ジン・トニック

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ジン・トニック (Gin and Tonic) とは、ジンベースのカクテルである。

由来

熱帯植民地に働くイギリス人達の健康飲料としてトニックウォーターが飲まれていたが、それをジンと混ぜたところ大変好評で、第二次世界大戦後に世界中に広まった。現在のスタンダードカクテルの一つ。

標準的なレシピ

  • ドライ・ジン - 適量
  • トニックウォーター - 適量
  • ライムカット又はスライス

ライムの風味を強くしたい場合、ライムジュースを使うとよい。また、ジンとトニックウォーターの割合は、大体1:3くらいであるが、好みにより調整すること。

※なお、上記のレシピは日本で見かけられるものの一例であり、本来のジン・トニックはジンをトニックウォーターで割ったものを指す

作り方

  1. 氷を入れたグラスに、ジンを注ぐ。
  2. よく冷やしたトニックウォ-タ-でグラスを満たし、軽くステアする。
  3. ライムスライスを飾る。

備考

バリエーション

  • ベースをウォッカにすると、「ウォッカ・トニック」となる。
  • ベースをテキーラにすると、「テキーラ・トニック」となる。なおテキーラ・トニックは、「テコニック」と呼ばれることもある[1]
  • ベースはジンのままで、トニックウォーターをジンジャーエールに変えれば、「ドラゴンフライ」となる[2]

出典

  1. 稲 保幸 『カクテル こだわりの178種』 p.141 新星出版 1998年7月15日発行 ISBN 4-405-09640-6
  2. Maria Costantino著 今井 由美子 訳 『ホームカクテル』 p.35 産調出版 2005年12月10日発行 ISBN 4-88282-453-1


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