コーポレートカラー

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テンプレート:国際化 テンプレート:Ambox-mini コーポレートカラー(Corporate Color)とは企業や団体等の組織を象徴するを言う。シンボルカラー(Symbol Color)と同義で扱うことがある。組織が対外的に意図するイメージやコンセプトを提示することが多く、図案にコーポレートカラーを用いることがある。CIの一環としてロゴマーク、社名等の看板、製品パッケージ、広告、ウェブサイトのデザイン、車両の塗装などをその色で統一することが多い。本稿では日本の企業のコーポレートカラーについて述べる。

なお、コーポレートカラーは企業の社章・団体の団体章・学校の校章に使用されている色と一致していることが多いが、必ずしもそうであるとは限らない。また、まれにではあるが、カラー(色)を比喩的に捉え、「コーポレートカラー」の語をコーポレーション(Corporation)の"カラー"として、即ち、企業や組織の社風や企業の雰囲気を指す言葉として用いる用法もある。

日本で代表的なものとしては、JRグループ各社、三菱グループ(赤)、日産自動車(赤・白・青)、3大メガバンク日本航空(赤)・全日本空輸(トリトンブルー)などがある。

また、学校のコーポレートカラーを「スクールカラー」と呼ぶことが多い。東京大学の「淡青」、明治大学駒澤大学の「紫紺」などがよく知られている。

コーポレートカラーの例

NTTグループ



NTT
ビビッドブルー


NTTドコモ
ドコモレッド

KDDIグループ



auブランド
auオレンジ

JRグループ



JR北海道
萌黄色


JR東日本


JR東海
オレンジ


JR西日本


JR四国
水色


JR九州


JR貨物
コンテナブルー
  • グループ全体の共通ロゴである「JRグループ」ロゴにはが使われる。

NEXCOグループ



NEXCO東日本
緑色


NEXCO中日本
オレンジ


NEXCO西日本

JP(日本郵政)グループ



日本郵政日本郵便
ゆうせいレッドゆうびんレッド


郵便局
ゆうびんきょくオレンジ


ゆうちょ銀行
ゆうちょグリーン


かんぽ生命
かんぽブルー

都市銀行・信託銀行グループ




三菱UFJフィナンシャル・グループ
MUFGレッド



三井住友フィナンシャルグループ
フレッシュグリーントラッドグリーン(注)



みずほフィナンシャルグループ
みずほコズミックブルーみずほホライズンレッド



りそなグループ
グリーンオレンジ

(注)キャッシュカードの見本などには「若草××」という名前が使われている。

航空会社



日本航空(JAL)
レッド


全日本空輸(ANA)
トリトンブルー

関連項目