スターダストレビュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Musician スターダストレビューStardust Revueスターダスト・レヴュースターダスト★レビュー)は、日本音楽グループ。通称、スタ★レビSDR

メンバー

サポートメンバー

  • 添田啓二(そえだ けいじ、キーボード・コーラス)
  • 岡崎昌幸(おかざき まさゆき、ギター・キーボード・コーラス)

過去に在籍していたメンバー

来歴

  • 1979年、グループ名「(ジプシーと)アレレのレ」として第18回ヤマハポピュラーソングコンテストに出場。「おらが鎮守の村祭り」で優秀曲賞を受賞[1]
  • デビューに際し、グループ名をスターダストレビューに改名。ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」とグループが持つ多様な音楽性をレビュー形式で披露したい、とのことから。
  • 1981年5月25日、アルバム『STARDUST REVUE』、シングル「シュガーはお年頃」でデビュー。
  • 1984年に発売された5枚目のシングル「夢伝説」がカルピスCMソングに起用され、知名度が上昇した。「夢伝説」のヒットを受け発売されたアルバム『TO YOU 〜夢伝説〜』は、スターダストレビューの意向を汲まない過去の発表曲を集めた物で、このアルバムの発売により3枚目のオリジナルアルバム発表の機会が失われてしまい、メンバーを大いに落胆させた。
  • 1980年代中期頃からは、「Stay My Blue-君が恋しくて-」(1988年)、「Be My Lady」(1989年)とメニコンCMソングに2年連続で起用された。1989年には「夏のシルエット」がピクニックのCMソングに起用された。
  • 1994年には、アマチュア時代からメンバーに加わり、キーボード、ヴォーカル、アレンジを担当した三谷泰弘がソロ活動のため脱退した。
  • 1998年には、サポートメンバーだった光田健一が正式にメンバーとなり、2001年までキーボード、コーラス、アレンジャーとして活躍した。
  • 2001年、新星堂系のオークレコーズに移籍。アルバム『Style』を発表。
  • 2003年には、『Style』と同じく熊谷昭のプロデュースによる『Heaven』を発表。
  • 2005年、彼らの人気曲4曲をアコースティックアレンジでセルフカバーしたシングル「木蘭の涙〜accoustic〜」を最後にオークレコーズを離れ、再びインペリアルレコードに移籍した。
  • 2006年1月、シングル「いのちのこたえ」を発表。同年5月にはデビュー25周年記念アルバム『HOT MENU』を発表。このアルバムのためにスターダストレビューの4人、サポートの2人に加え、歴代メンバーの三谷泰弘、光田健一、サックス奏者・山本公樹、一夜だけのスペシャルコンサート(『No Ballads』)で競演したBIG HORNS BEEが一堂に会し、アマチュア時代の代表曲「おらが鎮守の村祭り」をレコーディングした。
  • 2012年5月19日さいたまスーパーアリーナにて「STARDUST REVUE 30th Anniversary オールキャストで大謝恩会 ~5時間程度まったりと~ おみやげ付き」を開催。過去に在籍していた三谷や光田がゲストとして参加したほか、シークレットゲストとして田村直美相田翔子大泉洋(VTR出演)、ゴスペラーズが参加し、6時間を超えるライブとなった。[2][3]

エピソード・その他

  • 根本がライブの最中に歌詞を間違える事は日常茶飯事で、とあるクリスマスライブにおいては同じ曲の同じ部分で3度も歌詞を間違え、演奏が何度も途中で止まるという事態が起こっている。それでも演奏終了後に「今日は3部構成でお送りしました」という一言で、観客もメンバーも大爆笑とともに納得させてしまったという。また、根本が語った言葉に「歌詞は生き物」というものもある。
  • ライブでの歌詞の間違いはアルバムにも収録されており、ライブアルバム『FACE TO FACE』に収録されている「One More Time」では「はずさ」という部分を「だろう」と迷った挙句、結局「だずさ」と発音したものが選ばれて収録されている。また、イントロで必ず根本が前フリをするが、登場時に「お待たせいたしました。スターダストレビューでございます。老いも若きも一緒に踊ろうではありませんか」など、独特の前振りをする事もある(ライブアルバム『Secret Face』に収録されている)。
  • 赤坂泰彦からは「生まれて初めてコンサートというものを見に行くときには、スターダストレビューのライブを見に行け」と言われるほど、エンターテイメント性に富んでいる。
  • 柿沼は爆風スランプの助っ人ベーシスト(当時江川ほーじんが脱退し、後任のバーベQ和佐田が加入前)として『Runner』を演奏したことがある[4]
  • 根本は村田和人のほか、KAN平松愛理嘉門達夫、相田翔子など、数々のアーティストの作品にもゲスト参加している。
  • ライブでしばしば、アカペラを披露する。『CHARMING』(三谷泰弘在籍時)、『DEVOTION』(光田健一在籍時)と2枚のアカペラアルバムもリリースしている。なお『DEVOTION』に収録されている「マシュ・ケ・ナダ」には下柳剛(当時日本ハムファイターズ)が「ハァッ!」という
  • 根本は、関根勤小堺一機によるコサキンのラジオ番組に常連ゲストとして度々出演していた。リスナーからは「容姿がオノ・ヨーコ似ている」と茶化されたり、趣味のアダルトビデオ収集に関して突っ込まれたりしたが、根本は大喜びで笑い転げていた。

ディスコグラフィ

シングル

リリース日 タイトル 備考・タイアップ 品番
1st 1981年5月25日 シュガーはお年頃 シチズンCMソング L-1520
2nd 1981年11月28日 銀座ネオン・パラダイス 東京12チャンネル(現在のテレビ東京)「もんもんドラエティ」の劇中歌(夕暮れのスケッチ) L-1558
3rd 1982年5月25日 ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス 発売当時は一番長い曲名だった。 L-1577
4th 1983年10月26日 トワイライト・アヴェニュー - L-1634
5th 1984年5月25日 夢伝説 カルピスCMソング
デモ・テープの段階ではスロー・バラードだった。
L-1659
6th 1985年1月25日 想い出にかわるまで - L-1692
7th 1985年9月25日 Single Night - L-1716
8th 1986年3月25日 6月のジングル・ベル - L-1732
9th 1986年6月25日 今夜だけきっと - L-1741
10th 1986年10月25日 もう一度ハーバーライト コンフェクショナリー・コトブキCMソング L-1762
11th 1987年2月25日 心の中のFollow Wind アニメ映画『バツ&テリー』主題歌 L-1773
12th 1987年6月10日 One More Time - L-1789
13th 1987年10月25日 メビウスの瞳 - L-1796
- 1988年4月25日 メビウスの瞳/One More Time ※CDシングル化による再発売盤 10SL-117
- 1988年4月25日 夢伝説/想い出にかわるまで ※CDシングル化による再発売盤 10SL-118
- 1988年4月25日 今夜だけきっと/もう一度ハーバーライト ※CDシングル化による再発売盤 10SL-119
14th 1988年6月25日 Stay My Blue - 君が恋しくて - メニコンCMソング L-1842
10SL-20
15th 1989年2月25日 Northern Lights - 輝く君に - オーツタイヤ(現・住友ゴム工業)CMソング 10L3-4064
16th 1989年5月25日 夏のシルエット ピクニックCMソング 09L3-4087
17th 1989年7月25日 Be My Lady メニコンCMソング 09L3-4094
18th 1989年10月25日 Lonely Snow Bird オーツタイヤCMソング 09L3-4118
19th 1990年2月10日 君のキャトル・ヴァン・ディス カネボウ化粧品春のキャンペーン・イメージソング WPDL-4141
20th 1990年9月25日 君のすべてが悲しい - WPDL-4180
21st 1991年7月10日 こしゃくなレディ テレビ朝日系「はなきんデータランド」エンディング・テーマ WPDL-4244
22nd 1991年10月10日 瞳の中の天国 - WPDL-4259
23rd 1992年1月25日 追憶 三菱自動車工業ミラージュCMソング(上を向いて歩こう) WPDL-4280
24th 1993年2月10日 もう一度抱きしめて テレビ東京系「徳光のTVコロンブス」エンディング・テーマ WPDL-4334
25th 1993年7月25日 木蘭の涙 - WPDL-4361
26th 1994年4月25日 クレイジー・ラブ テレビ東京系「TVチャンピオン」エンディング・テーマ EPDA-3
27th 1995年5月10日 ふたり 日本テレビ系「スーパーテレビ情報最前線」エンディング・テーマ EPDA-12
28th 1995年10月25日 会えないよ - EPDA-20
29th 1996年4月25日 Get Up My Soul テレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」エンディング・テーマ EPDA-26
30th 1996年10月25日 もうチョットだけ何か足りない 日本テレビ系「TVじゃん!」エンディング・テーマ EPDA-33
31st 1997年6月25日 愛してるの続き MBSTBS系ドラマ「あしたは晴れる」主題歌 EPDA-45
32nd 1997年10月15日 何やってんだろう 日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」エンディング・テーマ EPDA-48
33rd 1998年5月21日 7月7日 日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」エンディング・テーマ EPDE-1001
34th 1998年10月21日 ワイン恋物語 テレビ東京系ドラマ「ワイン娘恋物語」主題歌 EPDE-1012
35th 1999年8月21日 どうして 新富良野プリンスホテルCMソング
MBS系「乾杯!トークそんぐ」エンディング・テーマ
EPDE-1050
36th 2000年5月17日 今夜だけきっと/
ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜
ダブルサイドシングルにして再録音版
シングルとは、バックのキーボードがストリングスに代わっている等の違いがある。
テレビ朝日系ドラマ「別れる二人の事件簿」エンディング・テーマ。
江崎グリコチーザ」CMソング
カップリング曲の「ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜」は東映配給映画『ピンチランナー』主題歌。
まことつんくが作詞、相田翔子がバックコーラスで参加。
この楽曲に限り「スターダスト☆レビュー with 翔子」名義となっている。
EPCE-5057
37th 2000年11月29日 What is Love? テレビ東京系新春ワイド時代劇宮本武蔵」主題歌 EPCE-5079
38th 2001年11月21日 My Love - OMCA-6001
39th 2002年11月20日 Joanna - OMCA-6003
40th 2003年3月26日 My pride,your pride/Step by step - OMCA-6004
41st 2003年9月10日 デェラ・シエラ・ム CHAGE and ASKA + Stardust Revue名義 UMCK-9040(限定盤)
UMCK-5100(通常盤)
42nd 2004年1月28日(北海道限定盤)
2004年3月31日(全国盤)
本日のスープ 大泉洋 with STARDUST REVUE名義 RR0401(北海道限定盤)
OMCA-6005(限定盤)
43rd 2004年7月28日 Find My Way 朝日放送・テレビ朝日系「熱闘甲子園」挿入歌 OMCA-6006(限定盤)
OMCA-6007(通常盤)
44th 2004年10月27日 南風吹く丘で ミュージックシティ天神2004イメージソング
ベスト電器CMソング
OMCA-6008
45th 2005年5月25日 木蘭の涙〜acoustic〜 ニッカウヰスキー「ニュー・オールモルト」CMソング OMCA-6009
46th 2006年1月25日 いのちのこたえ テレビ朝日系「いまどき!ごはん」エンディング・テーマ TECI-99
47th 2007年3月21日 WAKE UP! MY HEART TBS系「噂の!東京マガジン」エンディング・テーマ TECI-114
48th 2007年7月25日 愛の歌 TBS系「徳光和夫の感動再会"逢いたい"」エンディング・テーマ TECI-122
49th 2008年8月27日 夢伝説 キリンチューハイ氷結ZERO CMソング TECI-152
50th 2009年11月18日 潮騒静夜 - TECI-197
51st 2010年7月21日 夢への地図 - TECI-222(初回限定盤)
TECI-223(通常版)
52nd 2012年2月22日 Magic 〜手をつなごう〜 TBS系「日立 世界・ふしぎ発見!」エンディング・テーマ
tvk「ありがとッ!」オープニング・テーマ
TECI-260(初回限定盤)
TECI-261(通常版)
53rd 2012年6月20日 今日もいい日でありますように TBS系「はなまるマーケット」エンディング・テーマ TECI-267(初回限定盤)
TECI-268(通常版)
54th 2012年11月21日 Crying テレビ東京系ドラマ「水曜ミステリー9」エンディング・テーマ TECI-283(初回限定盤)
TECI-284(通常盤)

アルバム

オリジナルアルバム

リリース日 タイトル
1st 1981年5月25日 STARDUST REVUE
2nd 1982年6月25日 今宵はモダン・ボーイ
3rd 1985年3月25日 THANK YOU
4th 1986年4月10日 VOICE
5th 1987年6月25日 NIGHT SONGS
6th 1988年7月25日 RENDEZ-VOUS
7th 1989年7月10日 IN THE SUN, IN THE SHADE
8th 1990年10月3日 ONE & MILLIONS
9th 1991年11月6日 Brightest!
10th 1993年3月10日 SOLA
11th 1994年5月25日 楽団
12th 1995年6月26日
13th 1996年7月8日 Ladies & Gentlemen
14th 1997年11月5日 Goodtimes & Badtimes
15th 1998年11月5日 Moody Blues
16th 2002年1月1日 Style
17th 2003年4月23日 Heaven
18th 2004年9月29日 AQUA
19th 2007年9月5日 31
20th 2009年9月16日 太陽のめぐみ
21st 2012年9月12日 B.O.N.D.
22nd 2014年8月6日 SHOUT
  • 2002年5月22日には『STARDUST REVUE』から『Brightest!』まで、2006年4月19日には『SOLA』から『DEVOTION』までと『LOVE SONGS II』にそれぞれボーナストラックを加え、デジタル・リマスタリングされたCDが再発売された。

ライブアルバム

リリース日 タイトル
1st 1992年10月25日 FACE TO FACE
2nd 1992年11月28日 SECRET FACE
3rd 2001年7月25日 No Ballads
4th 2014年3月26日 Stage Bright

アカペラアルバム

リリース日 タイトル
1st 1986年12月10日 CHARMING
2nd 1999年11月20日 DEVOTION
3rd 2008年11月19日 ALWAYS

ベストアルバム

リリース日 タイトル
1st 1984年7月25日 TO YOU -夢伝説-
2nd 1987年11月28日 SUPER DONUTS
3rd 1990年5月25日 Best Wishes
4th 1994年11月30日 LOVE SONGS
5th 2000年3月15日 STARS
6th 2002年4月24日 LOVE SONGS II
7th 2006年3月1日 HOT MENU
8th 2009年5月27日 BLUE STARDUST
9th 2009年6月24日 RED STARDUST
10th 2011年2月23日 BLUE & RED STARDUST

VHS/DVD

  • THE ROCK SHOW TOUR '87〜'88
  • STARTIC IN 有明コロシアム
  • SUMMER TOUR in "STARTIC"
  • BEST WISHES
  • STARTIC '94
  • Keep On Rollin' 艶 '95-'96
  • STARDUST REVUE CONCERT TOUR 2000-2001 "STARS"(2001年7月)
  • STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR "Heaven"(2003年11月29日
  • STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR "AQUA"(2005年4月3日
  • 25th Anniversary Tour "HOT MENU"(2006年12月6日
  • スターダスト★レビュー 25年に一度の大感謝祭ライブ(2007年9月26日
  • STARDUST REVUE LIVE TOUR "31"(2008年9月24日
  • 楽園音楽祭2009 STARDUST REVUE in 薬師寺(2009年12月2日
  • STARDUST REVUE LIVE TOUR "太陽のめぐみ"(2010年7月21日
  • STARDUST REVUE 30th Anniversary DVD 「年めくり30年30曲」(2011年2月23日
  • STARDUST REVUE 30th Anniversary Tour30年30曲(リクエスト付)(2012年7月25日
  • オールキャストで大謝恩会~5時間程度、まったりと~おみやげ付き(2012年11月21日
  • STARDUST REVUE LIVE TOUR 「B.O.N.D.」2012 - 2013(2013年10月23日

書籍

テレビ 

ラジオ

脚注

  1. グランプリはクリスタルキングの「大都会」。
  2. スタレビ、30周年は超豪華版!
  3. スターダスト・レビュー30周年ライブ/芸能・社会/デイリースポーツonline
  4. 歌のトップテン』1989年5月1日放送分。

外部リンク

テンプレート:スターダストレビュー