマトをモチーフとしたものとなる。当時の銀行名称としては斬新であったため流行語大賞の候補に挙げられる、トマト加工業国内最大手の「カゴメ」が新規口座開設する等話題になった。

県下では中国銀行に次ぐ地元金融機関として定着しており、2002年(平成14年)に岡山県信用組合を吸収合併したことで、県内の店舗ネットワークが出来上がった。一時期、バブル経済破綻の不良債権により経営が危ぶまれていたが、現在は安定している模様。

2014年(平成26年)7月、営業部が入る本棟と住宅ローンセンター棟の2棟からなる倉敷営業部(倉敷本社)を開設した。150人を収容できる多目的ホールも設置し、創業地である倉敷市でのプレゼンスを高めるとしている[1][2]

岡山県をホームタウンとするJリーグクラブであるファジアーノ岡山のスポンサーであり、一般通帳とは別に、同クラブチームのイメージカラーとロゴエンブレムをデザインした通帳およびキャッシュカードを希望者(チームサポーター)向けに発行している[3]

沿革

関連会社

  • トマトビジネス株式会社
  • トマトカード株式会社
  • トマトリース株式会社

情報処理システム

勘定系システム

2009年(平成21年)1月5日勘定系システムNEXTBASEに移行した[4][5]

提携ATMについて

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地元金融機関

2008年6月2日より、岡山県内に本店を置く金融機関の内、当行と中国銀行・岡山県下全信用金庫おかやま水島津山玉島備北吉備日生備前)および笠岡信用組合の合わせて11金融機関[注釈 1]におけるATM・CD相互出金利用手数料無料提携を行っている[注釈 2]テンプレート:Main

その他の地方銀行・第二地方銀行

地方銀行広島銀行とも個別に平日8:45〜18:00の出金は手数料が相互無料取り扱いとなる[注釈 3]テンプレート:Main

ゆうちょ銀行

神田今川橋郵便局大阪新町郵便局ゆうちょ銀行高松店高松中央郵便局内)のゆうちょ銀行ATMでは平日8:45〜18:00・土曜日9:00〜14:00の入出金は手数料が無料。それ以外のゆうちょ銀行ATMでは要手数料。

コンビニATM

セブン銀行イオン銀行との提携によりATM利用の際には入出金時、時間帯別ごとに設定された手数料が徴収される[6][7]

脚注

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注釈

  1. 参画しない信用組合は民族系の朝銀西信用組合信用組合岡山商銀の2信組。
  2. 岡山県・香川県内にある中国銀行管理のイーネットATM・ローソンATMは手数料無料取り扱いの対象外。
  3. 広島県・山口県内にある広島銀行管理のイーネットATM・ローソンATMは手数料無料取り扱いの対象外。

出典

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 テンプレート:PDFlink
  4. 日立の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」がトマト銀行の次期基幹系システムとして採用 株式会社日立製作所 2006年4月13日
  5. ITpro トマト銀行がNEC製勘定系の採用を白紙撤回、日立製に切り替え」『日経コンピュータ』 2006年4月13日
  6. トマト銀行とアイワイバンク銀行がATM利用提携 株式会社トマト銀行  2005年2月3日
  7. 株式会社イオン銀行とのATM相互利用提携について 株式会社トマト銀行 2007年10月22日

外部リンク

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