ジャスティン・ホーキンス

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テンプレート:Infobox Musician ジャスティン・ホーキンスJustin Hawkins, 本名:ジャスティン・デイヴィッド・ホーキンス(Justin David Hawkins)、1975年3月17日 - )は、イギリス在住のロックアーティスト、ギタリストボーカリストイギリスサフォークの漁港、ローストフト出身。高音のフレディ・マーキュリー風のファルセットやシャウトを使う歌い方が特徴。

経歴

イギリス北部、ヨークシャー州のハダースフィールド・テクニカル・カレッジ(HTC)ミュージック・テクノロジー科で音楽、作曲についての専門的な教育を受けた。ザ・ダークネス(2000年 - 2006年)のリードボーカリストで、ギタリストであった。ロックバンドザ・ダークネスのフロントマンとして中心的な存在を担っていた。(2006年脱退。後述)

彼の叔母が経営するノーフォークにあるパブで開かれていたカラオケ大会で尊敬するクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』を歌詞を一行も間違える事もなく完璧に歌い上げたのをきっかけに、同バンドのメンバーで弟のダン・ホーキンスの薦めでボーカリストになる。それまでは自分自身をリードギタリストだと思っていたとの事。この時の観客は彼の素晴らしい歌唱力にあ然としていたという。

2005年には、ジャスティンはブリティッシュ・ホエールというソロプロジェクトを立ち上げた。デビューシングルである1974年スパークスカバー曲「ディス・タウン」 (This Town Ain't Big Enough For Both of Us) は同年8月15日に発表されて、イギリスのシングル・チャートで6位になった。

2006年10月、薬物摂食障害等の健康問題とその治療のためバンドを引責脱退。ザ・サンのインタビューに応じ、内幕や経緯を語っている。[1]

2007年初頭。ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト・コンクールで英国代表を争う6組のうちの一組として予選に出場した。そのときの楽曲はビヴァリー・ブラウンとのデュエット曲 "They Don't Make 'Em Like They Used To" である。しかし、コンクールに勝つことはできなかった。 2007年秋、英国のエコ活動推進グループ"The Green Things"に楽曲を提供した。"Do It In The Dark"との一見意味深なタイトルではあるが、作詞は彼自身ではない。彼はこの楽曲について、あくまでもエコ活動推進への提供のための楽曲でそれ以上の意味はなく、また、シングル発売もするつもりはないとの発言を行っている。[1]

2008年1月、BBC放送のアニメ新番組"Freefonix"に楽曲を提供した。

2008年公開予定の映画"Telstar" において、英国ショックロックの元祖と言われている奇才"スクリーミング・ロード・サッチ"役を演じている。この映画は60年代の英国のショービズ界を当時の有名音楽プロデューサーであったJoe Meekの人生を追うことで描いてゆくものである。

2008年6月、バンド「Hot Leg」を発表した。なお、同年にアルバムを発表する予定であると公表した。6月24日にマイスペースの同集団のページにおいて新曲「Heroes」のMP3ダウンロード配信、同年8月にイギリス国内4ヵ所で行うライブのチケット販売を開始した。

2008年12月、Hot Legはシングル「I've Met Jesus」を発売。

2009年2月、Hot Legは1stアルバム「RED LIGHT FEVER」を発売。同月末から英国内ツアーを行った。

「Hot Leg」においては、ザ・ダークネス時代のグラム・ロック志向とは異なるマン・ロック(Man Rock)等の音楽志向を提唱している。

2009年3月現在、英国のポップ・ロックバンド”Saving Aimee”のデビューアルバムの作成に関わっている。 2009年11月発売の米国の人気オーディションTV番組アメリカン・アイドルアダム・ランバートのデビューアルバムに「ミュージックアゲイン」という楽曲を提供した。

ロンドンのマダム・タッソーには彼の蝋人形が設置されている。

参考文献

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外部リンク

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