エレキコミック

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テンプレート:Infobox お笑いコンビ

エレキコミック は、トゥインクル・コーポレーション所属のお笑いコンビ1997年結成。

メンバー

東京都生まれ。三重県四日市市育ち。
身長170cm、体重68kg。
通称・やっつん(又は、やついちろう)、豚。
喧嘩をしている二人組の横を通った時、「こいつの顔みたいにしてやろうか」といきなり言われたことがある。
ロッキング・オンによるロック・フェスティバルROCK IN JAPAN FESTIVALCOUNTDOWN JAPAN)にて、「DJやついいちろう」として人気を集めている。
2009年6月26日、『DJやついいちろう(1)』を発売し、DJとしてCDデビューした。
東京都世田谷区生まれ。
身長177cm、体重73kg。
通称・だっつん(相方の「やっつん」に対抗してこう呼ばれる)、だちくん、トシちゃん。
これといった特徴がない。ある番組でスタッフがピンマイクをつける際、マネージャーと間違えられた。

概要

  • 創価大学落語研究会で出会う。
  • コンビ名の由来は、エレキギターに憧れていた音楽好き(やつい)と漫画好き(今立)。
  • 大学時代は別々のコンビだったが両方の相方が就職のためお笑いをやめ、余った者同士でコンビを組んだ。
  • 過去に出演していたコント番組『メンB』のコントでやついが演じていたキャラ「マイティーやつい」のギャグである「明るいよっ!」が有名。
  • 「もじゃもじゃ頭とすらっとした男前の青年」ということで、見た目がラーメンズに似ている。また、片桐仁と3人で「エレ片」というユニットを組んでいる。
  • 年1回程度、「発表会」と称した単独ライブを行っている。「発表会」と名乗っている理由は「友人の発表会みたいな感じで気軽に観に来て欲しい」と『お笑いタイフーン!』のインタビューで語っている。
  • 不定期に新宿ロフトプラスワンにて「僕らの飲み会」、渋谷シアターDにて「エレキコミック トークライブ」というトークライブを行っている。

キングオブコント

  • キングオブコントには2008年の第1回より参加。第1回・第2回はいずれも準決勝敗退。
  • 2010年、第3回に決勝進出し、意気揚々と臨んだが、1stラウンドで全8組中ダントツで最低得点「727 / 1000点」を記録(7位TKOは820点)し、司会のダウンタウンに対し、「俺たちもうダメですね」「この大会でこんなに緊張しないとは思わなかった」と自虐的に発言する。ちなみにインパルスは「次(2ndラウンド)で満点を取れば十分優勝できるでしょ。」と発言していたが、実際は彼らが満点を獲ったとしてもジャルジャルと同じ「1727 / 2000点」で同率4位にしかなれなかった。
  • その直後の2本目は冒頭で「あー、もうこれダメかなー!」とやついが叫び爆笑を起こすも、その後はやついの顔芸一本で突き通すネタだったため、得点は「720点」で即座に自身の最低得点記録を塗り替えた。結局、7位ロッチ160点差のダントツ最下位となり、その惨敗振りで逆に優勝したキングオブコメディ以上に世間の注目を集めた[1]。大会直後の今立の失踪騒ぎなどもあったが、大会終了後の打ち上げにおいて、他の決勝出場者から「8位先輩、ハイボール飲みますか?」とイジられていたことをラジオ番組で明らかにしており、短期間でショックから立ち直った様子。また、これを機にダウンタウンとの共演が増え、結果的には知名度上昇のきっかけとなっている。
  • 2011年度は準決勝敗退。審査員として参加した決勝のオープニングでは「(1位と)惜しくも400点差で8位でした」とネタにしている。
  • 2012年度も準決勝で敗退している。決勝において銀シャリの1本目のネタが754点という低得点だったことを受け、「経験的にあとは楽しむだけですね」とコメントした。

芸風

  • ネタはコントのみ。やついの濃いキャラクターと、今立の軽快なツッコミで笑いを生む。
  • やついが店員、今立が客という設定が多く(「やっつんレストラン」「やっつんバーガー」「やっつんバーバー」「やっつんガタガタデンタルクリニック」など)、やついのガタガタの歯並びや天然パーマがよくネタにされる。
  • 「文化祭」というネタの「気づかれないぐらい地味なタレント」という発言への激怒のように、たまに今立の思いがネタ中に思わず飛び出してしまうことがある[2]
  • 下ネタを題材にしたコントも多く、「(2009年の)キングオブコントの準決勝で下ネタをしたのは俺達だけだった」とラジオで語った。

受賞歴

  • 2000年 第15回NHK新人演芸大賞演芸部門大賞
  • 2003年 第1回お笑いホープ大賞決勝進出
  • 2008年 第1回キングオブコント 準決勝進出
  • 2009年 第2回キングオブコント 準決勝進出
  • 2010年 第3回キングオブコント決勝 8位
  • 2011年 第4回キングオブコント 準決勝進出
  • 2012年 第5回キングオブコント 準決勝進出

出演番組

過去

映画

DVD作品

  • 「ノーセンス」(TDKコア、2002年12月)
  • 「爆笑オンエアバトル エレキコミック」(ポニーキャニオン、2005年1月)
  • 「PERFECT CONTE 1/1」(第9回発表会の映像化、2003年)
  • 「只」(第10回発表会、2004年)
  • 「ノースリーブ」(第11回発表会、2004年)
  • 「デタラメ・オン・ザ•ビーチ」(第13回発表会、2005年)
  • 「This is コント」(第14回発表会、2007年)発売元は以下すべてポニーキャニオン
  • 「Better××(チョメチョメ)」(第15回発表会、2007年)
  • 「Garlic」(第16回発表会、2008年)
  • 「了解。今むかってる。」(第17回発表会、2009年)
  • 「R」(第18回発表会、2010年)
  • 「中2のアプリ」(第19回発表会、2010年)
  • 「NaNoNi」(第20回発表会、2011年)
  • 「有様」(第21回発表会、2013年)

以下はエレ片としての映像作品。

  • 「流出エレ片ライブ」(ネオプレックス、2005年)
  • 「エレ片OMOSHIRO DVD Vol.1」(2006年)発売元は以下すべてポニーキャニオン
  • 「エレ片OMOSHIRO DVD Vol.2」(2006年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人」(2008年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人2」(2009年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人3」(2010年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人4」(2010年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人5」(2012年)
  • 「エレ片コントライブ コントの人6」(2013年)

CD作品

  • 「ノースリーブ」(ROSE RECORDS、2004年)
  • 「エレベスト」(ROSE RECORDS、2005年)ともに曽我部恵一プロデュース
  • 「DJやついいちろう①」(2009年)発売元は以下すべてビクターエンタテインメント
  • 「ATARASHII YATSU!」(2010年)
  • 「ゴールデン・ヒッツ」(2011年)
  • 「PLUTINUM DISK」(2012年)
  • 「YATSUI FESTIVAL!」(2013年)

書籍

コマーシャル

脚注

  1. 大会後、やついがGoogleで検索したところ、「キングオブコメディ」は5位、「エレキコミック」は2位だった。 QuickJapan vol.93より。
  2. 理由は本人の項にもあるように自分があまりにも普通すぎるため。

外部リンク

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