グッチ裕三

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テンプレート:ActorActress グッチ 裕三(グッチ ゆうぞう(ゆうぞお[1])、1952年2月27日 - )は、日本のタレント歌手料理愛好家長良プロダクショングループの長良マネジメント所属。本名・旧芸名:高田 裕三(たかた ゆうぞう)。ビジーフォー初期は本名・高田 裕三で活動していた。

東京都板橋区出身。暁星高校卒。血液型はA型。歌手の田中星児とは従兄にあたる。

プロフィール

芸能活動

暁星高校卒業後、米軍キャンプやクラブ等で音楽活動を開始。ブルーエンジェル(モト冬樹エド山口)、スリーチアーズ・アンド・コングラッツレイションズ(ウガンダ・トラ宮本典子)など多くの人物といくつものバンドを組んで活動。当時は主にソウル・ミュージックを歌っていた。

1978年にモト冬樹、ウガンダらとコミックバンドビジーフォーを結成。ボーカルを担当、美しいファルセットが大きな特徴である。同グループは、ものまねやコミックソングで人気を博す。

1980年テレビ・デビュー。1983年から『ものまね王座決定戦』に出演。[2]1992年グッチ裕三とグッチーズを結成し、独自にライブ活動を開始。抜群の歌唱力、幅広いレパートリー、卓越したユーモアのセンスを駆使したショーを展開。

1996年からはNHK教育の『ハッチポッチステーション』に出演する。日本のテレビ放送の歴史において、最高視聴率を獲得した子供番組であり、世界50カ国で放送され、2003年、第11回スポニチ文化芸術大賞優秀賞受賞作品に選ばれる。また、同番組から発売されたCDはロングセラーとなった。

料理界デビュー

1995年頃から少しずつ料理番組に出はじめたが、1998年に、テレビ東京の『素敵にワイド!ほっと10』内の「グッチ裕三のこれは旨い」で本格的に料理界にデビュー。2002年からはNHKきょうの料理』にレギュラー出演。また、これ以外にも、多数の料理番組への出演、居酒屋「旨いぞお」のプロデュースなど趣味の域を超えて活動している。 THE 料理王では2連覇を達成している。ちなみに初回では一般投票による「料理が上手いと思う芸能人」第1位としての登場である。

その他

  • ビジーフォー1983年から2000年まで出演した『ものまね王座決定戦』では、当時としては珍しい洋楽のものまね(サイモン&ガーファンクルプラターズなどのものまね)で一世を風靡し、最多の5回の優勝を果たす。
  • ビジーフォーのメンバーであったモト冬樹とは暁星小学校からの縁。彼の兄であるエド山口も暁星の先輩にあたる。
  • 2005年ベストファーザー賞を受賞。
  • 離婚歴2回、現在の妻は3度目の妻。なお2度目の妻との間に1男があり、離婚・(グッチの)3度目の結婚を経た後も息子はグッチの元をたびたび訪れ、グッチも息子の来訪を容認していたという。
  • 石橋貴明とは石橋が駆け出しのころからの親友である。グッチが最初の結婚をして間もない頃、まだ売れていなかった石橋が足しげくグッチ宅にあがりこんでは飲食するのを繰り返していたため、妻が「グッチと石橋は絶対ホモだ!」と仲人に泣きついてしまい、グッチは仲人にこっ酷く叱られ、これが原因でスピード離婚となった。しかしグッチと石橋はそれからも互いの離婚・再婚を経た今も、石橋の現在の妻・鈴木保奈美を交えて変わらぬ付き合いを続けているという。
  • 他に仲が良いのは『THE夜もヒッパレ』で共演した三宅裕司赤坂泰彦。グッチは三宅裕司M宅Y司(えむやけわいじ)さん、赤坂泰彦Aかさか(えーかさか)くん、赤坂はグッチをGッチY三(じっちわいぞう)さんと紹介することが多い。小林幸子ともプライベートでたいへんに親交が深い。
  • 芸名の由来に関しては、「愚痴言うぞ」説、「モト冬樹と合わせて、イタリアのオートバイメーカーのモトグッチ」説などがあるが、ビジーフォーの本では「高級ブランドのイメージと似つかないため」と説明されている。
  • ものまね全盛期の頃、エルヴィス・プレスリーのものまねをする際に、マイクを額にぶつけるという芸をよくやっていた。ひどい時には額から出血することもあった。この芸は当時、子供たちや多くの芸人に模倣された。
  • ものまね全盛期の頃歌唱力の評価は高かったが、ものまね自体は、似ているか似ていないかわからないネタ(古い洋楽など)が多かったり、誰のまねをしても同じ声(特にファルセットのアーティスト)だったりしたため、評価が分かれていた。和田アキ子フジテレビの『ものまね珍坊』に出演した際には「ビジーフォーのはものまねじゃないでしょ」と突っ込まれていた。
  • 平野レミが開発した「レミパン」を愛用するが、近年はこれを基に、パンダの柄が描かれたフライパン「フライパンダ」をオリジナルに作っており、カエル柄のヘラなども含め、一般にも販売している。
  • グルメ番組などに登場しコメントを述べたりすることも多いが本人曰くうまい料理ほどイラついてしまうらしい。
  • 世の中で一番許せないものは汚れた空気。自宅にはベッドルームの3台を初めとして、合計15台の空気清浄機がある。[3]

出演作品

テレビ・レギュラー

現在

過去

(ビジーフォーとしての出演はビジーフォーの頁を参照)

ラジオ・レギュラー

ラジオ・ゲスト

映画(実写)

映画(声優)

CM

現在

過去

CD

グッチ裕三

  • タナカdeシュビドゥワ~(シングル)
  • ビバ・グランパ(シングル)
  • HEY GIRL
  • TRUE LOVE

グッチ裕三とグッチーズ

  • ハッチポッチファミリー(シングル)
  • 南国パラダイス(シングル)
  • ハッチポッチステーション What's Entertainment?
  • ハッチポッチステーション ベスト・オブ・江戸川サリバンショー
  • ハッチポッチステーション The Best

著書

  • NHKきょうの料理シリーズ・グッチ裕三のパパッとレシピ
  • NHKきょうの料理シリーズ・グッチ裕三の早うまレシピ
  • NHKきょうの料理シリーズ・グッチ裕三のハッピー晩ごはん
  • NHKきょうの料理シリーズ・グッチ裕三のスマイルクッキング
  • グッチ裕三のこれは旨い(1~5巻)
  • 新・グッチ裕三のこれは旨い(1~2巻)
  • グッチ裕三のなんちゃってクッキング
  • グッチ裕三の勉強が出来る朝ごはん
  • グッチ裕三のうまくてごめん
  • グッチ裕三の「うまいぞお」
  • グッチさんだよ~ ご機嫌ポップスを英語で歌おう!!

料理アイテム

ジョークや工夫の効いたグッズとなっており、ネットでも販売されている。

  • グッチ裕三の「ヘラヘラワニ」800円
  • グッチ裕三の「とってもラクダ~」700円 (スクレーパー)
  • グッチ裕三の「キッズ・パンダ」2,000円 (子供サイズフライパン)
  • グッチ裕三の「シリコーン スプーン」1,800円
  • グッチ裕三の「シリコーン ヘラ」1,800円
  • グッチ裕三の「ソフトザル」2,500円
  • グッチ裕三の「カラースティック」2,000円 (菜ばし)
  • グッチ裕三の「計量カッパ」1,500円
  • グッチ裕三の「フライパンダ III」26cm 6,900円 (IH対応)
  • グッチ裕三の「フライパンダ II」26cm 2,940円
  • グッチ裕三の「フライパンダ II」28cm 3,675円
  • グッチ裕三の「ファイヤーパン」26cm 2,940円、28cm 3,675円
  • グッチ裕三の「エレキパワーでコショウひき」6,300円
  • グッチ裕三の「チッキン・ガラスボウル」 3,150円
  • グッチ裕三の「パンダのエッ!プロン」3,000円
  • グッチ裕三の「よくカエル」(4色)1,050円
  • グッチ裕三の「おタマちゃん」(4色)1,050円
  • グッチ裕三の「キリキリキリン」(2色)1,800円
  • グッチ裕三の「ロブトング」1,680円
  • グッチ裕三の「オニの鬼おろし」1,500円
  • グッチ裕三の「つかミトン」(2色)1,500円
  • グッチ裕三の「とぎジョーズ」(4色)840円
  • グッチ裕三の「ムイちゃいマウス」(4色)600円

脚注(出典)

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:あさイチ
  1. ふりがなを「ゆうぞお」とする記載について、『日本タレント名鑑 2009年度版』137ページ(VIPタイムズ社、2009年、ISBN 9784904674000)、「かぞくの肖像」朝日新聞2011年3月24日付東京版夕刊、Yahoo!人物名鑑 など。
  2. 2011年2月4日、NHKラジオ第1放送のいとしのオールディーズで、グッチ自身は、審査員で同じ暁星高校出身の藤村俊二峰岸徹が10点満点をつけてくれたおかげであると話している。
  3. 2010年2月17日、1億人の大質問!?笑ってコラえて!(日本テレビ系)