スリランカ航空

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スリランカ航空SriLankan Airlines)は、スリランカの航空会社。同国のナショナル・フラッグ・キャリアである。

コロンボバンダラナイケ国際空港ハブ空港としており、東アジア東南アジア南アジア中東西アジア)、ヨーロッパなど22カ国34都市(2012年現在)を結んでいる。

インドへは11都市に約90便を運航しており、インドに就航している外国航空会社では最大の運航便数である[1]。 また、モルディブに最多数の直行便を運航する航空会社でもある。

歴史

就航路線

以前は日本からマレ経由便が設定されていたが、2012年3月26日から全便がコロンボへの直行便となった[12]。マレ行きはコロンボ経由で対応している[13]。また、福岡空港経由で運行されていた時期があった。スリランカ航空は、今後コロンボを南アジアのハブ&スポーク機能を強める方針で、すでにマレ線のほか、インド路線などを増便している[14]。 2014年7月現在。

東アジア

東南アジア

南アジア

西アジア

ヨーロッパ

スリランカ航空 コードシェア提携航空会社

2014年6月現在

ワンワールド加盟航空会社

その他航空会社

マイレージサービス

エミレーツ航空と「スカイワーズ」の名称でマイレージサービスを共通化していたが、2008年4月1日より、「フライ・スマイルズ」(FlySmiLes)を開始。新プログラムは、利用状況によりゴールド、シルバー、ブルーの3つに分かれ、カテゴリーに応じた特典を提供する。ゴールドとシルバーは、コロンボ・バンダラナヤケ国際空港でのラウンジサービス、優先チェックイン、事前座席指定、空席待ちの優遇特典などが受けられる。なお、既存のスカイワーズ会員は2008年6月30日まで、保有するマイルを同レートで新プログラムに移行可能であった[15]

日本航空アメリカン航空ブリティッシュ・エアウェイズキャセイパシフィック航空などのワンワールドメンバーの他、エティハド航空とミヒン・ランカと提携している。

トピック

  • 2005年1月24日 スマトラ島沖地震災害から復興する為、スリランカ航空は1月29日から2月末まで「がんばれ!スリランカキャンペーン」を実施した。これは日本発パッケージ・ツアーの参加者の航空運賃分から、1人1万円を被災した小学校の再建に寄付するもので、スリランカン・ケア慈善基金を通じて教科書、ランドセル、制服などを提供する資金に充てられた[16]
  • 2011年2月、 国際トラベルケータリング協会(ITCA)のマーキュリー・アワード2010で、スリランカ・ケータリングが機内食の残り物の廃棄にあたり、熱処理後、廃棄物としてではなく、再利用可能な肥料等にして農家などで利用し、その活動が環境に配慮していると評価され、2部門で表彰された[17]
  • 2012年8月29日 、従来の紙のマニュアルから、iPadを利用した「エレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)」に切り替えた。2012年10月末までに、約300名のパイロットがiPadを使用する。同社ではiPadの採用で、正確かつ効率的にフライトが可能になるとしている[18]

保有機材

ファイル:Srilankan.a340.arp.750pix.jpg
スリランカ航空 エアバスA340-300

スリランカ航空の機材は以下の航空機で構成されている(2014年現在)[7]

リース

退役機材

ファイル:Airlanka Lockheed L-1011-385-1-15 TriStar 200 Durand-1.jpg
スリランカ航空 L-1011 トライスター

参照

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外部リンク

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  1. 報道発表資料:日本・スリランカ航空当局間協議の結果について 国土交通省
  2. テンプレート:Cite web
  3. スリランカ航空、A350-900を4機とA330を6機発注へ Aviation Wire
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. スリランカ航空(UL)との新規コードシェアのご案内 アシアナ航空 2014年5月7日付
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web