ジョン・カビラ

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:ActorActress ジョン・カビラ1958年11月1日 - )は、沖縄県那覇市出身のフリーキャスタータレントラジオパーソナリティナレーターソニー・ミュージックアーティスツ所属。

来歴

日本人の父親・川平朝清1927年台湾生まれ、当時の沖縄放送協会会長、NHKに事業継承後は東京に転勤。現昭和女子大学監事)とアメリカ人の母親・ワンダリー(Wandalee、旧姓Weaver、1929年3月10日 - 、アメリカ合衆国カンザス州Harvey郡出身、日本では調布に在るアメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)の教師を務めていた)との間に生まれる。

また、元日本マクドナルドマーケティング本部長の川平謙慈(かびら けんじ、1960年6月16日 - )、俳優タレント川平慈英1962年9月23日 - )は実弟。また、バプテストクリスチャンである。

1972年5月15日沖縄本土復帰を機に家族と共に東京に転居。世田谷区内の中学に通った。高校は、母親が勤務していたASIJに進学。同級生にデイヴ・フロムがいる。慈英と一緒に読売クラブ(現・東京ヴェルディ)のユースチームに所属し、サッカーをしていた。

ASIJ卒業後は、国際基督教大学に進学。カリフォルニア大学バークレー校に1年間留学(母校の公式サイト内の記述[1]によれば交換留学ではなくICUを一旦退学して留学したと言う)。大学卒業後はCBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社する。入社4-5年目頃にはTBSラジオ主催のイングリッシュDJコンテストに出場し優勝。さらにFM横浜でDJデビュー。

1988年東京のラジオ局J-WAVEに開局と同時にナビゲーター(DJ)として出演。CBSソニーは退職する。以降、J-WAVEの平日朝の帯番組『TOKIO TODAY』を10年以上担当する。また、1999年4月~2000年3月の海外研修期間と2006年10月~2008年3月の充電期間を除き、同局で番組を担当し続けている。

2001年2002年にNHKで単発放送され、2003年よりレギュラー化されたNHK総合テレビの番組「英語でしゃべらナイト」でナレーションを務めたほか、フジテレビ等でサッカー番組に出演するなど、2000年代に入ってからはテレビでの活動も目立つ。

2004年7月に公開されたアニメ映画「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス」では、ポケモンバトルの実況アナウンサー、グルーの役として声優にも初挑戦した。

2006年10月からは充電期間に入り、それまでのレギュラー番組は降板している。但し、充電期間中にも幾つかの仕事を担当した。2006年10月21日には、オーチャードホールにて、第19回東京国際映画祭オープニング作品『父親たちの星条旗』の舞台挨拶に髭を剃った姿で登場し、司会を務めた。2007年2月12日には第49回グラミー賞2月26日には第79回アカデミー賞WOWOWでの生中継番組の司会進行役を務めた。

2007年10月5日未明に放送されたFOOTBALL CXに、メインキャスターとして生出演。地上波では約1年ぶりの登場となった。

2008年3月で充電期間を終了し、翌4月より、新番組・〜JK RADIO〜TOKYO UNITEDで毎週金曜日朝担当のナビゲーターとしてJ-WAVEに復帰。また、NHK「英語でしゃべらナイト」についても1年半ぶりに復帰した。

同年4月2日より、テレビ東京にて放映が開始されたリニューアル版「きかんしゃトーマス」ではナレーターを務める。以後、同作品の劇場映画版や特別番組等においてナレーションを務めている。

2011年4月10日から、『サキどり↑』(NHK総合テレビジョン)で司会を担当している。

人物紹介

  • 未熟児で出生。但し、出生時の体重については1260g説(WOWOWの番組連動サイト「フットボールPLUS PLAY BACK」2002年11月2日掲載分より)と1580g説(2005年9月21日の「J-WAVE GOOD MORNING TOKYO」終了直前のクリス智子とのクロストークでのカビラ本人の発言)がある。なお予定日は12月20日だった。生後すぐに重い黄疸にかかって命が危ぶまれていたが、アメリカ人医師ドクターウルフによって一命を取り留めた[2]
  • J-WAVEでは、開局以来看板ナビゲーターとして位置づけられている。レギュラー番組では、平日朝の番組を長年担当しており、番組冒頭で発する「Goooooood morning Tokiooooo!!」というフレーズが名物になっている。また、レギュラー番組以外では、1988年9月30日の深夜1時過ぎのサービス放送終了の告知のアナウンスを担当したほか、深夜の試験放送時のアナウンスも担当する。近年では、2012年4月23日、J-WAVEの電波が東京スカイツリーからの発信に切り替えられるのに当たり、スカイツリーから最初の音声発信を担当した。当然、最初の言葉は「Goooooood morning Tokiooooo!!」であった。[4]
  • ラジオ番組上の特徴であるハイテンション気味の点が着目されがちだが、丁寧な日本語を心がけた冷静な語り口、特にインタビュアーとしての受け答えが評価されており、ラジオ番組で実際に放送されたインタビュー内容が、中学2年生用の国語の教科書(教育出版発行 2006年度から使用分)の題材として採用された。2005年には第42回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞を受賞。
  • 慈英のテレビ東京ASAYAN』ナレーションにおける決まり文句「いいんです!」は、ジョンと都並敏史のやり取りの中で使っていたのを借用したものである。

出演

ラジオ

テレビ

CM

テレビCMに関しては、本人は「僕はラジオの人間だからCMなんか出ない」と公言しており、事実「TOKIO TODAY」の10年間はテレビCMにはナレーション以外は出演していなかった。

映画

ゲーム

WEB

イベント

脚注

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外部リンク

テンプレート:ソニー・ミュージックアーティスツ

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  1. テンプレート:Cite web
  2. 徹子の部屋」2001年6月26日放送分
  3. わたしとことば1997年20号
  4. 情報プレゼンター とくダネ!」2012年4月24日放映分にて