ジン・トニック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジン・トニック (Gin and Tonic) とは、ジンベースのカクテルである。
由来
熱帯植民地に働くイギリス人達の健康飲料としてトニックウォーターが飲まれていたが、それをジンと混ぜたところ大変好評で、第二次世界大戦後に世界中に広まった。現在のスタンダードカクテルの一つ。
標準的なレシピ
- ドライ・ジン - 適量
- トニックウォーター - 適量
- ライムカット又はスライス
ライムの風味を強くしたい場合、ライムジュースを使うとよい。また、ジンとトニックウォーターの割合は、大体1:3くらいであるが、好みにより調整すること。
※なお、上記のレシピは日本で見かけられるものの一例であり、本来のジン・トニックはジンをトニックウォーターで割ったものを指す
作り方
- 氷を入れたグラスに、ジンを注ぐ。
- よく冷やしたトニックウォ-タ-でグラスを満たし、軽くステアする。
- ライムスライスを飾る。
備考
- アンゴスチュラ・ビターズを入れるとさらに辛口になる。
- なるべく発泡させずにつくるとよりおいしくできあがる。
バリエーション
- ベースをウォッカにすると、「ウォッカ・トニック」となる。
- ベースをテキーラにすると、「テキーラ・トニック」となる。なおテキーラ・トニックは、「テコニック」と呼ばれることもある[1]。
- ベースはジンのままで、トニックウォーターをジンジャーエールに変えれば、「ドラゴンフライ」となる[2]。