エフエム滋賀

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テンプレート:独自研究 テンプレート:日本のラジオ局

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社屋にある看板
(2009年10月撮影)
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本社・演奏所があるリンクスビル
(2009年10月撮影)
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大津PARCOにあるサテライトスタジオ77
(2009年10月撮影)

株式会社エフエム滋賀(エフエムしが、FM Shiga.Co.Ltd)は、滋賀県放送対象地域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。愛称e-radio(イーレディオ)。JFN系列局。

概要

サービスエリアは滋賀県の全域、京都府福井県岐阜県三重県の各一部。インターネットによるラジオ配信サービス「radiko」において、関西地方ではエフエム京都(α-STATION)とともに2011年7月1日より実用化試験配信が行われている[1][2]。なお、USENにおける再送信サービスは、JFN系列局で唯一実施していない[3]

局名の表記は2001年11月まで、新聞の番組表(ラ・テ欄)では2003年3月まで一部が大文字の「E-Radio」表記だった。ジングルでは「e-radio 77(セブンセブン)」や「The lakeside FM」とアナウンスされる。

ニュースは京都新聞中日新聞びわ湖放送から配信を受けており、情報誌『e-press』には京都・中日両新聞の広告が掲載されている。

毎年海の日に社屋近くの琵琶湖サンシャインビーチで大津びわ湖なぎさ音楽祭を主催している。荒天のため中止になった2006年以降は実施されていなかったが、2010年に「びわ湖おおつ なぎさ音楽祭リボーン」として復活した。

沿革

  • 1996年4月19日 - ラジオ予備免許を取得する。
  • 1996年7月1日 - 会社を設立する。
  • 1996年9月1日 - サービス放送を開始する。
JFNC制作の番組が編成の中心であったが、文化放送制作の文化放送ライオンズナイターサイマル放送も行われた。
  • 1996年11月30日 - 同日京都新聞および中日新聞(滋賀県版)に、開局を告知する全面広告を掲載する。
広告の意匠は、腹を押さえた妊婦が配されたデザインで、「命名・いいラジオ」のキャッチコピーが書かれていたた。

事業所・送信所

事業所

本社・演奏所
彦根支局
スタジオ(エコネットスタジオ)を併設しており、生放送が可能である。かつては『キタマチ交差点』で使用されていた。
サテライトスタジオ(サテスタ)
大津市にある大津PARCOサテライトスタジオがあり、公開生放送を行っている。
生放送中はその模様を同社のウェブサイトでも視聴することができる。また、かつてはびわ湖放送の『ぶるるるぶびわこ』で『DOKIムネ Radio Jungle』の一部がサイマル放送されていたほか、ZTV大津放送局のコミュニティチャンネルでも、一部時間帯でサイマル放送(配信)が行われていた事があり、いずれも音声と併せてスタジオ内の映像が放送(配信)されていた。
このほか、全国ネットの『ヒルサイド・アヴェニュー』や『Wonderful Go!Go!』で使用された実績もある。
スタジオには、観覧者向けに撮影を禁止する旨の告知が掲示されており、ゲスト出演者の有無に関わらず適用される。

送信所

  • 大津 - 77.0MHz 1kW (ERP 9.5KW)
    • コールサイン : JOUV-FM・JOUV-FCM(見えるラジオ
    • 所在地 - 滋賀県湖南市岩根(岩根山、標高402m)
      • 放送#放送対象地域は滋賀県内のみだが、同社では「放送区域」として同県および周辺地域を挙げており、カバー人口を370万人余りとしている。なお、同県の人口は141万人あまりである[4]
      • 局名告知は、オープニング(放送開始)はBGMあり、クロージング(放送終了)はBGMはなく、女性の声でコールサイン・放送局名・周波数・出力の読み上げなされる。
    • 送信鉄柱 - 35m支柱式四角鉄塔(NHK-FMと共有)
    • 送信空中線 - 2L(双ループ)4段4面(NHK-FMと共有)
    • 放送機 - FBN-1501SC(日本電気製)PA600W×2並列合成
    • 番組伝送回線 - STLは設置せず音声は光ケーブルのNTT384kbps、見えるラジオはISDNの64kbpsで伝送。
    • 送信局舎 - アルミコンテナ(シュルター)5.9m×2.5m
    • 非常用電源 - ディーゼル式自家発電装置15KVA

主な出資者

テンプレート:Infobox 出資比率が5%を超える株主は存在しない。また、筆頭株主(下記)の出資割合は同じ割合となっている。

※その他の出資者は、公式サイトを参照。

主な自社制作番組

各番組ごとのブログが開設されており、放送(録音)中の様子を撮影した画像などの情報が順次更新される。

現在の番組

平日
土曜・日曜
  • U☆TIME cafe(土曜 11:00 - 13:00)川本勇
  • ARE YOU READY? 〜生き生きエンディングのススメ〜(日曜 8:00 - 8:30)小野千穂
  • TAISEI 住まいで Smile(日曜 9:30 - 9:45)
  • spice-e(土曜 14:55 - 15:00・15:55 - 16:00、日曜 11:55 - 12:00・13:55 - 14:00・14:55 - 15:00)中村有珠・鍵和田昌子(土曜担当)、渡辺とな・mio(日曜担当)
その他
  • ニュース・天気予報・交通情報
    • 京都新聞ニュース:月曜 - 金曜 8:55・17:55、土曜・日曜 9:55・18:55
    • 中日新聞ニュース:月曜 - 金曜 8:22(エフエム滋賀のタイムテーブルでは「ニュース」としか表記していない)
    • BBCニュース:月曜 - 木曜 18:30、金曜 16:55・18:28
    • 天気情報・交通情報 随時
  • Music Break 随時

終了した番組

月 - 木曜日

金曜日

土・日曜日

開局当時の主な番組

1996年12月1日時点。番組表からは自社制作かどうかの区別がされていないため、明らかに自社制作番組と判明しているものだけを記す[5]

開局記念特番

例年、12月1日の開局日前後に「開局記念特番」が放送される(金曜日に放送される事が多い)。大津パルコにあるサテライトスタジオから放送され、パーソナリティの豊田一美による「琵琶湖自転車一周」や、1時間おきのプレゼントなど多彩な企画が行われる。なお、2009年は放送されなかった。

パーソナリティ

過去に出演していたパーソナリティ

2001年4月以降。

広報

広報誌「e-press」

「e-press」は、月刊で発行されている無料の情報誌である。

毎月1日を発行日とした月刊で、京都新聞中日新聞の朝刊に折り込まれる。また、県内の各協力店にも置かれているほか、京都府内のCD店や福井県敦賀市の映画館など放送対象地域外に置かれている事例もある。

表紙はパーソナリティが一面を大きく飾っているほか、紙面はクライアントの広告を兼ねている。なお、2002年3月まではパワープレイのアーティストが表紙を飾っていた。また、創刊当時から映画鑑賞券やアーティストグッズなどの読者プレゼントを実施している。

放送対象地域外の石川県加賀市に本社がある住宅メーカーが頻繁に広告を出稿している。同社は地元にあるエフエム石川での広告展開は一時期行っていたが、現在は一切行っていない。

ブログとウェブサイト

2006年11月頃、ブログサイト「ぶんぶんブログ」が開設され、多くのブロガーが同サイトにブログを開設したが運営から撤退した。なお、同サイトの利用者およびコンテンツは関連会社のブログサイトである「滋賀咲くブログ」に移行したほか、当社が運営していたブログサイトは近江八幡にあるウェブサイト製作会社が継承し、「チェキポンブログ[6]」として再出発した。

公式ウェブサイトは、かつてはチャットコーナーや電子掲示板(BBS) などのコンテンツがあった。また、携帯電話用の公式ウェブサイトではブラックバス釣りや映画情報などのコンテンツがあった。しかし近年は展開が鈍化しており、携帯電話用のサイト内にあるヒットチャートに関しては、2004年9月以降は全く更新されていない。

CMについて

テンプレート:要出典範囲。かつて主要なスポンサーだった日本電気硝子など、のちにCM放送をしなくなった企業もある。一方では、広報誌「e-press」に出稿している住宅メーカーが放送CMも多く出稿している。

エピソード

  • 2005年創刊し、わずか半年で休刊したみんなの滋賀新聞にも資本参加しており、番組表では他のラジオ局の倍のスペースを使ったフルサイズの番組表を収録したことがあった。
  • 滋賀県内で発行されている月刊誌「オートゾーン」(車情報誌)には、かつて当社のページが存在していた。主な内容 として、パーソナリティを務める井上麻子が記入した色紙を披露する「井上麻子のモーレツ一筆道場」があった。なお、色紙は読者にプレゼントされていた。なお、「オートゾーン」には、当社が毎月広告を出稿している。
  • 近年、当社主催による婚活パーティーを頻繁に開催している。

その他の滋賀県の放送局

その他の関西のラジオ局

脚注

  1. テンプレート:PDFlink(ニュースリリース) - radiko (2011年6月27日付)
  2. radiko.jp、滋賀・京都・広島で新たに5局が試験配信開始へ - INTERNET Watch (Impress Watch、2011年6月27日付、2012年6月13日閲覧)
  3. USEN ラジオ放送一覧
  4. 平成22年国勢調査(2010年)による。
  5. 滋賀ハラペコマガジンぐるグルメ1997 P.148(宮尾英昭著 山田印刷発行 1996年発刊)
  6. チェキポンウェブ(当社がかつて運営していたブログ)
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外部リンク

テンプレート:Navbox テンプレート:Radio-Kansai テンプレート:中日新聞社 テンプレート:Radiko