グリーンマーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2011年10月7日 (金) 07:47時点におけるD.h (トーク)による版 (Category:リサイクルを除去; Category:日本のリサイクルを追加 (HotCat使用))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

グリーンマークは、古紙を原料に再生利用した製品のための目印である。環境ラベリング制度の一つ。古紙の利用を拡大し、紙のリサイクルの促進を図ることを目的としている。

1981年財団法人古紙再生促進センターが制定した。もともと、「古紙=粗悪なもの」というイメージがあったため、古紙利用製品に対する消費者のイメージ向上を目的としてスタートされた。しかし初期の頃はなかなか普及せず、トイレットペーパーやちり紙などにしか利用がなかった。

1980年代の終わりから、社会の環境保全活動が活発となったことから、古紙利用が見直され、グリーンマークの表示製品も増えてくることとなった。

設定基準

古紙を原則40%以上利用した製品に表示が許される(ただし、トイレットペーパーとちり紙は100%利用、新聞用紙とコピー用紙は50%以上利用)。

グリーンマーク収集

かつて学校や地域を中心に、グリーンマークを収集する活動が行われていた。これは、グリーンマークが表示された商品の使用促進を目的として、1981年のグリーンマーク制定と同時に、古紙再生促進センターがグリーンマークの収集に取り組んだ団体に対し、苗木ノートを進呈するというものであった(ただしこの苗木等の配布制度は2001年度をもって終了している)。

関連項目

外部リンク

財団法人古紙再生促進センター