スターダンサーズ・バレエ団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Portal 公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団(スターダンサーズ・バレエだん)は、1965年に創立された東京都港区南青山を拠点とするバレエ団。理事長:石坂泰彦)。略称はスタダン、SDB。
当初はアメリカン・バレエを上演することを目的として、寄せ集めの人材で構成された。コンテンポラリー作品に特色がある。長らく代表は太刀川瑠璃子だったが、2003年秋、小山久美にバトンタッチされた。芸術監督に、厚木凡人、鈴木稔など、個性的な人材が集まっており、クラシック作品中心の日本のバレエ団では異色の存在であろう。1996年にピーター・ライトを芸術顧問に迎えた。
歴史・沿革
- 1964年「スター・ダンサーの競演によるバレエ特別公演」(日比谷公会堂)
- 関直人の「ワルツ・ノーブル・センチメンタル」「帯」「白の旋律」の3作品
- 太刀川瑠璃子の最後の舞台。以後、バレエ団経営の裏方に回る。
- ニューヨークから帰国した小川亜矢子も参加する。
- 1965年「アントニー・チューダー・バレエ特別公演」
- 「暗い悲歌」「火の柱」「底流」「リラの園」「小さな即興曲」アントニー・チューダー特別招聘
- スターダンサーズ・バレエ・カンパニー発足
- 服部・島田バレエ団のスタジオを借りた。
- 当初は、太刀川瑠璃子、小川亜矢子の2名代表体制。
レパートリー
- ピーター・ライト版
- ジョージ・バランシン振付作品
- 「ウエスタン・シンフォニー」
- 「フォー・テンペラメント」
- 「コンチェルト・バロッコ」
- 「スコッチ・シンフォニー」
- 「セレナーデ」
- 「錫の兵隊」
- 「ドニゼッティ・ヴァリエーション」
- 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
- ウィリアム・フォーサイス振付作品
- 「ステップテクスト」
- アントニー・チューダー振付作品
- 「小さな即興曲」
- 「オッフェンバック・イン・ザ・アンダーワールド」
- 「暗い悲歌」
- 「葉は色あせて」
- 「火の柱」
- 「底流」
- 「リラの園」
- ケネス・マクミラン振付
- 「エリート・シンコペーション」
- 「コンチェルト」
- ナチョ・ドゥアト
- 「ナ・フローリスタ」
- ジェローム・ロビンス振付作品
- 「牧神の午後」
- 「グラン・パ・クラシック」
- 「パキータ」
- イブ・アンダーソン振付作品
- 「シンプル・シンフォニー」
- 「パキータ」
- クルト・ヨース
- 「緑のテーブル」
- 厚木凡人振付作品
- 「春の祭典」
- 「三重奏」
- 「ゆるやかなさかみち」
- 「舗道のある館」
- 鈴木稔振付作品
- 尺田知路振付作品
- 「化粧室」
- 関直人振付作品
- 「絹」
- 遠藤善久振付作品
- 「高熱」
- 「からす」
- 「地平線のドーリア」
- 「輝夜姫」
- 千葉昭則振付作品
- 「バレエ・アルバムII」
団員
- 現在在籍している団員
- 過去に在籍していた団員