クライド・ライト

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テンプレート:Infobox baseball player クライド・ライトClyde Wright, 1941年2月20日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州出身の元プロ野球選手投手)。

来歴・人物

カーソン・ニューマン大学で活躍し、ミネソタ・ツインズからドラフト指名され、入団。カリフォルニア・エンゼルス移籍後の1966年6月15日にメジャー初登板。この試合では4安打完投勝利を収め、フルシーズン3年目の1968年には10勝6敗の好成績を残す。

1969年には不調で1勝8敗に終わるが、チームメイトのジム・フレゴシの勧めで現在でいうウインター・リーグに参戦。そこでスクリューボールチェンジアップを習得し、1970年には22勝12敗、防御率2.83の自己最高の好成績を記録し、ア・リーグカムバック賞を受賞。7月3日オークランド・アスレチックス戦ではノーヒット・ノーランを達成したが、これはエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム開場初のノーヒッターとなった。また、2009年終了時点でエンゼルスの球団史上唯一の左腕の20勝投手である。

その後も1972年に16勝17敗、1973年に18勝11敗、1974年に11勝19敗と2桁勝利をあげるが、1974年ミルウォーキー・ブルワーズに移籍、さらに1975年テキサス・レンジャースに移籍し、メジャーでの球歴はここまでで、通算100勝をあげた。

1976年4月28日に読売ジャイアンツに入団が決定し、5月6日に来日して、3シーズンにわたってプレーした。普段は好人物なのだが、気性の激しさから「クレージー・ライト」と呼ばれ、審判や相手打者とケンカするだけでなく、自分のユニフォームを引きちぎってしまった事や、カメラマンのカメラを取り上げて叩き潰してしまった事もあった。

引退後は実業家に転身し、CLYDE WRIGHT'S TENNESSEE BAR-B-QUE を経営。ジャック・ダニエルズを隠し味にしたポークサンドイッチをエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで販売しており、長蛇の列ができている[1]

息子も元メジャーリーガーのジャレット・ライト(父とは違い、右投げ投手)。1970年にノーヒットノーランを達成した際には、最後の打者フェリペ・アルーを二塁ゴロに打ち取り、エンゼルスの二塁手サンディー・アロマー・シニアがダブルプレイに仕留めた。それから27年後、1997年のワールドシリーズには、ライトの息子ジャレット(投手)と、アロマーの息子サンディー・アロマー・ジュニア(捕手)が所属するクリーブランド・インディアンスと、アルーの息子モイセス・アルーが所属するフロリダ・マーリンズが対戦。マーリンズが勝利した。

詳細情報

年度別投手成績

テンプレート:By2 CAL 20 13 3 1 0 4 7 0 -- .364 380 91.1 92 11 25 4 1 37 1 0 39 38 3.74 1.28
テンプレート:By2 20 11 1 0 0 5 5 0 -- .500 323 77.1 76 5 24 2 1 35 2 0 33 28 3.26 1.29
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テンプレート:By2 37 5 0 0 0 1 8 0 -- .111 272 63.2 66 4 30 5 1 31 3 0 33 29 4.10 1.51
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テンプレート:By2 35 35 15 2 1 18 11 0 -- .621 1029 251.0 229 14 80 6 4 87 4 0 101 83 2.98 1.23
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テンプレート:By2 MIL 38 32 15 0 1 9 20 0 -- .310 996 232.0 264 22 54 4 0 64 6 0 122 114 4.42 1.37
テンプレート:By2 TEX 25 14 1 0 1 4 6 0 -- .400 423 93.1 105 7 47 3 1 32 3 1 56 46 4.44 1.63
テンプレート:By2 巨人 21 21 5 2 0 8 7 0 -- .533 541 130.0 123 6 44 3 4 51 2 1 54 48 3.32 1.28
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テンプレート:By2 7 7 0 0 0 3 2 0 -- .600 160 38.0 29 6 20 3 2 9 0 0 21 21 4.97 1.29
MLB:10年 329 235 67 9 7 100 111 3 -- .474 7252 1728.2 1679 143 550 44 23 667 45 1 764 672 3.50 1.29
NPB:3年 59 53 10 3 2 22 18 0 -- .550 1455 340.0 342 37 126 11 14 142 5 2 162 150 3.97 1.38

表彰

MLB

記録

MLB
NPB

背番号

  • 38 (1966年 - 1973年)
  • 52 (1967年)
  • 38 (1974年)
  • 25 (1975年)
  • 38 (1975年)
  • 30 (1976年 - 1978年)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:MLBstats

テンプレート:アメリカンリーグ カムバック賞
  1. BSベストスポーツ 『KARENレポート:エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム』 NHK BS1、2011年10月1日放送。