サンティアゴ・デ・コンポステーラのソースを表示

{{基礎情報 スペインの自治体2
|名前={{lang|gl|Santiago de Compostela}}
|市旗=Bandera de Santiago de Compostela.svg |市旗幅=130px
|市章=Escudo de Santiago de Compostela.svg |市章幅=90px
|画像=Santiago 2.jpg |画像幅=300px |画像説明=カテドラルとパソ・デ・ラショイ
|州=ガリシア |県=ア・コルーニャ |コマルカ=[[コマルカ・デ・サンティアーゴ|サンティアーゴ]] |司法管轄区=サンティアゴ・デ・コンポステーラ
|面積=220.0
|教区数= |居住地区数= |標高=260
|人口=95671 |年=2012年<ref name=IGE>{{cite web|url=http://www.ige.eu/web/index.jsp?paxina=001&idioma=gl|title=IGE（ガリシア統計局）|publisher=ガリシア自治州政府|language=ガリシア語|accessdate=2013-08-06}}</ref>
|住民の呼称=compostelán/-lá、picheleiro/-a、<br />santiagués/-esa |ガリシア語話者率=92.24 |自治体首長=アンヘル・クラス・フェルナンデス<br />([[ガリシア国民党|PPdeG]]) |守護聖人=San Roque
|latd=42 |latm=52 |lats=57 |lond=08 |lonm=32 |lons=28 |EW=W
}}
'''サンティアゴ・デ・コンポステーラ'''（{{lang|gl|Santiago de Compostela}}）は[[スペイン]]、[[ガリシア州]]、[[ア・コルーニャ県]]の都市で、ガリシア州の州都。[[コマルカ・デ・サンティアーゴ]]に属する。[[ガリシア統計局]]によると、2012年の人口は95,671人（2010年：94,824人）<ref name=IGE/>で、州内では[[ビーゴ (スペイン)|ビーゴ]]、[[ア・コルーニャ]]、[[オウレンセ]]、[[ルーゴ (スペイン)|ルーゴ]]に次ぐ5番目の人口規模の街である。住民呼称はcompostelán/-lá、santiagués/-esa、またpicheleiro/-aなどが使われる。

サンティアゴ・デ・コンポステーラには自治州政府（{{仮リンク|シュンタ・デ・ガリシア|gl|Xunta de Galicia}}）が置かれ、ガリシア州の政治の中心であると同時に、宗教的には大司教座が置かれている。旧市街は1985年にUNESCO[[世界遺産]]に登録されており、また、[[エルサレム]]、[[バチカン]]と並ぶ[[キリスト教]]三大巡礼地のひとつでもあり、世界遺産に登録されている[[サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路]]の終着地でもある。

[[ガリシア語]]話者の自治体人口に占める割合は92.24%（2001年）。

==概要==
[[Image:Basílica de Santiago 02.JPG|thumb|200px|left|サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂]]

[[ヤコブ (ゼベダイの子)|聖ヤコブ]]の遺骸が祭られているため、古くから[[ローマ]]、[[エルサレム]]と並んで[[カトリック教会]]で最も人気のある巡礼地であり世界中から巡礼者が絶えない。巡礼の街道では巡礼者は、その証明に帆立貝の殻を荷物にぶら下げる。途中、教会などが宿泊を提供してくれる。最後のコースは、地面に古切れなどを敷きながら膝だけで歩いていく熱心な信者も多い。

聖ヤコブはガリラヤ湖の漁師で、弟のヨハネと共に[[イエス・キリスト]]に従った。[[ヒスパニア]]において布教活動を行い、エルサレムに帰還後、[[アグリッパ1世|ヘロデ・アグリッパ1世]]によって断首され[[十二使徒]]のうち最後の[[殉教|殉教者]]となった。その遺体を弟子二人が石の船に乗せ海を果てしなくさまよった末に本市付近に辿り着き、埋葬したのが紀元1世紀半のことであった。これが聖地の起源であるといわれている。そうしてこの墓が再発見されたのは、伝説では、9世紀に星に導かれた羊飼いがこの地で聖ヤコブの墓を発見し、遺骨を祭った聖堂が建てられ、そこに教会が作られた。これがサンティアゴ・デ・コンポステーラの町の起源とされ、町の名はラテン語の「Campus stellae」（星の野）あるいは「Compositum」（墓場）にちなんで名付けられたといわれるが、これらは民間語源の域を出ないものである。ガリシアは非常に地名が多いため、地名研究がガリシア語学の重要な研究分野になっており、それによると、Compostelaの語源は、ラテン語のCOMPOSĬTAに示小辞ĔLLAが付いたものであり、意味は「良い場所」で、つまり、「サンティアゴにとって良い場所、ふさわしい場所」ということである。<ref>Ramón Mariño Paz 著『Historia de la lengua gallega』（2008年）、LINCOM Studies in Romans Linguistics 58、LINCOM GmbH、Muenchen、p.23</ref>
旧市街は世界遺産に登録されており、7月25日はサンティアゴ（聖ヤコブ）の日で、（この重なりは6年、5年、6年、11年という周期で起こる。カトリック教会ではこれらの年を「聖年」、「聖ヤコブの年」と定めている）。旧市街を中心に祭りが盛大に行われる。またこの日は{{仮リンク|ガリシアの日|gl|Día da Patria Galega}}でもある。

巡礼が盛んだった中世、信者を強く惹きつけたのは[[聖遺物]]と呼ばれるイエスや聖人にまつわる遺品であった。聖遺物には奇跡を起こす力があると信じられた。聖ヤコブを祝うミサ。重さ90キログラムの香炉が人々を清める。巡礼者は辿ってきた長い道のりを振り返り、聖地に導いてくれた神に感謝する。

またサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学はスペイン有数の大学のひとつであり、ガリシア地方で最も伝統ある大学である。キャンパスはサンティアゴ旧市街を挟み南と北にあるほか、ルーゴにもある。学生数はおよそ3万人で、これらの学生の多くは市の人口9万人には含まれていない。
サンティアゴは宗教都市であり、観光都市でもあり、また学生の街で、州行政の中心でもあるという異なった顔を持つ街である。
ここへの巡礼をテーマにしつつ神の存在を歴史の時間軸を行き来しながら描いたフランス映画で、「銀河 (La Voie lactée)」（フランス・イタリア合作で、ルイス・ブニュエル監督、1968年）というものがある。「銀河」は、このサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道のことを銀河（天の川）に例えたものである。

サンティアゴを中心に近隣の自治体[[アメス]]、[[ボケイション]]、[[ブリオン]]、[[テオ]]、[[バル・ド・ドゥブラ]]、[[ベドラ]]とコマルカ（県と市の中間単位、[[コマルカ・デ・サンティアーゴ]]）を構成。

== 歴史 ==
{{main|{{仮リンク|サンティアゴ・デ・コンポステーラの歴史|es|Santiago de Compostela#Historia|en|Santiago de Compostela#History}}}}
{{節stub}}

== 地理 ==
サンティアゴ・デ・コンポステーラはア・コルーニャ県の中南部に位置し、コマルカ・デ・サンティアーゴに属する。北は[[トラソ]]、[[オローソ]]と、東は[[オ・ピノ]]、[[ボケイション]]と、南は[[ベドラ]]、[[テオ]]と、南から西が[[アメス]]と、西北が[[バル・ド・ドゥブラ]]の各自治体と隣接、自治体の中心地区は、市街地のサンティアゴ・デ・コンポステーラ地区<ref name=DicXeoGal>''Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.24''、p.53-54、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5842-7</ref>。

市街地はモンテ・ペドローソとモンテ・ビソに挟まれ、周囲をサール川とサレーラ川が流れている。市街地の周囲には29の教区が広がっている。

サンティアゴ・デ・コンポステーラはサンティアゴ・デ・コンポステーラ司法管轄区に属し、同管轄区の中心自治体である<ref>{{cite web|url=http://www.cgpe.es/partido.aspx?idprovincia=15&numpartido=2|title=Santiago de Compostela, partido judicial nº2 de Coruña (A)|publisher=Consejo General de los Procuradores de España|language=スペイン語|accessdate=2011-10-17}}</ref>。
=== 人口 ===
{{グラフ|タイプ=人口推移|幅=600|1900|24120|1910|24637|1920|25870|1930|38270|1940|49191|1950|55553|1960|57165|1970|70893|1981|93695|1991|105851|2000|93903|2010|94824|脚注={{人口推移ア・コルーニャ}}}}

== 政治 ==
自治体首長は[[ガリシア国民党]] (PPdeG) のヘラルド・ヘスス・コンデ・ロア (Gerardo Jesús Conde Roa)<ref>{{cite web|url=http://www.mpt.gob.es/gl/areas/politica_local/alcaldes_2011.html|title=Alcaldes Elecciones 2011|publisher=Gobierno de España, Ministerio de Política Territorial y Administración Pública|language=スペイン語|accessdate=2011-10-17}}</ref>、自治体評議員は、ガリシア国民党：13、[[ガリシア社会党]] (PSdeG-PSOE)：9、[[ガリシア民族主義ブロック]] (BNG)：3、となっている（2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順）<ref name=GEMI.Elec.local.2011>{{cite web|url=http://elecciones.mir.es/resultados2011/99MU/DMU1115907899_L1.htm?d=929&e=480|title=スペイン内務省 2011年地方選挙結果|publisher=スペイン政府 内務省|language=スペイン語|accessdate=2011-10-17}}</ref>。
=== 歴代市長 ===
{{Alcaldes_España
| Alcalde_1 = {{仮リンク|ホセ・アントーニオ・ソウト・パス|es|José Antonio Souto Paz}} (–1981) / マルシアル・カストロ・ゲーラ
| Partido_1 = [[民主中道連合|UCD]] / UCD
| Alcalde_2 = {{仮リンク|シェラルド・エステベス・フェルナンデス|gl|Xerardo Estévez}} (–1986) / {{仮リンク|エルネスト・ビエイテス・コルティソ|es|Ernesto Viéitez Cortizo}}
| Partido_2 = [[ガリシア社会党|PSdeG]] / [[国民同盟 (スペイン)|AP]]
| Alcalde_3 = シェラルド・エステベス・フェルナンデス
| Partido_3 = PSdeG
| Alcalde_4 = シェラルド・エステベス・フェルナンデス
| Partido_4 = PSdeG
| Alcalde_5 = シェラルド・エステベス・フェルナンデス (–1998) / {{仮リンク|ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ|es|Xosé Antonio Sánchez Bugallo}}
| Partido_5 = PSdeG
| Alcalde_6 = ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ
| Partido_6 = PSdeG
| Alcalde_7 = ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ
| Partido_7 = PSdeG
| Alcalde_8 = ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ
| Partido_8 = PSdeG
| Alcalde_9 = {{仮リンク|ヘラルド・コンデ・ロア|es|Gerardo Conde Roa}} (–2012) / {{仮リンク|アンヘル・クラス・フェルナンデス|es|Ángel Currás Fernández}}
| Partido_9 = [[ガリシア国民党|PPdeG]]
}}
=== 選挙結果 ===
<table height=6000 width=805 style="background:White">
<td>
{|
|-
| colspan="6" bgcolor="#C0C0C0" |'''1999年6月13日自治体選挙'''<ref name=GEMI.Elec.local.anterior>{{cite web|url=http://www.infoelectoral.mir.es/min/busquedaAvanzadaAction.html|title=スペイン内務省 地方選挙結果（過去）|publisher=スペイン政府 内務省|language=スペイン語|accessdate=2011-10-17}}</ref>
|- bgcolor="#D8D8D8"
| '''政党'''
| align="right" | '''得票数'''
| align="right" | '''得票率'''
| align="right" | '''獲得議席'''
|-
| bgcolor="#00CED1" | '''PPdeG'''
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 20,901
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 42.86%
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 11
|-
| bgcolor="#FF6347" | '''PSdeG-PSOE'''
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 16,208
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 33.24%
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 9
|-
| bgcolor="#7CFC00" | '''BNG'''
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 8,780
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 18.00%
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 5
|-
| bgcolor="#DDA0DD" | '''DG'''<ref>DGは[[:gl:Democracia Galega|Democracia Galega]]（民主主義ガリシア）で、中道民族主義政党。</ref>
| bgcolor="#D8BFDD" align="right" | 974
| bgcolor="#D8BFDD" align="right" | 2.00%
| bgcolor="#D8BFDD" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#4890FF" | '''ISC'''<ref>ISCはIndependientes de Santiago de Compostela</ref>
| bgcolor="#48CEFA" align="right" | 325
| bgcolor="#48CEFA" align="right" | 0.67%
| bgcolor="#48CEFA" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#FFFF28" | '''EU'''<ref>EUは[[:gl:Esquerda Unida - Izquierda Unida|Esquerda Unida - Izquierda Unida]]（[[ガリシア統一左翼]]）、[[統一左翼 (スペイン)|統一左翼]]の地域支部政党連合。</ref>
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 242
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 0.50%
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#D8BFBB" | '''EDEG-OV'''<ref>EDEG-OVはEsquerda de Galicia - Os Verdes、ガリシア左翼＝緑の党。</ref>
| bgcolor="#FFC0CB" align="right" | 233
| bgcolor="#FFC0CB" align="right" | 0.48%
| bgcolor="#FFC0CB" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#F4A433" | '''PH'''<ref>PHは[[:es:Partido Humanista de España|Partido Humanista]]</ref>
| bgcolor="#F4A460" align="right" | 56
| bgcolor="#F4A460" align="right" | 0.11%
| bgcolor="#F4A460" align="right" | 0
|}
<small>首長当選者：ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ (PSdeG-PSOE)</small>
<td>
{|
|-
| colspan="6" bgcolor="#C0C0C0" |'''2003年5月25日自治体選挙'''<ref name=GEMI.Elec.local.anterior>{{cite web|url=http://www.infoelectoral.mir.es/min/busquedaAvanzadaAction.html|title=スペイン内務省 地方選挙結果（過去）|publisher=スペイン政府 内務省|language=スペイン語|accessdate=2011-10-7}}</ref>
|- bgcolor="#D8D8D8"
| '''政党'''
| align="right" | '''得票数'''
| align="right" | '''得票率'''
| align="right" | '''獲得議席'''
|-
| bgcolor="#FF6347" | '''PSdeG-PSOE'''
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 20,481
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 40.32%
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 11
|-
| bgcolor="#00CED1" | '''PPdeG'''
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 18,489
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 36.40%
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 10
|-
| bgcolor="#7CFC00" | '''BNG'''
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 8,507
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 16.75%
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 4
|-
| bgcolor="#FFFF28" | '''EU'''
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 590
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 1.16%
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#9ACD32" | '''CDI'''<ref>CDIはCentro Democrático Independienteで、ガリシア民族主義政党。</ref>
| bgcolor="#9ACD77" align="right" | 581
| bgcolor="#9ACD77" align="right" | 1.14%
| bgcolor="#9ACD77" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#9ACDAA" | '''ODEP'''<ref>ODEPはOtra Democracia Es Posible。</ref>
| bgcolor="#BDDD77" align="right" | 216
| bgcolor="#BDDD77" align="right" | 0.43%
| bgcolor="#BDDD77" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#BA55C3" | '''CDS'''<ref>CDSは[[:es:Centro Democrático y Social|Centro Democrático y Social]]（[[民主社会中道党]]）。</ref>
| bgcolor="#DA70D6" align="right" | 206
| bgcolor="#DA70D6" align="right" | 0.41%
| bgcolor="#DA70D6" align="right" | 0
|}
<small>首長当選者：ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ (PSdeG-PSOE)</small>
</table>
<table height=6000 width=780 style="background:White">
<td>
{|
|-
| colspan="6" bgcolor="#C0C0C0" |'''2007年5月27日自治体選挙'''<ref name=GEMI.Elec.local.anterior/>
|- bgcolor="#D8D8D8"
| '''政党'''
| align="right" | '''得票数'''
| align="right" | '''得票率'''
| align="right" | '''獲得議席'''
|-
| bgcolor="#00CED1" | '''PPdeG'''
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 18,664
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 39.01%
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 11
|-
| bgcolor="#FF6347" | '''PSdeG-PSOE'''
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 18,270
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 38.19%
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 10
|-
| bgcolor="#7CFC00" | '''BNG'''
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 7,871
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 16.45%
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 4
|-
| bgcolor="#FFFF28" | '''EU'''
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 1,119
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 2.34%
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#FFA500" | '''SAIn'''<ref>SAInは[[:es:Solidaridad y Autogestión Internacionalista|Solidaridad y Autogestión Internacionalista]]。</ref>
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 620
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 1.30%
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 0
|}
<small>首長当選者：ショセ・アントーニオ・サンチェス・ブガージョ (PSdeG-PSOE)</small>
<td>
{|
|-
| colspan="6" bgcolor="#C0C0C0" |'''2011年5月22日自治体選挙'''<ref name=GEMI.Elec.local.2011/>
|- bgcolor="#D8D8D8"
| '''政党'''
| align="right" | '''得票数'''
| align="right" | '''得票率'''
| align="right" | '''獲得議席'''
|-
| bgcolor="#00CED1" | '''PPdeG'''
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 20,787
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 43.27%
| bgcolor="#00FFFF" align="right" | 13
|-
| bgcolor="#FF6347" | '''PSdeG-PSOE'''
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 14,876
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 30.97%
| bgcolor="#FA8072" align="right" | 9
|-
| bgcolor="#7CFC00" | '''BNG'''
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 6,389
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 13.30%
| bgcolor="#7CFC55" align="right" | 3
|-
| bgcolor="#FFFF28" | '''EU'''
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 1,906
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 3.97%
| bgcolor="#FFFF66" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#00FA9A" | '''UPyD'''<ref>UPyDは[[:es:Unión Progreso y Democracia|Unión Progreso y Democracia]]（[[連合・進歩・民主主義]]）。</ref>
| bgcolor="#98FB98" align="right" | 968
| bgcolor="#98FB98" align="right" | 2.01%
| bgcolor="#98FB98" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#7FFFD4" | '''CANDIDATURA DO POVO'''
| bgcolor="#AFEEEE" align="right" | 598
| bgcolor="#AFEEEE" align="right" | 1.24%
| bgcolor="#AFEEEE" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#FFA500" | '''SAIn'''
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 418
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 0.87%
| bgcolor="#FFA555" align="right" | 0
|-
| bgcolor="#F0E68C" | '''C.XXI'''<ref>C.XXIは[[:gl:Converxencia XXI|Converxencia XXI]] (CONVERXENCIA VINTEÚN)、ガリシア民族主義政党。</ref>
| bgcolor="#EEE8AA" align="right" | 264
| bgcolor="#EEE8AA" align="right" | 0.55%
| bgcolor="#EEE8AA" align="right" | 0
|}
<small>首長当選者：ヘラルド・ヘスス・コンデ・ロア (PPdeG)</small>
</table>

=== 州政 ===
サンティアゴ・デ・コンポステーラはガリシア自治州の州都で、ガリシア州の政治の中心であり、自治体内には様々な{{仮リンク|ガリシア自治州政府|gl|Xunta de Galicia}}の機関がおかれている。オレオ通りのオレオ館 (Pazo do Hórreo) には[[ガリシア自治州議会]]がおかれ、北部のサン・カエターノ地区には自治州の行政をつかさどる行政府がおかれる。また、旧市街のオブラドイロ広場、大聖堂の正面にあるラショイ館 (Pazo de Raxoi) には{{仮リンク|ガリシア自治州首相|gl|Presidente da Xunta de Galicia}}首相府がおかれている。

=== 司法行政 ===
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、同自治体と、[[アメス]]、[[ボケイション]]、[[テオ]]、[[ベドラ]]を管轄区とするア・コルーニャ県第2司法管轄区 ([[:gl:Partidos xudiciais de Galicia|Partido xudicial]] número 2 da provincia da Coruña) の中心自治体となっている。

== 交通 ==
=== 空港 ===
郊外には[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港]]（ラバコジャ）もあり、マドリード、バルセロナ他の国内主要都市のほか、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどへの国際定期便も発着する。
=== 鉄道 ===
[[2013年]]には高速鉄道[[AVE]]が開通する予定。それに合わせて駅舎を建て替える計画があり、それに合わせて、現在旧市街を挟んで、ほぼ反対の位置にある、バス・ターミナルを鉄道駅に隣接させる計画となっている。

== 教育・文化 ==
市内にはガリシア地方で最も歴史のある[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学]] (USC) があり、スペイン国内でも有数の規模を誇る。[[1990年]]にア・コルーニャとビーゴに大学ができるまで、ガリシア地方唯一の大学であった。キャンパスは、サンティアゴ市内に旧市街を挟んで南と北に2か所、他にルーゴにもある。現在の学生数はおよそ3万人。

; 南キャンパス
* 生物学部 (Facultade de Bioloxía)
* 教育学部 (Facultade de Ciencias da Educación)
* 政治・社会学部 (Facultade de Ciencias Políticas e Sociais)
* 法学部 (Facultade de Dereito)
* 薬学部 (Facultade de Farmacia)
* 哲学部 (Facultade de Filosofía)
* 物理学部 (Facultade de Física)
* 数学部 (Facultade de Matemáticas)
* 心理学部 (Facultade de Psicoloxía)
* 化学部 (Facultade de Química)
* 地理・歴史学部 (Facultade de Xeografía e Historia)
* 高等技術学校 (Escola Técnica Superior de Enxeñaría)
* 眼科学校 (Escola Universitaria de Óptica e Optometría)
* 労働関係学校 (Escola Universitaria de Relacións Laborais)

; 北キャンパス
* 医科・歯科学部 (Facultade de Medicina e Odontoloxía)
* 教育学部（マスター） (Facultade de Ciencias da Educación)
* 経済・経営学部 (Facultade de Ciencias Económicas e Empresariais)
* 文献学部 (Facultade de Filoloxía)
* コミュニケーション科学部 (Facultade de Ciencias da Comunicación)
* 看護師学校 (Escola Universitaria de Enfermaría)

ルーゴに4つの学部と2つの専門学校があるほかに、いくつかの研究・教育施設を持つ。

=== 祝祭日 ===
* [[昇天祭]] (Día da Ascensión)
* {{仮リンク|ガリシア民族の日|gl|Día Nacional de Galicia}} - 7月25日は「ガリシア民族の日」とされ祝日となっている<ref>{{cite web|url=http://www.xunta.es/dog/Publicados/1979/19790101/Anuncio956_gl.html|title=DOG Núm. 1|publisher=Xunta de Galicia|language=ガリシア語|date=1979-01-01|accessdate=2013-08-03}}</ref>。またこの日は[[ヤコブ (ゼベダイの子)|サンティアゴ・アポストロ（聖ヤコブ）]]の日でもあり、この日を中心に様々な行事・催し物が行われる。日曜と重なる年は聖年 ([[:gl:Ano Santo|Ano Santo]]) とされ、平年閉じられている聖なる門 (Porta Santa) が開けられ、ここから聖堂内に入ることができる。2010年がちょうど聖年にあたり、11月6日には[[ローマ教皇]][[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]（ガリシア語：ビエイト16世）が来訪した。次の聖年は11年後の2021年である。前夜の24日にはカテドラル正面のオブラドイロ広場をメイン会場に大花火大会が催されている。近年は[[プロジェクションマッピング]]による映像と音の催し物がカテドラル正面を用いて行われている<ref>2011年のカテドラル800年の年に行われたプロジェクションマッピングと花火[http://www.youtube.com/watch?v=hPF5dRAsfeA GPD conmemora el aniversario de la Catedral de Santiago con]</ref>。2013年は、前夜の24日に郊外のアングロイス地区で[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故|列車脱線事故]]が起きたため、すべての行事が中止された<ref>{{cite web|url=http://www.lavozdegalicia.es/noticia/santiago/2013/07/24/suspenden-fiestas-santiago/00031374695109710556150.htm?idioma=galego|title=Os actos festivos do Apóstolo quedan suspendidos|publisher=La Voz de Galicia|language=ガリシア語|date=2013-07-25|accessdate=2013-08-03}}</ref>。
* [[ロクス|サン・ローケ]]の日 - 8月16日

=== その他 ===
* シネウローパ (Cineuropa) - 映画祭。名称はヨーロッパの映画を表すが、アジアや南北アメリカなど世界中の映画が約1ヵ月間市内の劇場等で上映される。毎年日本の映画も何本か上映されている。期間は11月から12月にかけての1か月。また10月末にはアラブの映画を上映する、ヨーロッパ・アラブ映画祭Amalが1週間行われる。

== スポーツ ==
=== サッカー ===
* SDコンポステーラ - [[リーガ・エスパニョーラ]]の[[セグンダ・ディビシオンB|セグンダ・ディビションB]]に所属。
* SDシウダ・デ・サンティアゴ - 2009-2010期にはリーガ・エスパニョーラの[[テルセーラ・ディビシオン|テルセーラ・ディビション]]グルーポ1に所属していたが、経済的問題で、11月にリーグを離脱、最終的にチームは消滅してしまった。

== 観光名所 ==
旧市街は1985年に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]によって世界遺産に登録された。
[[画像:AcampadaObradoiro 6.jpg|thumb|200px|right|オブラドイロ広場を占拠する15-M運動参加者（2011年5月21日）]]
* {{仮リンク|オブラドイロ広場|gl|Praza do Obradoiro}} - サンティアゴの象徴的広場で、スペイン全土で沸き起こった{{仮リンク|15-M運動|es|Movimiento 15-M}}<ref>15-M運動とは北アフリカで起きた[[アラブの春]]に触発された大衆抗議運動で2011年5月15日 (15 de mayo) に開始されたことからそう呼ばれる。この運動においても[[フェイスブック]]などの[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]を通じて呼び掛けが行われ、スペイン全土の多くの都市で、広場などにテントが持ち込まれ1カ月以上平和裏に占拠された。参照：[[:es:Protestas en España de mayo de 2011|Protestas en España de 2011]]。この運動は日本ではほとんど伝えられなかったが、同年9月の[[ウォール街を占拠せよ]]にも影響を与えたとされる。参照：[[:en:Occupy movement|Occupy movement]]。</ref>では、この広場で多くの人によって1カ月以上にもわたって占拠が行われた<ref>[http://blogs.lavozdegalicia.es/municipales2011/2011/05/22/una-gran-paella-para-400-personas-da-nuevas-fuerzas-a-los-concentrados-en-el-obradoiro/?idioma=galego La Voz de Galicia紙2011年5月22日]</ref><ref>[http://www.galiciahoxe.com/eleccions/gh/reflexion-ludica-pensando-nunha-accion-mundial/idEdicion-2011-05-22/idNoticia-671476/ Galicia Hoxe紙2011年5月22日]</ref>。広場の東はカテドラル ([[:gl:Catedral de Santiago de Compostela|Catedral de Santiago de Compostela]]) 正面に接している。西側はパソ・デ・ラショイ（ラショイ館、現在自治体庁舎として使用）、北には[[パラドール]]・オスタル・ドス・レイス・カトリコス、南は{{仮リンク|コレシオ・デ・サン・シェローメ|gl|Colexio de San Xerome}}（現在[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学]]の学長オフィスとして使用）などの建物がある。[[フランシスコ・フランコ・バーモンデ|フランコ]]時代にはスペイン広場と呼ばれていたが、民主化後旧名に戻された。
* {{仮リンク|キンターナ広場|gl|Praza da Quintana}} - カテドラルの裏側の広場。夏期にはコンサートや様々な催し物が行われる。
* プラテリーア広場 - カテドラルの[[翼廊]]南側の広場。
* {{仮リンク|セルバンテス広場|gl|Praza de Cervantes}}
* トウラル広場
* マサレロス広場 - サンティアゴ大学の哲学部の正面にある広場。この広場の南側には、唯一かつての旧市街を囲んでいた城壁の名残である門が残っている。
これらの広場では祝祭日に野外コンサートなどが行われる。

; ミュージアム
* {{仮リンク|ガリシア民族博物館|gl|Museo do Pobo Galego}} - 旧{{仮リンク|サント・ドミンゴ・デ・ボナバル修道院|gl|Convento de San Domingos de Bonaval}}内、隣接する教会は{{仮リンク|パンテオン・デ・ガレーゴス・イルストレス|gl|Panteón de Galegos Ilustres}}（ガリシア偉人廟）となっており、[[ロサリーア・デ・カストロ]]、[[アルフォンソ・ロドリゲス・カステラオ|アルフォンソ・カステラオ]]など、ガリシア民族の偉人が埋葬されている。
* サンティアゴ巡礼博物館 (Museo das Peregrinacións e de Santiago) - 現在プラテリーア広場旧スペイン銀行支店跡に新本館建築工事中。
* {{仮リンク|ガリシア現代美術センター|gl|Centro Galego de Arte Contemporánea}}
* {{仮リンク|ガリシア文化都市|gl|Cidade da Cultura de Galicia}}（シダーデ・ダ・クルトゥーラ・デ・ガリシア） - 美術館、図書館、文書館、文化ホールなどを備えた一大複合文化施設。2011年1月、未完成のまま、オープンした。完成にはまだ数年かかる見込みである。建設開始から、10年以上経過しており、期待されている一方、巨額の費用がかかっていることから、批判も多い。

; 宗教建築
* [[カテドラル]]{{Main|:es:Santiago de Compostela Cathedral}}
814年に当時の司教であった{{仮リンク|テオドミーロ|gl|Teodomiro (bispo)}}により聖ヤコブの墓が発見されたことでここには小さな教会が建設され、再建を重ね、現在の姿に至った。1077年にアルフォンソ4世が出した建設決定に基づいて第1期から第3期に分けられ建設されることになり、1075年、司教{{仮リンク|ディエゴ・ペラーエス|es|Diego Peláez}}の時代に内陣より建設が開始された。1075年内陣から建設が始まる。11世紀末より行われた第1期では伯爵秘書でアルフォンソ4世の娘婿であった{{仮リンク|ディエゴ・ヘルミレス|es|Diego Gelmírez}}によって中断しながらではあったが、主に東側後陣内陣の建設が行われた。またこの時、エステバンが建設に携わったという説がある。第2期は12世紀初頭からで第1期同様ディエゴ・ヘルミレスによって建設が進められた。
交叉部まで工事が進んでいた教会は1105年礼拝室の奉献が行われた。1117年には火事に見舞われたが工事は進み、1124年ファサード以外の全ての部分の建設工事が終了した。そして第3期は1168年工事に以前参加していた{{仮リンク|メストレ・マテーオ|gl|Mestre Mateo}}に依頼したことで建設工事が再び始動したことで始まる。1211年4月11日に献堂式が行われ教会は完成に至った。
なお、ゴシック様式の部分はもともとあった部分を改造して造られていて、バロック様式のファサードと鐘楼の部分は1667年頃ペーニャ・デ・トーロによって修復、建設された。
教会構造や装飾は以下の通りである。西正面{{仮リンク|オブラドイロ門ファサード|gl|Fachada do Obradoiro}}はフェルナンド・カサス・イ・ノボーアの作品で、バロック様式の建築である。そこを抜けると現れる栄光の門は、メストレ・マテーオの作品。門は3つに分かれており、左から旧約聖書の世界、天国、新約聖書の世界を表すと言われている。天国、地獄、煉獄であるという説もある。3つの門の真ん中のトリュモーにはエッサイの樹や使徒姿のヤコブの彫刻がある。また、中央タンパン部分には荘厳のキリスト、受難の道具とマタイ、マルコ、ヨハネ、ルカの4人の福音記者、天国に迎えられた人々の彫刻が施してある。ブッシュール部分には、「ヨハネの黙示録」に登場する、神の御座を囲む二十四人の老人たちが楽器を演奏しているところが刻まれている。楽器はガリシア地方特有のオルガニストゥルムやヴァイオリンなどが描かれている。
天国の門と呼ばれる北門アサバチェリーア門は、上部はネオクラシック様式、土台はバロック様式で造られている。もともとロマネスク様式であったが、18世紀ベンドゥーラ・ロドリゲスらによって再建された。
さらに[[銀細工師]]の門と呼ばれる南門{{仮リンク|プラテリーアス門|gl|Fachada das Praterías}}は、ロマネスク様式の門にカテドラル内から持ってきたロマネスク様式の彫像を埋め込んでできている。
地下に降りるとヤコブの墓がある。ヤコブの聖遺品が置かれ、エルサレムからヤコブの遺体を運んできたとされているテオドーロとアタナシウスがその傍らで眠っている。
正面奥には主祭壇が現れる。
こちらはガリシアバロックというチュリゲラ様式で造られている。主祭壇では下から、使徒姿のヤコブ、巡礼姿のヤコブ、戦うヤコブ、と三変化を見ることができる。ここには[[ボタフメイロ]]があり、毎日曜正午からの巡礼者のミサと儀式の際には香が焚かれる。
ロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式、ネオクラシック様式が混在する貴重な教会である。10世紀頃から現在までサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の終着地として多くの巡礼者を迎えている。
* {{仮リンク|サン・マルティーニョ・ピナリオ修道院|gl|Mosteiro de San Martiño Pinario}}
* {{仮リンク|サン・パイオ・デ・アンテアルターレス修道院|gl|Convento de San Paio de Antealtares}}
* {{仮リンク|サン・フィス・デ・ソロビオ教会|gl|Igrexa de San Fiz de Solovio}}
* {{仮リンク|アニマス礼拝堂|gl|Capela de Ánimas}}
; その他の建築
* {{仮リンク|パソ・デ・ラショイ|gl|Pazo de Raxoi}} - 18世紀建造の[[新古典主義]]様式建築、現在自治体庁舎と州首相府として使用。オブラドイロ広場カテドラルの正面にある。
* {{仮リンク|オスタル・ドス・レイス・カトリコス|gl|Hospital dos Reis Católicos}} (Hostal dos Reis Católicos) - 16世紀建造、19世紀まで病院として使用された。現在ホテル[[パラドール]]として使用。
* コレシオ・デ・フォンセカ (Colexio de Fonseca) - 旧[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学]]学舎、1970年代まで薬学部の建物として使用。現在サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の総合図書館として使用。

== 教区 ==
市内は30の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区<ref name=DicXeoGal/>。
{{div col|cols=3}}
* アリンス（サン・マルティーニョ）
* バンド（サンタ・エウラリア）
* ア・バルシエラ（サント・アンドレ）
* ブスト（サン・ペドロ）
* オ・カルバジャル（サン・シュリアン）
* オ・カスティニェイリーニョ（ノサ・セニョーラ・デ・ファティマ）
* セサール（サンタ・マリーア）
* コンショ（サンタ・マリーア）
* オ・エイショ（サン・クリストーボ）
* ア・エンフェスタ（サン・クリストーボ）
* フェチャ（サン・ショアン）
* フィゲイラス（サンタ・マリーア）
* グリショーア（サンタ・マリーア）
* ララーニョ（サン・マルティーニョ）
* マランテス（サン・ビセンテ）
* マロソス（サンタ・マリーア）
* ネメンソ（サンタ・クリスティーナ）
* ア・ペレグリーナ（サンタ・マリーア）
* サブゲイラ（サン・パイオ）
* サン・カエターノ（サンティアーゴ）
* サン・ラサロ（サンティアーゴ）
* サン・パイオ（サンティアーゴ）
* サンタ・クリスティーナ・デ・フェチャ（サンタ・クリスティーナ）
* '''サンティアゴ・デ・コンポステーラ'''
* サル（サンタ・マリーア）
* ベルディーア（サンタ・マリーニャ）
* ビダン（ディビーノ・サルバドール）
* ビジェストロ（サンタ・マリーア）
* ビスタ・アレグレ（サン・ショアン）
{{div col end}}

== 著名出身者 ==
* [[ショセ・マヌエル・ベイラス]] (Xosé Manuel Beiras) - 政治家、エコノミスト、作家。[[ガリシア民族主義ブロック]]の創設者。
* [[スソ・デ・トーロ]] (Suso de Toro) - 作家。
* [[エウヘニオ・モンテーロ・リオス]] (Eugenio Montero Ríos) - 政治家。
* [[マリアーノ・ラホイ・ブレイ]] - 政治家。現[[スペインの首相|スペイン首相]]。

== 姉妹都市 ==
* {{flagicon|ITA}} [[アッシジ]]（[[イタリア]]）
* {{flagicon|Argentina}} [[ブエノスアイレス]]、[[アルゼンチン]]
* {{flagicon|Iran}} [[マシュハド]]、[[イラン]]
* {{flagicon|Mexico}} [[サンティアゴ・デ・ケレタロ]]、[[メキシコ]]
* {{flagicon|Portugal}} [[サンティアゴ・ド・カセン]]、[[ポルトガル]]
* {{flagicon|Iran}} [[ゴム (イラン)|ゴム]]、イラン
== 世界遺産 ==
{{世界遺産概要表
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=== 登録基準 ===
{{世界遺産基準|1|2|6}}

== 関連項目 ==
*[[サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路]]
*[[カリクストゥス写本]]
*{{仮リンク|サンティアゴ・デ・コンポステーラの城郭|gl|Muralla de Santiago de Compostela|es|Muralla de Santiago de Compostela|pt|Muralha de Santiago de Compostela|en|Muralla de Santiago de Compostela}} - [[城郭都市]]（{{lang-es|Muralla}}）
*[[サンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故]]

== 脚注 ==
<div class= "references-small">
{{reflist|2}}
</div>

== 参考文献 ==
*木俣元一・佐藤達生『図解　大聖堂物語　ゴシック建築と美術』河出書房新社、2000年
*櫻井義夫『スペインのロマネスク教会　時空を超えた光と影』鹿島出版会、2004年
*中谷光月子『サンティアゴ巡礼に行こう！　歩いて楽しむスペイン』彩流社、2004年

== 外部リンク ==
{{Commons&cat|Santiago de Compostela|Santiago de Compostela}}
; 公式
* [http://www.santiagodecompostela.org/index.php?lg=gal サンティアゴ・デ・コンポステーラ市公式サイト] {{gl icon}}{{es icon}}{{en icon}}

{{スペインの世界遺産}}
{{ア・コルーニャ県の自治体}}
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