キングオブコメディ

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テンプレート:Infobox お笑いコンビ キングオブコメディプロダクション人力舎所属のお笑いコンビである。スクールJCA6期生。専攻はコント。キングオブコント2010年優勝者。

メンバー

今野浩喜(こんの ひろき、1978年12月12日 - )
立ち位置は右でボケ(たまにツッコミ)担当。身長171cm、体重64kg、血液型はA型。埼玉県新座市出身。成立学園高等学校卒。
高橋健一(たかはし けんいち、1971年3月30日 - )
立ち位置は左でツッコミ(たまにボケ)担当。身長170cm、体重56kg、血液型はAB型。東京都大田区出身。関東学院大学卒業。

概要

  • 人力舎の内部グループ「ビジトジ」に参加している。
  • コンビ結成のきっかけは今野が高橋の恋愛相談に乗ったこと[1]
  • ネタは二人で作っている。会話形式で高橋がきっかけの話題をふり、それを二人で発展させていきながら作っていく。ネタの最終的な決定は高橋が行う。
    • なお、ネタ作りは某デパートのフリースペースで行っている。

コンビ名

  • 略称は「キング」、又は「キンコメ」。2人は前者で呼ばれる事を望んでいるとされる。
  • 初舞台前にコンビ名を決める際、「おもしろコンビ」というコンビ名を飯塚悟志(アルファルファ、現東京03)に言った所、飯塚が爆笑し「おもしろいからそのコンビ名で出な」と言われたため、舞台に出て「どうもー、おもしろコンビです」と言ったがウケなかったため「パフィ」に改名。しかしその半年後、同じ人力舎所属の先輩柴田英嗣アンタッチャブル)に「名前をちゃんと考えたほうがいいよ」とアドバイスされ、現在のコンビ名に再改名することになった[2]
  • 由来はアンタッチャブルのコンビ名の元でもある映画『アンタッチャブル』と同じロバート・デ・ニーロが出演するマーティン・スコセッシの映画『キング・オブ・コメディ』(The King of Comedy)から。なお他に「おっちょこチャイナ」「ジャンボハンバーガー」などの候補があった[2]
  • キングオブコント優勝前には「(コンビ名が)名前負けしている」などといじられることもあった。

芸風

  • ネタはコントが主だが、2002年・2003年時のM-1グランプリに出場し、準決勝まで進出している。
  • ほとんどの場合は上の立場という設定の高橋(例:動物園の引率係、師匠、教習所の教官、バイト先の店長)が今野(例:高橋に対応して幼稚園児、弟子入り志願者、自動車研修生、新人バイト)のボケに冷静に突っ込むという形式を取る。ただし、ネタによっては殴るなどして暴力的に突っ込みを入れることもある。
  • 今野の強いキャラクターのボケを、高橋がたしなめるようにツッコむコントが主流。
    • ボケ・ツッコミとのやりとりで構成されるオーソドックスなスタイルだが、二人のやり取り自体がボケになっている場面が多く見られる。
    • 単独ライブでは高橋が今野以上にしつこいボケ役を演じるネタも行う。
  • コントで今野が女性役を演じる際もカツラは一切使用せず地毛で演じる。また今野と比べると数は少ないが高橋が女性役(主に今野の母親役)のネタもあり、その際高橋も地毛で演じている。コントでは小道具や動きで笑わせるよりは、会話・やりとりで笑わせるパターンが多い。

略歴

  • 2005年、第3回お笑いホープ大賞を受賞した。ちなみに決勝のネタ中に地震というハプニングがあったがそれを高橋が地震速報という形でネタにした。このとき今野は全く地震に気付いておらず、「俺のボケをつぶしやがって」と思っていたらしい。
  • 2007年7月11日午前8時頃、東京メトロ千代田線北千住 - 町屋間のJR203系の車内で満員電車内における痴漢容疑で高橋が荒川警察署逮捕されたため(後に不起訴・所謂痴漢冤罪)、高橋は芸能活動当面休止。本人は容疑を一貫して否定している。今野はその間、ピン芸人として活動した。この余波で初の冠番組になるはずだった「キング・サブ」がお蔵入りしている。乗客からの証言などにより同年12月28日に不起訴処分となったことが所属事務所より発表され、翌2008年1月1日に「バカ爆走ライブ」にて復帰した。後に、単独ライブDVD『誤解』発売記念のロングインタビューにてこの事件の詳細を語っている[3]
  • 2010年9月23日キングオブコント2010優勝。
    • 前週に「バナナマンのバナナムーンGOLD」に出演し設楽に促されて「優勝するぞー」と宣言、ネタの一部も披露した。
    • 番組内で高橋の父親に借金があること、返済するには8回優勝する必要があることなどをコメントしている。
    • 高橋は「練習をしていないと不安になる」というほどの練習の虫であり、その練習に付き合わされる今野はかなりうんざりしているらしく、決勝進出が決まった瞬間、決勝本番までの練習量に気持ちが行ってしまい、思わず舞台上でしゃがみ込んで「地獄だ~」と呻いていたという(「ニコニコキングオブコメディ」第7回放送より)。しかし、大抵高橋の方が練習でくたびれて本番でネタが飛んだり、噛んだりしてしまう(本人談)。

出演番組

テレビ

ナレーション

ラジオ

インターネット

作品

DVD(単独)

  • 第4回単独ライブ「ハンディキャップ」(エンターブレイン)
  • 第5回単独ライブ「誤解」(Contents League
  • 第6回単独ライブ「葉桜」(Contents League)

DVD

  • 「マジ☆ワラ vol.3」
  • 「MCアンジャッシュin東京コント祭り「ゴムパッチン顔面直撃!」の巻」竹書房
  • うっちゃり宣言〜人力舎オールスターズ十番勝負〜」
  • 「バカバク!×ブートレグ VOL.2〜3」キングレコード
  • 「バカ爆走!ネクストジェネレーション Vol.1〜4」キングレコード
  • 「東京腸捻転 〜有為転変!!〜」ポニーキャニオン
  • 白黒アンジャッシュ
  • 「白黒アンジャッシュ VOL.2~5」ポニーキャニオン
  • 「死球 DEAD BALL vol.6」フォーサイド・ドット・コム
  • 「イエヤス 爆笑セレクション Vol.1」ビデオメーカー
  • 「地上波で出来ないTVシリーズ お笑いでポン!DVDデラックス vol.1」竹書房
  • 「アンタッチャブル山崎弘也とゆかいな仲間たち」CONTENTS LEAGUE
  • 「これさえできれば誰でもヒーロー!宴会芸講座 〜ゴルゴ松本先生編〜 赤盤(基礎編)」CONTENTS LEAGUE
  • 「これさえできれば誰でもヒーロー!宴会芸講座 〜ゴルゴ松本先生編〜 黒盤(応用編)」CONTENTS LEAGUE
  • 「M-1グランプリ2002完全版 〜その激闘のすべて〜 伝説の敗者復活戦45組すべて収録」YW(敗者復活戦)
  • 「M-1グランプリ2003完全版 〜M-1戦士の熱き魂〜」YW(敗者復活戦)
  • おぎやはぎnoだっぴんぐ」ポニーキャニオン
  • 「ダイナマイト関西2008」よしもとアールアンドシー
  • 爆笑オンエアバトル キングオブコメディ」アニプレックス
  • 「ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!~ガチゆるトーク信用度検証バラエティ~」 2011年10月4日発売

書籍

CD

  • ビジトジ」※アンジャッシュ・アンタッチャブル・北陽・ドランクドラゴン・おぎやはぎ・田上よしえ・キングオブコメディ・東京03・Y&Y・CUBE・ラバーガールの11組からなるユニット「ビジトジ」の作品。
  • 「MC TAKAHASHI feat.HIROKO KONNO & オトノ葉Entertainment」※キンクオブコメディとオトノ葉Entertainmentのコラボ作品。

単独ライブ

  • 2003年
    • 02月10日-11日 - 「ボッキ」(シアターブラッツ)
  • 2004年
    • 02月10日-11日 - 「キングオブコメディは二度死ぬ」(恵比寿・エコー劇場)
  • 2005年
    • 01月22日-24日 - 「ゴジラvsキングオブコメディ」(恵比寿・エコー劇場)
  • 2006年
    • 02月10日-12日 - 「ハンディキャップ」(シアターサンモール)
  • 2007年
    • 01月26日-28日 - 「誤解」(シアターサンモール)
  • 2010年
    • 04月16日-18日 - 「葉桜」(俳優座劇場)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 「爆笑オンエアバトル5」P62より
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite journal
  3. テンプレート:Cite news

関連項目

外部リンク

テンプレート:プロダクション人力舎 テンプレート:お笑いホープ大賞受賞者 テンプレート:Navbox 漫才コンテスト テンプレート:キングオブコント2010