カシュガル地区

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テンプレート:基礎情報 中国の都市 カシュガル地区(カシュガルちく)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区の西南部に位置する地区。カシュガル地区行政公署が設置されている。

民族構成はウイグル族が90%、漢族8%、その他2%となっている。

地理

新疆ウイグル自治区の西南部に位置し、同自治区のクズルス・キルギス自治州アクス地区ホータン地区およびパキスタン(カシミール地方)、アフガニスタンバダフシャーン州)、タジキスタンゴルノ=バダフシャン自治州)に接する。また、同自治区のトムシュク市を囲むように接している。

歴史

1956年ヤルカンド専区をカシュガル専区に合併。

1971年1月にカシュガル専区からカシュガル地区に改称。

行政区画

1市・10県・1自治県を管轄する。

県級市:

県:

  • 疏勒県(シューロー県) --- 面積:2,262.75平方キロ、人口29万人。
  • 疏附県(シューフー県) --- 面積:3,482.94平方キロ、人口37万人。
  • ファイザバード県(伽師県) --- 面積:6,600.68平方キロ、人口33万人。
  • カルギリク県(葉城県) --- 面積:28,928.64平方キロ、人口37万人。
  • マラルベシ県(巴楚県) --- 面積:18,490.59平方キロ、人口39万人。
  • ヨプルガ県(岳普湖県) --- 面積:3,165.76平方キロ、人口14万人。
  • イェンギサール県(英吉沙県) --- 面積:3,420.9平方キロ、人口23万人。
  • ヤルカンド県(莎車県) --- 面積:9,036.55平方キロ、人口62万人。
  • ポスカム県(沢普県) --- 面積:999.66平方キロ、人口18万人。
  • マルキト県(麦蓋提県) --- 面積:11,022.53平方キロ、人口21万人。

自治県:

年表

ヤルカンド専区

新疆省カシュガル専区

新疆省南疆行政公署ヤルカンド専区

  • 1954年12月24日 - ヤルカンド市がヤルカンド県に編入。(4県)
  • 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区南疆行政公署ヤルカンド専区となる。

新疆省南疆行政公署カシュガル専区

  • 1954年7月14日 - アルトゥシュ県・ウルグチャト県が南疆行政公署クズルス・キルギス自治州に編入。(1市7県)
  • 1954年9月17日 - 蒲犁県が自治区に移行し、タシュクルガン・タジク族自治区となる。(1市6県1自治区)
  • 1955年4月14日 - タシュクルガン・タジク族自治区が県制施行し、タシュクルガン・タジク自治県となる。(1市6県1自治県)
  • 1955年5月28日 - カシュガル市が南疆行政公署に編入。(6県1自治県)
  • 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区南疆行政公署カシュガル専区となる。

新疆省南疆行政公署

  • 1955年5月28日 - 南疆行政公署カシュガル専区カシュガル市南疆行政公署が直轄する。(1市)
  • 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区南疆行政公署となる。

新疆ウイグル自治区南疆行政公署ヤルカンド専区

  • 1956年4月21日 - ヤルカンド県・カルギリク県・ポスカム県・マルキト県がカシュガル専区に編入。

新疆ウイグル自治区南疆行政公署カシュガル専区

  • 1955年11月21日 - 疏附県・疏勒県・ファイザバード県・ヨプルガ県・マラルベシ県・イェンギサール県・タシュクルガンタジク自治県が南疆行政公署に編入。

新疆ウイグル自治区南疆行政公署

  • 1955年11月21日 - 南疆行政公署カシュガル専区疏附県疏勒県ファイザバード県ヨプルガ県マラルベシ県イェンギサール県タシュクルガンタジク自治県を直轄する。(1市6県1自治県)
  • 1956年4月21日 - カシュガル市・疏附県・疏勒県・ファイザバード県・ヨプルガ県・マラルベシ県・イェンギサール県・タシュクルガンタジク自治県がカシュガル専区に編入。

新疆ウイグル自治区カシュガル地区

交通

鉄道

外部リンク

テンプレート:新疆ウイグル自治区の行政区画