ウルトラマンガイアの登場怪獣

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ウルトラマンガイアの登場怪獣(ウルトラマンガイアのとうじょうかいじゅう)は特撮テレビ番組ウルトラマンガイア』に登場する架空の怪獣その他の生物、機械兵器等の一覧である。

劇場版『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』及びビデオ版『ウルトラマンガイア ガイアよ再び』の登場怪獣についてはそれぞれの項目を参照。

目次

概要

劇中では登場する怪獣、魔人、機械兵器などを一纏めにして根源的破滅招来体と称する場合が多いが、その語の定義はストーリーの進行に伴い劇中で変化していくため、各々が「根源的破滅招来体」であるかどうかという線引きは明確ではない(この語に関しては、ウルトラマンガイアの項を参照)。

本作においては、他のウルトラシリーズに登場する「~星人」の名を冠する宇宙人が一切登場しない点が特徴的であるテンプレート:Refnest

ヴィジョンの龍

第1話「光をつかめ!」に登場。

  • 体長・体重:不明

城南大学で粒子加速実験を行っていた我夢が、粒子加速とシンクロさせた意識の中で目撃する。手足がない大蛇のような外見をしている。ガイアのフォトンエッジを受けて倒される。

  • 名前は「テレビマガジン特別編集ウルトラマンガイア」(講談社)よりテンプレート:Sfn。「宇宙船 YEAR BOOK 2000」では「地底の龍[1]、「ファンタスティックコレクション 空想特撮映像の素晴らしき世界 ウルトラマンティガ/ウルトラマンダイナ/ウルトラマンガイア」(朝日ソノラマ)では「地底の龍(ヴィジョンの龍)」と表記している。
  • 「円谷プロ全怪獣図鑑」では、別名を「超空間エネルギー体」と表記しているテンプレート:Sfn

宇宙戦闘獣 コッヴ

第1話「光をつかめ!」、第2話「勇者立つ」に登場。

  • 体長:77メートル
  • 体重:8万8千トン

ワームホールから現れた巨大な結晶体の中から出現する。根源的破滅招来体が地球に送り込んできた地球外生体兵器第1号で、地球怪獣の活動を活性化させる役割を持つ。コッヴ(C.O.V.)とは地球人側が付けた名称で、「Cosmic Organism Vanguard(前衛宇宙生物)」の略。額からの光弾と両腕の(コッヴシッケル)を武器とする。

出撃した防衛隊の戦闘機や北田機と大河原機までも撃墜。その後も豊島区千代田区を蹂躙し、現れたガイアを光弾とコッヴシッケルで苦しめるも、最期はガイアのフォトンエッジで倒される。

宇宙戦闘獣 コッヴII

第10話「ロック・ファイト」に登場。

  • 体長:67メートル
  • 体重:7万8千トン

以前に登場したコッヴと同種の怪獣。地球攻撃用の生体兵器として惑星破壊機ヴァーサイトによって多数の幼獣が生み出され、地球に運ばれた。しかしXIGの攻撃によってヴァーサイトが撃墜され幼獣も大半が死滅し、生き残った1匹が不完全な状態で巨大化する。最初のコッヴと異なり、体色が白く、形状も全体的に丸みを帯びており、鳴き声も異なる。戦力は初代同様鎌状の両腕を使った攻撃と額から放つ破壊光弾だが、威力は完全体には及ばない。幼獣の方は準完全体のコッヴIIより弱々しい破壊光弾を同様に額から放つが、一斉発射の威力は相当なもの。背後からガイアを押さえ付け、幼獣の破壊光弾の一斉発射との連携で苦しめるが、全XIGファイターの援護射撃で形勢は逆転。最後はクァンタムストリームを受けヴァーサイトごと爆破される。

  • スーツアクター:三宅敏夫(成獣)、後藤和雄(幼獣)[3]
  • 幼獣のスーツは上半身のみ[3]。卵の造形物を小さくするために、幼獣のスーツアクターには子役が起用されたテンプレート:Sfn
  • 「宇宙船 YEAR BOOK 2000」では、名称を「宇宙戦闘獣 コッヴII(ホワイトヴァージョン)」と記載している[1]

惑星破壊機ヴァーサイト

第10話「ロック・ファイト」に登場。

  • 全長:約800メートル
  • 重量:不明

ワームホールから出現した物体。信号によって動いており、内部では向かう星の環境に合わせて怪獣を生産している。また地球の音楽に似たパルスを発信しており、電波やレーザー通信やVHFバンドを妨害する。正面や側面下部に開いた穴から火花状の光線を放つ。コッヴⅡの幼獣を生み出して地球に飛来するが、多田野の聞いていたロックの音楽を我夢に送り込まれたことで内部の幼獣を死滅させられると同時に落下地点を変えられ、XIGの攻撃によってアラスカに墜落する。最後はコッヴIIの成獣と幼獣共々ガイアのクァンタムストリームで大爆発する。

宇宙戦闘獣 超コッヴ

第44話「宇宙怪獣大進撃」に登場。読みは「スーパーコッヴ」。

  • 体長:85メートル
  • 体重:10万7千トン

以前出現したコッヴと同種の怪獣が、根源的破滅招来体とG.U.A.R.D.がそれぞれ開いたワームホールが接触した際のエネルギーによって変異、強大化した姿。

最初に出現した個体よりシルエットに大きな変化はないが、細部の違いは以下の通り。

  • 頭頂部の角の長大化と、両脇の角が若干短めになり、発光体の数が各一つずつ減少。
  • 両肩の肩口を覆う棘の消失。
  • 縦に四つ並んでいた腹部の発光体が三つになり、配置も変化。
  • 両足と尻尾の皮膚の色に金色が入る。
  • 両脇に青い発光体のついた背鰭が新たに生える。

戦力は鎌状の両腕(コッヴシッケル)と額から放つ光弾であり、その威力はこれまで出現した個体よりはるかに高められており、初弾では発射する瞬間に胴体が下から上にスパークする。

本来は地球より44光年離れたM91恒星系に住む生物であり、本来は悪意がない大人しい怪獣なのだが、根源的破滅招来体によって無理矢理地球に送り込まれ、突然環境が変化したため防衛本能によって暴れていたにすぎなかった。超パズズと共にジオベースのワームホール発生装置を破壊し、更にワームジャンプミサイルまでも破壊しようとしたが、最後は超パズズ諸共ダブルストリーム・クラッシャーを受けて敗れる。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場する超コッヴ

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第3話「ジェロニモンの恐怖」に登場。

ブルトンが異次元から呼び出した怪獣として登場。レイキュバスと共に大阪城に現れ、暴れまわっていたところを駆けつけた主人公のバトルナイザーの怪獣と戦う。そしてレイキュバス共々倒されるも、後から現れたジェロニモンの蘇生能力により復活。再び襲い掛かるがまたしても倒される。

ステータスはアタックとパワーが高めだがディフェンスとスピードが低い。必殺技として額からの光弾「頭からの光線」を使用し、この内頭部をスパークさせてから放つものは「フラッシュコッヴショット」と区別される。その他、両腕の鎌で敵を切り裂く「切り裂き攻撃」もある。弱点は毒属性攻撃。

マグマ怪地底獣 ギール

第2話「勇者立つ」に登場。

  • 体長:84メートル
  • 体重:9万トン

コッヴの落下地点から出現した地球怪獣で、コッヴの出現がきっかけで目覚める。出現時にはテレビカメラにノイズが生じる。ビルを食べ、腹部からマグマ弾を放つ。同時にこの部位が弱点とされる。それ以外にも巨体を生かした突進攻撃も得意としている。背中を覆う皮膚は非常に硬くミサイルが通じないが、動きは少し鈍い。最後はガイアのフォトンエッジを受けて倒される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[2]

マグマ怪地底獣 ギールII

第24話「アグルの決意」に登場。

  • 体長:85メートル
  • 体重:9万2千トン

第2話に登場したギールと同種の怪獣。初代と異なり皮膚が赤い。地球を救うために人類を抹殺しようとしたアグルによって秩父山中から目覚めさせられる。秩父湯ノ沢病院を襲おうとするが、思いとどまり変身したアグルに阻止されフォトンクラッシャーで倒される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[6]
  • 着ぐるみは初代ギールを改修したもの[6]

マグマ怪地底獣 ギールIII

第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:86メートル
  • 体重:9万4千トン

シベリアの森林地帯に出現したギールと同種の怪獣。ドビシの群れに腹部からのマグマ弾で攻撃する。外見はギールIIと同一。

  • スーツアクター:三宅敏夫[7]

金属生命体 アパテー

第3話「その名はガイア」に登場。

  • 体長:52.5メートル
  • 体重:5万2500トン

宇宙より飛来した意志を持つ金属。体は液体金属のように形状を変化させることができ、宇宙で光の巨人のニュース電波をキャッチし、飛行形態で地球に飛来する。大気圏内から発信源である東京に向かって突入するが、中東上空でXIGの戦闘機に撃墜され、ガイアのデータを基にで身をまとった人型に変型する。胸にガイアと同じライフゲージがあり、戦闘中に体の部位を変化させて強化装甲化する能力を持つ。

中東の砂漠でのガイアとの戦闘時にも、両肩と腰回りに新たな装甲を出現させたヴァージョン・アップ形態に強化変型する。右腕を槍に変えたり、体を分裂させて8本の巨大な槍に変型し、その状態で敵の周囲を包囲して電撃を流す、何もない空間から槍を生成するなど、形状を変化させて多彩な攻撃を行う。ガイアのクァンタムストリームで一度は倒れるも、すぐに復活しエネルギーを消耗したガイアを追い詰めるが、突然繰り出されたアグルのフォトンクラッシャーで粉々に吹き飛ぶ。

  • スーツアクター:三宅敏夫[8]

その他の作品に登場するアパテー

  • ウルトラマンフェスティバル'99』ライブステージ第2部に登場。
  • 『ウルトラマンプレミアステージ2』ではアーマードダークネスを狙う宇宙人軍団の一員として登場。バルタン星人キリエロイドたちと共に軍団の幹部格で、言葉を話す。同族のアルギュロスとミーモスや、ゴルザなどを率いる。コスモスに「イカ明太」と呼ばれた際には「私はアパテーだ」と抗議し、「貴様こそ飛んで火に入る名古屋の味噌カツ」などとギャグも飛ばすが、本性は凶悪で好戦的。終盤の決戦では前述の3体を率いてガイアを苦戦させるが、アグルの救援で逆転され、最後は他の幹部宇宙人たちと共に自身を生贄にしてアーマードダークネスを復活させる。
  • 『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』(『テレビマガジン』2011年6月号掲載分)では、キリエロイドやゼルガノイドと共に怪獣軍団を率いてウルティメイトフォースゼロを襲う。

波動生命体

第4話「天空の我夢」、第13話「マリオネットの夜」、第19話「迷宮のリリア」、第37話「悪夢の第四楽章」に登場。

  • 体長・体重:不明

お台場に出現したクラゲ型の生命体。肉眼で確認することはできるが、通常の地球上の物質とは存在する空間が異なるため、人間側から干渉することは出来ない。これにより、ファイターSSのミサイル攻撃が通用しない。振動によって物体を崩壊させ、人々の頭の中を覗く。また、胴体上部からは時空波を放つ。第13話に登場した個体はファイターEXのエンタシア砲を高速飛行して回避する。

第19話、第37話でも一瞬だけ登場している。

  • 「円谷プロ全怪獣図鑑」(小学館、2013年)では、名称を「波動生命体 プライマルメザード」としているテンプレート:Sfn
  • 当初は操演での撮影が試みられたが、自然な動きが出せないため水中撮影に切り替えられた[9][10]

超空間波動怪獣 メザード

第4話「天空の我夢」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:3万3千トン

波動生命体がXIGファイターEXのパイロットウェーブとファイターSGのミサイルを浴びて実体化した姿。粘液で覆われたクラゲのような身体一つの首と頭部が生えており、胴体上部や口から放つ時空波と触手からの電流と鋭い牙を使った噛み付きで攻撃する。また、人の心を読み取りスパイを働くこともある。お台場臨海副都心でガイアと戦うも、ガイアのフォトンエッジで炎上する。

  • スーツアクター:向原順平[8]

超空間波動怪獣 サイコメザード

第13話「マリオネットの夜」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:3万6千トン

以前現れたメザードと同種の怪獣。人間に興味を持ち、山梨県の城岩温泉郷で電話回線を通じて人間を支配下に置く実験をする。人々を操る際には笑うかのように目を歪める。1ヶ月ほど前にアメリカのリゾート地にも出現し、人々を暴れさせて閉鎖に追いやっている。

初代同様、波動生命体の状態からXIGファイターEXの放つパイロットウェーブとサイドワインダーとエンタシア砲を受けて実体化、より怪獣らしい直立歩行形態に変化する。蕾状の腹部から時空波を撃ち、空中から敵に繰り出す体当たり攻撃を行う。街の人々を人質にとってガイアの動きを封じ、伸縮自在の両腕からの電撃攻撃で苦しめるが、現れたアグルのフォトンクラッシャーを受け爆散する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[3]

超空間波動怪獣 サイコメザードII

第19話「迷宮のリリア」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:3万6千トン

サイコメザードと同種の怪獣。脳のシナプスを刺激して幻覚を見せる幻覚誘発粒子を放出して人間を操る。姿形はほぼ以前のサイコメザードと同じだが、腹部に人面が浮かんである。普段はワームホールに身を隠している。夜の遊園地(Dream Land)で正体を現し、両手から放つ電撃でガイアと戦うも敦子にかけられていた幻覚誘発粒子で見せられていたリリアの幻覚が彼女の姉・律子の発言によって架空の記憶であることを思い出したために、その影響が解放されたことで戦力が一気に弱体化。最後はクァンタムストリームを受けて炎上、大爆発する。

  • スーツアクター:向島順平[11]
  • 脚本の長谷川圭一によれば、執筆時点ではメザード種の予定ではなかったテンプレート:Sfn

リリア

第19話「迷宮のリリア」に登場。

  • 体長・体重:不明

敦子の前に現れた少女。サイコメザードIIの幻覚誘発粒子によって敦子が見ている幻覚であり、彼女が幼少のころになくした人形がモデルになっている。その実態は彼女のその悲しみ、病気などで遠足や運動会などの大きな行事に参加できなかった悔しさが生み出したものである。

超空間波動怪獣 クインメザード

第37話「悪夢の第四楽章」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:3万9千トン

過去に登場した波動生命体と同種の怪獣。形態はサイコメザードに酷似しているが、複眼を持つ頭部と鞭状の両手を持ち、腹部だけでなく背後の襟巻きにも人面が浮かんでおり、更にそこから4本の触手が新たに生えている。時空の歪みに潜み、都内のテレビ局KCBの社屋を占拠し、その設備の電話回線を利用して人々を洗脳する干渉電波を広範囲に発し、人間同士を争わせようとする。これまでの波動生命体の中で最も高い知性を持ち、駆け付けた藤宮の前に稲森博士に擬態して登場し、人類に殺された動物や怪獣たちの怨念を大義名分にして自身の行動の正当性を語る。更に藤宮を利用して玲子を拳銃で射殺させるように仕向けようとするが、逆に自身が彼の銃弾に貫かれ、直後に擬態を解いて電話回線から超空間内部へ潜り込み、そこで正体を現す。波動で空間に時空の歪みを作ることができ、背中の両脇から伸びた触手から電撃を放つ。劇中ではガイアと戦う際も稲森博士の声を借りて人語を発する。幻影ウルトラマンアグルを作り出して攻撃させガイアを苦しめるが、XIGの特殊弾によって時空の歪みが不安定になり苦しんでいるところをガイアV2のリキデイターを受け、爆発四散する。

  • スーツアクター:森英二[12]
  • 脚本の長谷川圭一によれば、当初は世界中に波動生命体が出現して暴動が起きるというストーリーを考えていたが、撮影が困難になるだろうと思い舞台をKCBに絞っているテンプレート:Sfn

幻影ウルトラマンアグル

第37話「悪夢の第四楽章」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:4万6千トン

クインメザードが時空の歪みの中で作り出した実体を持つアグルの幻影でクインメザードの手下。幻影とはいえ姿と能力は本物のアグルと同じだが、光線技は使用していない。クインメザードの台詞によると「人間が撃ち込んだ地底貫通弾で滅ぼされた、地球怪獣たちの無念の叫びおよび怨念」であるという。クインメザードの意のままに操ることができる。強烈なキックでガイアを追い詰め、両腕でガイアを締め上げるが、XIGの特殊弾によって時空の歪みが不安定になって消える。

  • スーツアクター:清水一彦[12]
  • スーツ自体はウルトラマンアグル(V1)と同一。

大海魔 ボクラグ

第5話「もう一人の巨人」に登場。

  • 体長:53メートル
  • 体重:4万4千トン

我夢の生まれ故郷に上陸した怪獣。体の成分が塩化カリウムを大量に含む海水とほぼ同じ成分で構成されているため、体温が極端に低く、海中ではレーダーセンサースキャナで感知することができない。その特性から、ミサイル程度の火力は無効化され、アグルブレードで体を切断されようが、ガイアスラッシュではさみを切断されようが、ガイアのキックで頭を吹き飛ばされてもすぐ復活する再生力を持つ。はさみで羽交い絞めにした相手のエネルギーを吸収し、それを利用して放電する。また、このはさみはどんな物でも切り裂いてしまうとされる。この能力でガイアとアグルを苦戦させるが、ガイアを羽交い絞めにしているところを、アグルのリキデイターを受け蒸発する。

奇獣 ガンQ

第6話「あざ笑う眼」、第31話「呪いの眼」に登場。

熱反応がない生命を持たない存在。我夢の解析をもってしても「不条理の塊」という結果しか得られない。その正体は戦国時代の呪術者・魔頭鬼十朗が呪いの力で復活し、変身した姿。鬼十郎は根源的破滅招来体の襲来を500年前に予測しており、彼らの力を利用して自らの天下を築こうとする。ガンQという名称は劇中で「中央新聞」という新聞社が付けた名前である。マコトは「お化け」と言ってのけている。

ガンQ[コードNo.00]

第6話「あざ笑う眼」に登場。

  • 体長・体重:不明

演習中の梶尾と米田が矢渡山脈で発見した巨大な目玉。念力を使うことが出来、周囲の岩石を飛ばして攻撃する。XIGファイターSSの放ったミサイル2発のうち1発を撃ち返して米田機を撃墜。もう1発を吸収して姿を消す。

ガンQ[コードNo.01]

第6話「あざ笑う眼」に登場。

  • 体長:55メートル
  • 体重:5万5千トン

コードNo.00が吸収したミサイルの弾薬と金属片と花崗岩石灰岩を含む周囲の岩石によって手足を構成した姿。幕田市に出現して付近のコンビナートを襲い、目からの破壊光線で攻撃した末、吸引光線でガイアを体内に取り込んで体内の無数の目玉を使っての精神攻撃で苦しめるが、ガイア突撃戦法で中から粉砕される。

我夢の推測によると体を構成している要となる金属片を攻撃すると接合部分が弱まるらしいが、これが真実かどうかは不明。理解できるのが「存在目的」と「行動目的」というだけの怪獣である。

  • スーツアクター:向原順平[8]
  • 後のゲーム作品やアトラクションに登場するガンQは、この姿をベースにしたデザインで登場することが多い。

ガンQ[コードNo.02]

第31話「呪いの眼」に登場。

  • 体長:56メートル(完全体)
  • 体重:5万6千トン(完全体)

コードNo.01が魔頭鬼十朗の力で強力になって復活した姿。しかし当初は前回ガイアに倒された影響で不完全な形でしか復活できず、魔頭の子孫である中学生の沢村修作の力を取り込むことで完全体になる。

形態は前回の個体とは大幅に異なり、不完全体では頭部の目が半分潰れ、紫色の液体が滴って全身がただれたような醜い姿だが、完全体になると、修復されたコードNo.01の体中に血管のような物が浮き出てよりおぞましい姿になっているのが特徴。前述のとおり呪いの産物であるため熱反応も生命反応もない。不完全体の時は前回の個体と同様に頭部の目から破壊光線を放つ。

体中の目玉を飛ばしそれらをぶつけた後で全方位からガイアを怪光線で攻撃したが、修作の超能力で不完全体に戻り、弱体化したところをフォトンストリームで爆発する。同時に修作の超能力も消滅する。

魔頭鬼十朗

第31話「呪いの眼」に登場。

  • 身長・体重:人間と同じくらい

大昔の戦国時代に呪術が危険とされて敵に追い詰められ、自殺して死んだ呪術者。根源的破滅招来体の襲来を500年前に予測しており、彼らの力を利用して自らの天下を築こうとする。両手の掌に目玉がそれぞれ1つずつあり、常に空中に浮かんでいる。登場の際は呪文のような声が鳴り響く。超能力を使うことが可能。攻撃の際は手から赤色光弾を放つ。子孫である修作の夢の中に現れ、「共に我らの国を作るのだ」と迫り、毎晩彼を苦しめ、超能力を授ける。ガンQ[コードNo.02]に変貌してガイアと対決する。

  • 出演:牧野公昭
  • 小説・ウルトラマンティガ 白狐の森』では、魔頭は元々10歳にも満たない少年の呪術者であり、森に住んでいた妖狐を殺害し、その血を浴びて現在の姿になったとされ、掌の目玉もその際に生じたとされる。その後も武家を呪術で暗殺するなど暗躍するが、殺された妖狐の妻だった白狐と出会った錦田小十郎景竜が魔頭を退治しに向かったところで物語は終わる。また、同作における魔頭の本名は“魔頭鬼十朗幻州”とされている。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するガンQ

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第5話「ベラルゴシティの罠」、第6話「もうひとりの怪獣使い」に登場。

  • 体長:55メートル
  • 体重:5万5千トン

本作では魔頭鬼十朗が変身した怪獣ではなく、レイと同じ怪獣使いであるケイトが使用する怪獣として登場。全身の眼から光弾を撃つ他、身体から眼球を分離させて攻撃・防御両方に用いる。第5話では顔見せ程度にケイトに呼び出され、図らずもゴモラに負けたファイヤーゴルザを始末することになる。第6話でもケイトによって呼び出され、誘導眼球体でリトラを撃墜した後ゴモラと戦う。ファイヤーゴルザとの戦いのダメージが癒えていないゴモラを苦しめるが、ペンドラゴンが駆けつけたことで形勢が逆転。ゴモラの尻尾を食らってふらついた状態のところにハイパーオメガ砲の光線で倒される。

  • 着ぐるみは新造で、デザインは[コードNo.01]のものをベースにしている。
  • オープニングではグドンと対決している。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するガンQ

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。

ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活、ベリアル軍団の一体となる。ウルトラセブンを襲うが、セブンの投げたアイスラッガーで切り裂かれ、爆散する。

また、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として、ベリュドラの右胸にガンQの目玉が確認できる。

  • 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の流用。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するガンQ

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第1話「異次元からの招待状」に登場。

ゴルザと共に市街地に出現し、バトルナイザーの怪獣と戦うも倒される。

ステータスはスピードは高いがそれ以外のステータスは低い。必殺技はガイア本編で見せた「体内吸収」と、ウルトラギャラクシーで見せた「光弾攻撃」があり、新必殺技として、「奇妙な連撃」というものがある。

  • ポリゴンは『ウルトラマン Fighting Evolution3』の流用。

『ウルトラゾーン』に登場するガンQ

ウルトラゾーン』第5回のコントパート「怪獣マッサージ」に登場。

  • 声は山本匠馬が担当。
  • 着ぐるみは『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の流用。

『ウルトラゼロファイト』に登場するガンQ

ウルトラマン列伝』内のアクションドラマ『ウルトラゼロファイト』第1部「新たなる力」に登場。

バット星人グラシエウルトラマンゼロを倒すために怪獣墓場から蘇らせた選りすぐりの強豪怪獣たちである地獄の四獣士の一体で、『不条理のガンQ』の二つ名を持つ。

ベムスターとは何らかの力で繋がっており、ベムスターが吸収した光線を自らが吐き出す戦法を取る。グラシエは「ベムQコンビ」と呼ぶ。しかしその戦法を利用したルナミラクルゼロにパーティクルナミラクルでベムスターにわざと吸い込まれ、体内から粉砕されてベムスター共々倒される。

その後、他の四獣士共々グラシエに魂を取り込まれるが、最終的にルナミラクルゼロによってグラシエの体内から抜け出し、昇天する。

  • 着ぐるみは『ウルトラゾーン』までの流用。

『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するガンQ(SDI)

映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。

  • 『スパークドールズ劇場』ではネット版第5回に登場。最近目が見えなくなってきたためコンタクトを作ろうか迷っていると語った。

その他の作品におけるガンQ

  • 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』では、ウルトラマンキングの誕生日を祝福するため、怪獣ダンサーのボンバーヘッド・ガンQが登場し、ダンスを披露する。
  • 東武動物公園で行われた「ネクサスショー」ではタイラントと共にウルトラマンティガ、ウルトラマンコスモスと戦う。
  • 大決戦!超ウルトラ8兄弟』の第1稿の脚本段階で登場が予定されていた(『週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』テンプレート:Fullより)。
  • 2009年12月5日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』での『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』出演オーディションに参加。球乗り対決でプレッシャー星人と対決するが転び、丸い身体の関係から自力で起きあがることができず、他の怪獣に必死に起こしてもらう。
  • 我夢役の吉岡毅志の結婚式でアグル、コスモスと戦うマグマ星人を助けるため乱入。だが吉岡にガイアに変身されガイア、アグル、コスモスにマグマ星人共々撃退された。杉浦太陽もブログでこの話題を取り上げている。
  • 「ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ」(『てれびくん』2011年6月号掲載分)では怪獣軍団の一体としてウルティメイトフォースゼロを襲うが、テレスドンアーストロン共々助けに現れたウルトラマンコスモス(エクリプスモード)のエクリプス.プローショットに敗れる。
  • 『ウルトラマンフェスティバル'99』のライブステージ第1部では、コードNo.02が登場。
  • 『ウルトラマンフェスティバル2012』のライブステージ第1部では、バット星人の仕向けた怪獣軍団の一体として登場。ウルトラマンゼロが他の怪獣軍団と戦っている隙に、ウルトラマンダイナを体内に吸収して人質にし、ウルトラマンゼロに襲い掛かるが、ゼロがダイナとコスモスの能力を受け継いでパワーアップしたルナミラクルゼロのフルムーンウェーブでダイナを救出され、そのままセブンとゼロに倒される。

自然コントロールマシーン テンカイ(天界)

第7話「地球の洗濯」に登場。

  • 全長:48メートル
  • 体重:8万4千トン

房総半島で風速80メートルの台風を発生させていた巨大な銅鐸のような機械。台風によって地上にあるものを一掃し、同時に大気を洗浄している。このテンカイが生み出す台風は気象衛星から見ると悪魔の顔に見える。テンカイという名称は、表面に刻まれている篆書体で書かれた「天界」という文字に似た記号に由来する。梶尾の攻撃を受け台風の雲を吹き飛ばされ逆立ち状態で地上に落下、今度は地上を破壊し始める。クジラの鳴き声のような機械音を発しながらタービンのようなものを回転させ竜巻を発生、その下部から空気を吹き出し家屋を吹き飛ばすほどの暴風を巻き起こす。通過した後の大気から、有害物質を消失させる特性を持つが、地上にある建物は何も残らなくなる。ガイアも苦しめられるが、浮き上がったところをガイア突撃戦法で貫かれ、取り出されたコアを投げつけられ爆発する。

後の第46話において、このテンカイ、エンザン、シンリョクなどの自然コントロールマシーンは未来の人類が自身の存在に絶望して、人類を滅ぼした後に地球の環境をリセットするために作られたものを破滅招来体が呼び寄せたと語られる。ただし、それが事実であるかどうかは不明テンプレート:Refnest

超空間共生怪獣 アネモス

第8話「46億年の亡霊」に登場。

  • 体長:47メートル
  • 体重:3万8千トン

5億年前のカンブリア紀に存在した、現在は絶滅しているイソギンチャクのようなフォルムの生物。意識のみが幽霊のような存在として現代でも残っており、アネモスを哀れむアルケミー・スターズの古生物学者・浅野未来の精神に呼応して実体化した。クラブガンとは共生関係にあり、危険を感じるとクラブガンを引き寄せる紫色の警報フェロモンを放出する。

この警報フェロモンは大沼ダム付近の川や街中の河川を紫色に染め、吉井玲子の服にまで付着するが、人間や動植物にとっては無害である。

超空間共生怪獣 クラブガン

第8話「46億年の亡霊」に登場。

  • 体長:48メートル
  • 体重:5万7千トン

アネモス同様、5億年前のカンブリア紀に存在していたザリガニのようなフォルムの生物。人間の天敵として根源的破滅招来体から目覚めさせられたらしい。アネモスとは共生関係にあり、アネモスの放つ紫色の警報フェロモンに呼び寄せられ隅田川を上って大沼ダム付近まで迫る。両腕の先端は鋏状になっているが劇中では接近戦での戦力としては使用しない。また、それ以外の特殊能力として炎を一瞬にして消し止める白色消火ガスを使い、これでチームライトニングの攻撃で炎に包まれるアネモスを助ける。東京湾にも多数の群れが出現するが、最初に現れた個体が倒されると全て消える。

クラブガンの群れが消失したのは、石室は「我夢たちが言っていた極小の世界へ意識と物質が融合した等しい世界へ帰っていった」と推測する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[8]

超空間共生怪獣 クラブガン&アネモス

第8話「46億年の亡霊」に登場。

  • 体長:49メートル(第1形態、第2形態共に共通)
  • 体重:9万5千トン(第1形態、第2形態共に共通)

アネモスとクラブガンが合体して完全生物となった姿。アネモス側の口から発するガスで人間を催眠状態にし、クラブガン側の口で捕食する。ガイアとの対決時には上下を逆転させて第1形態から第2形態になり、ハサミや突進で素早い攻撃を仕掛ける。浅野未来をハサミ状の腕で捕らえて捕食しようとするが、ガイアに阻止され、最後はガイアのクァンタムストリームで分離され、フォトンエッジで2体共々消滅させられる。

  • スーツアクター:三宅敏夫[8]

光熱魔石 レザイト

第9話「シーガル飛びたつ」に登場。

  • 体長:45メートル
  • 体重:5万 - 400万トン

結晶状の形で宇宙より飛来し、温度上昇によって体組織の密度を80倍にして重力場を発生させ、メルトダウンによって東京パイプラインを破壊しようとする。しかし、チーム・ライトニングの放った液体窒素弾によって体組織のバランスが崩れて、破裂したような形に変型し、更に打ち込まれたリパルサーミサイルの副作用により触手が生え、歩き回れるようになる。また、ガイアのジャンプに反応するなど敵の動きへの対応も素早い。触手でガイアを捕らえ、高熱による攻撃を仕掛けるが、最後はガイアに空中に投げ飛ばされ、フォトンエッジを受け四散する。

地帝大怪獣 ミズノエノリュウ(壬龍)

第11話「龍の都」、第45話「命すむ星」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:111メートル
  • 体重:11万トン

大地を司る地球の護り神。恵には「地の龍」とも呼ばれている。尾の部分が八つの龍の頭となっており、額には「龍玉」と呼ばれる青い玉がある。工事によっての方角から走る東京で一番大きな地脈が断ち切られたため出現し、東京のライフラインを破壊して地脈を復活させようとする。自然を汚す人間を憎んでいるらしい。普段は東京都丸の内ビルの工事現場の奥にある地底湖に潜んでいる。一度怒ると暗雲を発生させて空を覆い尽くす。戦力は頭部や尻尾の口から放つ電撃光線(龍の閃光)や青色破壊光弾、GBTスティンガーのグレネードミサイルですら阻む水のバリヤー、額の玉を発光させてガイアをも空中に持ち上げて圧倒する念動力。クァンタムストリームに耐えて戦闘を続行する防御力、打撃力と攻撃速度を兼ね備える上に遠近両方に対応する攻撃力、そしてガイアの必殺技を見切って適切に妨害する知性を兼ね備える強豪であり、ガイアが手も足も出ないほどの戦闘力を見せつけるが、最後は風水師・黒田恵の説得により人類にもう一度チャンスを与えるべく水の球になって消える。

第45話ではラストシーンで一瞬だけ姿を見せる。

第50・51話では地球を護るために人類・ウルトラマンと共に地球怪獣のリーダー的存在となって根源的破滅招来体に立ち向かい、東京でドビシの群れを攻撃し、その後カイザードビシと戦うが、体力の消耗が原因で苦戦を強いられる。ドビシ殲滅後はゾグ(第2形態)の前に苦戦するガイアとアグルを援護するためにガイアの制止を無視し、ゾグに攻撃を仕掛けて波動弾の直撃を受けてしまうものの、その行為はガイアとアグルを奮起させることになった。ラストでは、我夢の前に幻影のような形で現れ咆哮していた。

獣人 ウルフガス

第12話「野獣包囲網」に登場。

  • 体長:2メートル(人間大) - 47メートル(最大時)
  • 体重:130キログラム(人間大) - 3万8千トン(最大時)

東京南部に落下したカプセルに入っていた怪獣。太陽光線を浴びると身体がガス化するという性質を身に付けている。気が小さく性格は大人しいが、一度攻撃されると途端に凶暴になる。XIGの麻酔弾によって体質が変化し、天然ガスを吸収して巨大化する。そのためこの怪獣を倒すと巨大な爆発を起こす。非常に身動きが素早く、アグルのアグルスラッシュをことごとく回避する。アグルに怯えたふりをして攻撃するが全く敵わず、とどめを刺されようとしたところをガイアに助けられ、チーム・ライトニングが放った細胞気化弾を受けて再びガス化したところをガスタンクに入れられ、ガスタンクごとそのまま宇宙に帰される。

サイボーグ獣人 ウルフファイヤー

第34話「魂の激突!」に登場。

  • 体長:2.3 - 53メートル
  • 体重:150キログラム - 4万2千トン

謎の円盤によって操られる怪獣。本編内にてウルフガスとの類似性が指摘される。20代から30代前半の体格の良い男性を襲い、信号を脳に伝達させて身体能力を向上させる装置の実験を行う。最初は全9体が人間大で登場し、うち8体がチームライトニングとリザード隊長瀬沼によって倒される。残った1体は円盤からの光を受けて巨大化し、スピード攻撃と口からの高熱火炎でガイアを苦しめるが、吐いた火炎をアグルブレードの高速回転で無効化された後で斬り付けられ、怯んだところをフォトンストリームで倒され、円盤もチームライトニングによって撃墜される。

等身大時では、両腕から繰り出す怪力で人間を軽々と持ち上げて投げ飛ばす。

  • スーツアクター:三宅敏夫(巨大)、三村幸司(人間大)[13]
  • 着ぐるみはウルフガスの改造[13]
  • 上述の装置の名称は、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では「身体能力強化チップ」と表記されている。
  • 『ウルトラマンフェスティバル'99』ライブステージ第2部では、ゾグ(第1形態)の配下として、パスギークと共に出現。

反物質怪獣 アンチマター

第14話「反宇宙からの挑戦」に登場。

  • 体長:85メートル
  • 体重:15万トン

トロヤ小惑星帯付近のワームホールから出現した、人類の住む宇宙(正宇宙)の物質と相反する反物質で構成された怪獣。日本の大畑市をバリヤー(反物質化シールド)で覆って反物質化し、さらにバリヤーを広げて反物質世界を拡大しようとする。飛来当初は二枚貝のように身体を横に二つ折りにしている。藤宮の予測では、地球全土を反物質化した後にバリヤーを解除し、正宇宙と反物質の対消滅による第二のビッグバンを引き起こしその後で宇宙を創り直そうとしたのではないかとされる。体の中央に敵を挟み込むことで電撃を流し込むことができ、頭部の先端から破壊光線を放つ。バリヤーを展開させる際は頭部の先端を内回りに回転させる

アグルの反物質化光線でバリヤーの中に侵入したガイアと戦うが、クァンタムストリームで体の一部を破壊された上、飛散した肉片をファルコンの対アンチマター変換システムとアグルのアグルスラッシュで消滅させられる。再度二つ折りになったところでそのままワームホールに追放される。

ワームホールの入口はアグルのアグルシールディングで閉ざされ、反物質化したガイアの方もアグルが再度放った反物質化光線により、無事元の姿に戻る。

  • 着ぐるみはペスターのようにスーツアクターが横に二人で入っている。
  • スーツアクター:三宅敏夫、向原順平[3]

奇怪生命 ディーンツ

第15話「雨がやんだら」に登場。

  • 体長:160センチメートル
  • 体重:320キログラム

緑色の雨に潜む微生物が、不法投棄された人工臓器に取り付いた生命体。夜行性で、女性の声で人間をおびき寄せる。触角の間の後頭部から放つ唾液で人間を溶かし、有機物を摂取する。XIGやGUARD隊員のジェクターガンで何体か倒される。

奇怪生命 マザーディーンツ

第15話「雨がやんだら」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:6万4千トン

ディーンツの本体。口から多数のディーンツを生み出す。人間の有機物を摂取して成長し、さらにディーンツらを吸収して巨大化する。猛突進で敵を跳ね飛ばし、そこら辺にある鉄塔を引き抜いて武器にする。触角から光線を放ち、人間を眼球を残して生きた染みにするが、循環器系統に染みにした人間を復元させる効力がある。ガイアの両足を溶かし苦しめるが、鉄塔の電気エネルギーを利用して復活したガイアのクロスカウンターで倒れ、そのまま宇宙に運ばれて爆破され、染みにされた人間も元に戻る。

金属生命体 アルギュロス

第16話「アグル誕生」に登場。

  • 体長:52.5メートル
  • 体重:5万2500トン

以前出現したアパテーの同族の金属生命体。4本の槍状の姿で中部地方、プロノーン・カラモスに向けて飛行していたところをアグルに撃墜され、アグルの姿を模して人型に変形する。胸にアグルと同じダミーのライフゲージがある。両腕(メタモルアーム)はどんな武器にも変形し、戦闘時に左腕を長剣、右腕をキャノン砲に変形させる。敵を追い詰めると目を歪めて笑う癖があり、その際に不気味な笑い声を洩らす。以前登場したアパテーとの同様の特殊能力は特に受け継いでいない。長剣状に変形させた片腕でアグルを軽々持ち上げるほどの怪力を持つ。初登場時にアグルを苦しめ、チームライトニングの援護攻撃とリキデイターの連射を受けて一度は撤退するものの、アグルに挑戦するかのようにプロノーン・カラモスの前に再出現して、後述のニセウルトラマンアグルの姿に変身する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[11]

ニセ・ウルトラマンアグル

第16話「アグル誕生」に登場。

  • 体長:52メートル
  • 体重:4万7千トン

アルギュロスがアグルの姿をコピーして変身した偽者。アグルの技を全て使えるが、本物と違って光線技の色が紫色、カラーリングが本物よりも濃い青、目が赤に近いピンク、黒の模様がガンメタルになっている。前述のアルギュロスと同様、敵を追い詰めると口元を歪めて笑う癖があり、その際不気味な低い笑い声も漏らす。アグルの誕生の地「ブロノーン・カラモス」近辺で本物のアグルと対決し、ニセリキデイターでダメージを与えるが、最後は、パワーアップした本物のアグルとのフォトンクラッシャー同士の激突に押し負け、そのまま爆発四散する。

  • スーツアクター:武安剛[11]
  • スーツはウルトラマンアグル(V1)の別スーツをリペイントして使用している。
  • 媒体によっては、「ニセウルトラマンアグル」と中黒を付さない表記がなされている[14]
  • 表記のされ方によっては「ニセ・アグル」と表記される場合もあるテンプレート:Full

『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場するアルギュロス

ウルトラマンボーイのウルころ』第240話「今度こそ! 待ち伏せ作戦の巻」、第255話「いざゆけ! 誇り高き獅子の巻」に登場。

第240話では、ウルトラマン80に化け、本物と勘違いしたケットル星人と争いになる。

第255話では、サタンビゾーと手を組み、ゾフィーに化けてウルトラマンレオを罠に陥れるが、奮起したレオのキックを受けて倒される。

超巨大天体生物 ディグローブ

第17話「天の影 地の光」、第18話「アグル対ガイア」に登場。

  • 全長・重量:不明

木星付近に出現した天体に匹敵する大きさの生物。球体に頭部と尾がついているような姿で、小惑星規模の質量を持つ。当初は98時間後に地球の公転軌道を通過するはずだったが、突然進路を変え、徐々に地球に近づいて行き、G.U.A.R.D.の迎撃ミサイルをものともせず72分で東京に直撃する進路をとる。直撃すれば半径100kmに及ぶクレーターを伴う被害に加え、さらには大気圏内で爆発が起きると半径20kmもの地上を燃やし尽くす放射熱を発生が懸念される。最終的にはアグルの開放したゾンネルのエネルギーを受けて大気圏内で爆破され、放射熱はガイアの張ったバリアにより防がれる。

甲殻怪地底獣 ゾンネル

第17話「天の影 地の光」、第18話「アグル対ガイア」に登場。

  • 体長:89メートル
  • 体重:10万トン

背中の殻の中に小型の太陽のような生体核融合炉を持つ怪獣。本来は大人しい性格だが、藤宮がディグローブ迎撃にそのエネルギーを利用するため、アグレイターの光エネルギーで覚醒させられ、更に機械語デコーダーで操って美宝山から出現させる。戦力は口から吐く火球と、長い尻尾による攻撃。アグルに強引に甲羅をこじ開けられてエネルギーを放射され力尽きようとするが、ガイアによって美宝山に戻される。

甲殻怪地底獣 ゾンネルII

第24話「アグルの決意」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:86メートル
  • 体重:9万5千トン

第17話に登場したゾンネルと同種の怪獣。黒かった以前の個体に比べ体色が若干青くなっている。以前の個体同様、口からの火球を武器にする。ギールII同様アグルがアメリカアリゾナ州スコッツ・ディールのオレゴン山脈地帯から出現させ、そこでG.U.A.R.D.の戦車部隊を全滅させるが、ガイアの放ったガイアヒーリングで闘争本能を鎮められて戦意喪失し、巣へと戻る。

第50、51話では人類やウルトラマンと共に根源的破滅招来体と戦い、自ら背中の甲羅を開いてマグマ光弾を放つ。このとき、カイザードビシに攻撃され追い詰められるも、以前自身が全滅させたG.U.A.R.D.の戦車部隊の援護で救われる。ウルトラマンに力を与えるミッション「ガイア」でも、XIGと連携を見せる。

  • スーツアクター:向原順平(第24話)、森英二(第50、51話)[6]

絶対生物 ゲシェンク

第20話「滅亡の化石」に登場。

  • 体長:54メートル
  • 体重:6万2千トン

恐竜化石に仮死状態で潜んでいたアメーバ状の生物。恐竜など他の生物を絶滅させてきた存在であり、相手を絶滅させるのに最も有効な形態に変化することができる。藤宮の手によって現代に甦り、増えすぎた人類を喰って絶滅させ、数を減らして淘汰するために怪獣型に変身する。角からホーミング弾を撃つ。ガイアのフォトンエッジで全ての細胞を消滅させられる。

名前の由来はドイツ語で「贈り物(geschenk)」の意であり、藤宮が命名する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[11]

無酸素海獣 カンデア

第21話「妖光の海」に登場。

  • 体長:78メートル
  • 体重:6万トン

酸素が存在しなかった太古の地球に生息していたバクテリアが、海の産業廃棄物の影響で変異して集合体となったもの。半径1キロメートルの範囲から酸素を奪う青い光球を放つ。武器は背中から突き出た砲身のような突起から放つ赤色破壊光弾と、顔面両脇にある突起から放つ毒素。水中戦に慣れないガイアを海底流砂に沈めるが、クァンタムフラッシュの光球で怯んだ隙に砂の中から脱出される。最後はフォトンエッジを受けて爆散、青い光の粒子となって消滅する。

  • スーツアクター:向原順平[11]

宇宙雷獣 パズズ

第22話「石の翼」に登場。

  • 体長:82メートル
  • 体重:9万9千トン

電波を見出す雷雲を纏った時空の歪みから出現した怪獣。M91恒星系から地球に送り込まれた。頭部の巨大な角「雷撃ホーン」から雷撃を放ち、さらに角を変型させて発射方向を自在に変えることができる。また、口から火球を放ったり、「特殊電波ブレイン」と呼ばれる頭脳で電波を放ち、照準に誤差を生じさせてミサイルの軌道を着弾寸前のところで曲げることも可能。角からの電撃で一度はガイアを倒すが、近づいたところに起き上がりざまのクァンタムストリームを受けて爆発する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[6]

宇宙雷獣 超パズズ

第44話「宇宙怪獣大進撃」に登場。読みは「スーパーパズズ」。

  • 体長:83メートル
  • 体重:10万4千トン

以前出現したパズズと同種の怪獣が、超コッヴと共に変異した姿。腹部の模様が変化しており、初代より一回り大きくなった角と、赤みがかった角が特徴。超コッヴ同様地球から44光年離れたM91恒星系に棲む怪獣であり、本来は悪意がない大人しい怪獣なのだが、根源的破滅招来体によって無理矢理送り込まれ、突然環境が変化したため防衛本能によって暴れていたにすぎなかった。戦力は以前の個体から更に威力を増した電撃と、角を使った突進攻撃。電撃によって電子機器を麻痺させ、超コッヴと共にジオベースにあるワームホール発生装置を破壊し、さらにワームジャンプミサイルまでも破壊しようとするが、ガイアとアグルの連携で、超コッヴ諸共ダブルストリーム・クラッシャーを受けて敗れる。

  • スーツアクター:三宅敏夫[4]
  • 着ぐるみはパズズの改造[4]

剛腕怪地底獣 ゴメノス

第23話「我夢追放!」に登場。

  • 体長:70メートル
  • 体重:8万トン

秩父山中に生息していた怪獣。XIGによって怪獣を抑制させる実験として怪獣を操作する装置(パーセル)を打ち込まれる。そしてパーセルを開発した科学者の稲森京子が自ら操ろうとするが暴走し、自らパーセルを外して口からの火球で彼女を殺害する。背中や頭部をはじめとした鎧のような表皮は地球上のどの物体よりも硬く、ダイヤモンドの1000倍の硬さを持ち、あらゆる攻撃を跳ね返す。怪力と体当たり攻撃、更に高熱化させた両腕で締め上げるなどしてガイアを苦しめる。その際笑うように目を歪めるなど、地球怪獣には珍しく邪悪な面を見せるが、怒りに燃えるガイアのフォトンエッジで倒される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[6]

剛腕怪地底獣 ゴメノスII

第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:71メートル
  • 体重:8万3千トン

シドニー郊外に出現したゴメノスと同種の怪獣。地球を覆い尽くしたドビシの群れに火球を吐いて攻撃する。ウルトラマンに力を与えるミッション「ガイア」でも、XIGと連携を見せている。

  • スーツアクター:三宅敏夫[7]
  • 着ぐるみはゴメノスの改造[7]

巨獣 ゾーリム

第26話「決着の日」に登場。

  • 体長・体重:不明

ガイアとアグルの戦いの影響で発生したワームゾーンから出現した巨大な生物。頭部のみ出現し、全体像が把握できないほどの巨体を持つ。登場と同時に光量子コンピュータ・クリシスが暴走しており、そのパルスパターンはゾーリムとシンクロしている。これによってクリシスが出した結論は破滅招来体によって操作されていたということが明らかとなる。 火柱が立つほど強力な巨大火炎を吐く。また外部からの攻撃には非常に強く、XIGファイターのミサイルやガイアV2のクァンタムストリームすら通用しないが、チームライトニング・ファルコン・クロウのワームホールへの一斉攻撃を受けて怯んだところに、口から体内に飛び込んだガイアスプリームバージョンのフォトンストリームで爆発する。

  • 造形物は全長4メートル程度[6]

電子生命体 クリシスゴースト

第27話「新たなる戦い ヴァージョンアップ・ファイト!」に登場

  • 体長・体重:不明

藤宮を含むアルケミースターズのメンバーが作った光量子コンピュータ「クリシス」が、根源的破滅招来体によって操られていたため凍結される寸前にネットワーク上に放った、独立したコンピュータウイルスのようなゴースト・プログラム。エリアルベースのコンピュータに侵入して、メインシステムやサブシステムを徐々に汚染する。通常のワクチンプログラムですら寄せ付けないほどの汚染速度で基地を大混乱に陥れるが、敦子がジョジーから手渡されたジョイスティック型デバイスで撃退される。しかし、本来の目的は活動するための体を得ることであり、ジオベースのF4ラボの保管庫に保管されていた金属生命体の破片サンプルに同化し、それら全てを一つに再結集させてニセ・ウルトラマンガイアの体を構築する。

金属生命体 ミーモス

第27話「新たなる戦い ヴァージョンアップ・ファイト!」に登場。

  • 体長:52.5メートル
  • 体重:5万2500トン

クリシスゴーストが、ジオベースに保管してあった過去に登場した金属生命体(アパテーとアルギュロス)のサンプルを再構成して誕生した新種の金属生命体。当初はニセウルトラマンガイアの姿で出現するが、本物のガイアと大河原の意地の攻撃により金属部分が少しづつ現れて完全に正体を現す。動きが素早く、全身の金属片をブーメラン状に変形させて攻撃する。ニセウルトラマンガイア時にニセフォトンエッジごと押し返されたフォトンクラッシャーが直撃し、正体を現したあとにはリキデイターを一発受けるが、それでも戦闘を続行してガイアを追い詰める。

さすまた状に変形させた金属片でガイアを地面に磔にするが、チームライトニングとクロウの猛攻でダメージを受け、磔から脱出したガイアスプリームヴァージョンの一方的な投げ技を何度も食らい、最後はフォトンストリームを受けて消滅する。

なお、この際にガイアが連続で9回ミーモスを投げ飛ばすが、その撮影でスーツアクターの三宅が全身打撲の大怪我をしたという。

  • スーツアクター:三宅敏夫[6]
  • 2002年9月8日放送『決定! これが日本のベスト100』(テレビ朝日系列)の「あなたが選んだヒーローベスト100」でガイアがランクインされた際、スタジオにミーモスが乱入し暴れるが駆け付けたガイアのガイアスラッシュ[注 1]で倒された。

ニセウルトラマンガイア

第27話「新たなる戦い ヴァージョンアップ・ファイト!」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:4万3千トン

クリシスゴーストが金属生命体と同化した際に、ジオベースにあるガイアのデータをコピーして変身した偽者。外見はガイアV1と同様のものとなっている。大河原を捕えるが、現れた本物のガイアのガイアスラッシュを受けて逃がし、ニセフォトンエッジを放つも、V2になった本物のガイアのフォトンクラッシャーに押し戻され、ライトニングとクロウの総攻撃でダメージを受け、ミーモスの姿を晒す。

自然コントロールマシーン エンザン(炎山)

第28話「熱波襲来」に登場。

  • 体長:62メートル
  • 体重:8万7千トン

我夢の実家の近く、千葉県の油田山の中から現れた怪獣。背部にエネルギーゲージが備わっており、それ自体が最大に達したことで石版状態からクワガタムシのような形に変型する。強力な熱波を放ち、周囲に猛暑をもたらす。氷河期を防ぐために地球の気温を上昇させることが目的とされている。武器は腹部から放つ爆発性のある高熱火炎と、角から放つ赤い電撃。ガイアとの戦いでは、ガイアSVに恫喝され、退却すると見せ掛け、攻撃を仕掛ける狡猾さも垣間見せる。最期はフォトンストリームに火炎を押し戻され、ガイア突撃戦法で体内のコアを取り出されて破壊される。

体の中央に篆書体で書かれた「炎山」という文字に似た模様が描かれていることから、テンカイとの関連性が指摘されている。また、表面は絶縁素材でコーティングされており、レーダーに感知されないという特性を持つ。また、発する熱波は携帯電話を使用不能にさせる。

  • スーツアクター:向原順平[6]

守護獣 ルクー(ルクーリオン)

第29話「遠い町・ウクバール」に登場。

  • 体長:52メートル
  • 体重:4万8千トン

突然町に現れた、正体不明の怪獣。頭部には顔のかわりに回転する部位があり、シンバルのような歩行音を立てる。凄まじいパワーを持ち、ガイアV2の制止をものともしない。自身を、空中に浮かぶ遠い世界の街ウクバールからやってきたと称する、永田という男の生家に飾ってあったカレンダーのイラストに描かれてある怪獣と同じ容姿をしている。永田は、ウクバールから自身を迎えに来たと言うが、真相は不明である。最後はクァンタムストリームを受ける直前にウクバールのサイレンが鳴り響いたため、「サイレンが鳴るとみんな家路につく」という永田の言葉通り、ルクー自ら姿を消す。そしてルクーの退散と共に、永田も姿を消す。

  • スーツアクター:向原順平[6]
  • 脚本の太田愛はロボットのような怪獣を想定していたが、監督の原田昌樹の尻尾のあるものにしたいという意見により完成作品での姿となったテンプレート:Sfn

宇宙怪獣 ゴキグモン

第30話「悪魔のマユ」に登場。

  • 体長:60メートル
  • 体重:7万トン

宇宙より月の裏側から飛来した、地球の節足動物に似た怪獣。ビルを可燃性の高い素材でできた繭で包みこみ、内部に100個以上の卵を産みつける。

迎撃に向かったチームファルコンのXIGファイターを高速飛行時のソニックブームで返り討ちにし、東京湾岸公園付近のビル街に降り立つ。餌は人間であり、偶然その場に居合わせた敦子の姉・律子と少女ユキに可燃性の高い繭を吐きかけてビルの中に閉じ込め、孵化間近の幼虫の餌にしようとする。また、頭部の中央に中枢神経がある。

接近戦では両腕の鋭い爪を使った攻撃を行なう。登場したガイアを一時繭の中に閉じ込めるが、スプリームヴァージョンとなって脱出され、最期はフォトンストリームで爆散、ビルに産み付けられた卵も、シーガルによって少女ユキ、梶尾によって律子が救出された後、北田と大河原のファイターSGが放ったファイヤーボム(焼夷弾)でビルごと焼却される。

  • 名前は劇中にて千葉参謀の「ゴキブリと毒蜘蛛が合わさったような」というコメントを元に我夢が命名する。
  • スーツアクター:三宅敏夫[13]

時空怪獣 エアロヴァイパー

第32話「いつか見た未来」に登場。

  • 体長:63メートル
  • 体重:4万9千トン

積乱雲に似たエネルギー体に潜み、時間軸を歪曲させることが出来る怪獣。エネルギー体の内部では時間が独自の進み方をしており、頭部の触角を発光させることによって発動する時間移動能力により、過去と未来を行き来している。かつてチームファルコンと遭遇しており、エネルギー体内部に存在する未来の世界ではエリアル・ベースを破壊してファルコンと相打ちになっている。チームファルコンに倒される未来を変えて生き延びるために、未来に迷い込んだ我夢とチームファルコンに襲い掛かる。

ガイアとの戦いでは、口からの火球と頭部の触角を発光させることによって発動する時間移動能力を用いてガイアV2の攻撃を回避し善戦するが、ファルコンに触角を破壊され、ガイアSVのシャイニングブレードで撃破される。 本体の死後、再び出現したが、本体の倒された時間になると同時に消滅する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[13]

伝説魔獣 シャザック

第33話「伝説との闘い」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:67メートル(親)、38メートル(子)
  • 体重:7万トン(親)、3万3千トン(子)

カナダアルバータ州の森林に親子で住む怪獣。ネイティブアメリカンの伝説では人間を喰らう魔物として伝承されているが、実際は悪意はなく、子供を守るためにしか戦わない。普段は不可視の電磁ベクトル領域にいて姿は見えないが、感情が高ぶると姿を現わす。体をボール状にしてガイアを襲うが、スプリームヴァージョンの圧倒的なパワーで怯み、フォトンストリームを受けそうになるが、子供シャザックが現れたことにより発射を躊躇わせる。その後、子供と共にガイアと闘おうとするが、キャサリンに制止され戦いは中断。親子揃って森に帰ってゆく。

初登場時では口から突風を吐いており、最終話では親子共々口からマグマ光弾を吐く姿を見せる。

第50話、第51話では子供が4体に増えており、親子共々人類やウルトラマンと共に根源的破滅招来体と戦う。ウルトラマンに力を与えるミッション「ガイア」でも、XIGと連携を見せる。

  • スーツアクター:森英二(親)、後藤利雄(子)[13]
  • (親)の着ぐるみはコッヴIIを、(子)の着ぐるみはコッヴIIの幼獣をそれぞれ改造したもの[13]
  • この回の戦闘シーンは本当に雪が降っている。ロケの最中に雪が降り出したことで演出を変更したためで、これによりこの親子怪獣の情愛表現にも一役買うこととなった。[1]

古代怪獣 アルゴナ

第35話「怪獣の身代金」に登場。

  • 体長:51メートル
  • 体重:4万5千トン

南極が発見された、古代の爬虫類両生類の中間生物(ミッシングリング)。卵の表面を覆っているものは殻ではなく、むしろ保護膜に近いもので、卵ごと大きくなって成長し、孵化の際は成体のままで現れる。卵からは特殊な高周波を放ち、卵内部の音は耳を塞ぎたくなるほどの音である。当初は「ダチョウの卵」と藪野医師に呼ばれる。卵は南極からG.U.A.R.D.が輸送していたが、卵の表面から出てきた溶解性のあるゲル状の液体が格納庫に大穴を空けたために東京上空で落下し、古田鉄工所に墜落する。鉄工所の人々は「フルータ星人」を名乗り、この卵を人質にG.U.A.R.D.に身代金を要求しようとするが、その住所は誰も知らないためにKCBに脅迫状を送ることに変更。その途中で孵化する。かなり卑しい性格で口からは太い黄色破壊光線を放ち、常に涎を垂らしている。また肉食性で人間をも餌とし、劇中ではXIGファイターSSに搭乗する梶尾を捕食しようとする。ガイアV2はクァンタムストリームでとどめをさそうとするが、前述の理由から生物学において貴重な存在なので保護してほしいという京極博士の願いを聞き入れる。最後はガイアスプリームヴァージョンの連続回し蹴りによってぐるぐると回転させられて反撃不能になり、ガイアブリザードで氷漬けにされて再び南極に帰される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[13]
  • 着ぐるみはゲシェンクの改造[13]

宇宙忍獣 Xサバーガ

第36話「再会の空」に登場。読みは「クロスサバーガ

  • 体長:75メートル
  • 体重:8万2千トン

藤宮が根源的破滅招来体を攻撃するために開いたワームホールから出現した怪獣。設定ではワームホールの番人とされる。左手はドリル状になっており、右手を巨大化させて小型の怪獣・ミニサバーガを放つ。さらにエネルギー爆弾で負傷した右腕を一瞬で修復する再生能力、地面の畳返しでガイアスラッシュを防ぐ、土中からの奇襲攻撃、3体の分身を作り出す分身能力、飛行しての体当たり攻撃など、「宇宙忍獣」の名にふさわしい多彩な能力とトリッキーな戦法を持つ。これらの能力でガイアを苦戦させるが、分身が水面に映っていないことを藤宮に見破られ、彼の投じた爆弾によりダメージを負って分身が消失。激昂したガイアSVに圧倒され、最期はスプリームキックで粉砕される。

  • スーツアクター:森英二、三宅敏夫[13]

生体兵器 小Xサバーガ

第36話「再会の空」に登場。

  • 体長・体重:不明

Xサバーガの右手から放たれる小型の怪獣。ガイアV2に取り付いてエネルギーを吸収し自爆する。

  • 別名は「ファンタスティックコレクション 空想特撮映像の素晴らしき世界 ウルトラマンティガ/ウルトラマンダイナ/ウルトラマンガイア」(朝日ソノラマ)より。
  • 媒体によっては「ミニ・サバーガ」と表記しているテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

ライブステージに登場するXサバーガ

『ウルトラマンフェスティバル'99』ライブステージ第1部に登場。ウルトラマンタロウ、ウルトラウーマンベス、ユリアンと戦う。

地殻怪地底獣 ティグリス(アルブームティグリス)

第38話「大地裂く牙」に登場。

  • 体長:90メートル
  • 体重:11万トン

津村湖の地下1500メートルに生息していた怪獣。膨大な大地のエネルギーで守られていたが、地球怪獣をも危険視するG.U.A.R.D.の柊准将の手によって地底貫通弾を打ち込まれ右半身を負傷し、怒り狂って発射基地付近に出現する。暴れる意思や悪意はない。戦力として長い尻尾を使った攻撃と前足を使った攻撃を行う。黄色い血を流しながら柊のいる発射基地に迫るが、自走砲台ガン・メンからの攻撃により絶命。その悲劇的な最期は多くの人物の心に残ることとなる。最後はガイアV2の手によってガイアV2リフティングで運ばれ、地底に戻される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[12]

地殻怪地底獣 ティグリスII

第45話「命すむ星」に登場

  • 体長:88メートル
  • 体重:10万トン

以前出現したティグリスの別個体。初代に比べて牙が短い。ジオ・サテライトNo.3に出現して地球を守るためにブリッツブロッツと戦う。ブリッツブロッツに対し手に噛み付いたり、片方の角をへし折られて一時ダウンするも苦戦するガイアを援護するため体当たり攻撃で弾き飛ばしたりと奮戦するが、怒ったブリッツブロッツの手刀による攻撃を受け重傷を負う。最期はブリッツブロッツがガイアによって倒されるのを見届けると息を引き取る。その後武蔵坊弁慶のように立ったままの死体に対し、柊准将の「勇敢なる戦友に敬礼」という言葉でその場にいた面々の敬礼を受ける。

  • スーツアクター:三宅敏夫[4]
  • 「円谷プロ全怪獣図鑑」では、名称を「アルブームティグリスII」と表記しているテンプレート:Sfn

地殻怪地底獣 ティグリスIII

第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:92メートル
  • 体重:11万8千トン

山梨県に出現した別個体。全身を赤熱化させての突進攻撃でカイザードビシと戦う。姿形はティグリスIIと同一。

  • スーツアクター:三宅敏夫[15]
  • 「円谷プロ全怪獣図鑑」では、名称を「アルブームティグリスIII」と表記しているテンプレート:Sfn

泥怪人 ツチケラ

第39話「悲しみの沼」に登場。

  • 体長:2.2 - 53メートル
  • 体重:440キログラム - 4万8千トン

太平洋戦争中に人工細菌の実験台にされた研究員・近藤が変異した姿。主な戦力は頭突きや突進攻撃。両手の指が伸縮する触手となっている。研究員の中で一人だけ人工細菌の使用に異を唱えていたため軍人によって人工細菌を撃ち込まれ怪獣化する。怪獣化した後、研究所にいた平野を除く研究員と軍人を殺して研究施設を破壊し、沼に逃げ込む。平野老人の持つ近藤の娘・智恵の遺品のオルゴールの音色で怒りが鎮まる。名連村の沼に潜んでいたが、第38話でティグリスに使用された地底貫通弾の有害物質を吸収して狂暴化し、最終的に巨大化する。平野老人の呼びかけとオルゴールの音色で一時は我を取り戻すが、地底貫通弾の影響で再び頭から黄色い血を噴出して苦しみだし暴走する。最期はガイアヒーリングで浄化され、ガイアと平野老人に感謝の礼を述べてから光の粒子になって昇天する。

  • スーツアクター:森英二(巨大)、岡野弘之(人間大)[12]
  • 着ぐるみは人間大の登場シーンを全て撮影後、それを巨大時のものに改造して撮影している[12]
  • 脚本では人間時の名前は「佐藤」であったが、セミレギュラーのサトウと重複するため変更されたテンプレート:Sfn[5]

大宙魔 パスギーク

第40話「ガイアに会いたい!」に登場。

  • 体長:80メートル
  • 体重:8万2千トン

空間を軌道エレベーター状に変化させた空間変異性チューブから出現し、ジオ・ベースを襲撃した攻撃用生体兵器。頭部の青い結晶体を、下から上に向かってリレー式に点滅させて空間変異性チューブを操作する。鋭く尖った頭部で敵の体を貫く戦法と、腹部の巨大な口から放つ火球。また、XIGファイターの放つミサイルを飲み込み、波動で強化させて撃ち返すことも可能。巨大鋏のついた両手でガイア・スプリームヴァージョンに迫るが敵わず、再び空間変異性チューブで逃走を図るも、シャイニングブレードを受けチューブごと粉砕される。

  • スーツアクター:三宅敏夫[12]
  • 『ウルトラマンフェスティバル'99』ライブステージ第2部では、ゾグ(第1形態)の配下として、ウルフファイヤーと共に出現。
  • 空間変異性チューブはウルトラマンガイアひみつ超百科では「波動チューブ」と記載されている。

宇宙捕獲メカ獣 Σズイグル

第41話「アグル復活」に登場。

  • 体長:75メートル
  • 体重:10万5千トン

ワームホールから出現した、対ガイア用に作られた怪獣。我夢は「マシンなのか」とコメントする。ワームホールから金属粉の状態で降り注ぎ、次第に足先から頭頂部にかけて形成されていくという登場をする。初戦では、ガイアスラッシュを受けて撤退するが、この時胸部からの捕獲光弾で我夢の手の甲に罠を仕掛けており、2度目の出現時には我夢を十字架状の檻に捕らえて連れ去ろうとする。しかし復活したアグルV2により妨害され、捕らえた我夢を救出される。指先からの黄色破壊光弾で応戦するも、最後はフォトンスクリューの一撃で体を貫かれ大破する。

戦力は、指先から放つ黄色光弾と、目標に命中するまで追尾する破壊光弾。飛行の際は両腕をボディの中に収納し、両肩の半円状の装甲板(重力制御装置)を垂直になるよう倒して十字架型に変形する。

  • スーツアクター:森英二[12]
  • 着ぐるみはルクーの改造[12]

巨大異形獣 サタンビゾー

第42話「我夢VS我夢」、及び劇場版『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』に登場。

  • 体長:67メートル
  • 体重:5万トン

我夢を襲った黒い我夢が変身した姿。本人は「我夢の心の姿」と名乗る。戦力として顔面からの破壊光線と両腕から放つ破壊光弾、接近戦では両腕の甲に付いた伸縮自在の鋭い爪を使った攻撃を用いる。ガイアV2とのスピード戦の末、フォトンエッジを受けて消滅する。

元は劇場版『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』(本編第26話放映頃に封切り)にて登場した怪獣。劇場版でのサタンビゾーについては、劇場版の記事を参照。

  • スーツアクター:岡野弘之[12]

黒我夢

第42話「我夢VS我夢」、及び劇場版『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』に登場。

  • 体長・体重:不明

精神寄生体に取り付かれたアルケミースターズのメンバーの一人クラウス・エッカルトが変身した仮初めの姿。同時に我夢が心の奥底に持っていた鬱屈とした一面の化身であるともいえる。我夢がΣズイグルに捕らえられた際にXIG-NAVIに仕掛けられていた発信ダイオードによって生まれる。その発信ダイオードを通して我夢に幻影を見せ、彼の心を乱す。夜の街でサタンビゾーに変身してガイアと対決する。

劇場版でも冒頭の劇中第13話「悪魔の接吻」に登場する。上記のサタンビゾー同様我夢に向かって名乗る台詞や我夢の目の前の登場シーンは、劇場版を踏襲している。

  • 「テレビマガジン特別編集ウルトラマンガイア」では「黒い我夢[16]、「円谷プロ全怪獣図鑑」では「黒衣の我夢」と表記しているテンプレート:Sfn

『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場するサタンビゾー

ウルトラマンボーイのウルころ』の新撮映像にたびたび登場。

第152話「熱血指導だ! エイティ先生の巻」、第153話「これがウルトラスピリッツだ! の巻」、第240話「今度こそ! 待ち伏せ作戦の巻」ではウルトラマン80の生徒で番長と呼ばれる。ケットル星人のヨーコちゃんが好きであり、彼女と仲良くするギガスのミノルに嫉妬するが、80に鍛えられたミノルと一騎打ちした末に和解する。

第205話「俺の名はブラキウム! の巻」ではブラキウムと戦うが、簡単に敗れる。

第255話「いざゆけ! 誇り高き獅子の巻」ではゾフィーに化けたアルギュロスと共にウルトラマンレオを罠にかけるが、 本物のゾフィーが現れ倒される。

第260話「歌え! 大きな声での巻」ではレオと激しい争いを繰り広げるが、Project DMMの歌によって和解する。

精神寄生体

第42話「我夢VS我夢」に登場。

  • 体長・体重:不明

根源的破滅招来体の尖兵。アルケミー・スターズの創設者の一人クラウス・エッカルトと同化して、光量子コンピュータ・クリシスに細工を施すなどアルケミー・スターズ内部からの工作を行う。調査に当たった我夢によると「クラウスは自身の持ち得た才能を活かし、自身の肉体と情報を彼らに捧げた」とされる。

精神寄生獣 ビゾーム

第42話「我夢VS我夢」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:4万6千トン

精神寄生体と一体化したアルケミー・スターズのクラウス・エッカルトが「遥かなる星の叡智」と称して変身した姿。外見は前述のサタンビゾーをより人型の近づけたものとなっている。人間のマイナスエネルギーで戦力を強化しており、俊敏さを活かした格闘技と両手の爪を使った攻撃、右手より発生する光の剣、左手の拳に光のオーラを纏って敵に殴り掛かる技を武器としている。ガイアV2のアグルブレードにより体を切り刻まれるも、その状態で8体に分身し顔面からの破壊光線で襲いかかるが、フォトンストリームを受けて一掃される。直後、再び一体化して襲いかかったところを、スプリームクロスカウンターとの激突の末、爆散する。

  • スーツアクター:三宅敏夫[12]

アルテスタイガー怪獣 イザク(イザクプラチアード)

第43話「銀色の眼のイザク」に登場。

  • 体長:62メートル
  • 体重:5万4千トン

かつて「地上で最も美しい虎」と呼ばれ、美しい毛皮や薬となる骨のため、1970年代の乱獲によって絶滅したアルテ平原一帯に棲むアルテスタイガーの最後の生き残り(銀色の眼のイザク)の細胞が、根源的破滅招来体によって奪われ、改造された怪獣。本来は岩倉財団自然科学研究所にてクローン再生によって生き返るはずだった。戦力は、XIGファイターのミサイル攻撃すら回避する高い跳躍力とそれを活かした連続攻撃、ガイアV2とアグルV2を軽々を投げ飛ばすほどの怪力、そして体内に蓄えた重油を変換させて放つ高熱火炎放射はアグルV2のボディーバリヤーすら破る。かつて重油混じりの水を飲んで生き延びた改造前の記憶から、石油コンビナートを襲う。他の破滅招来体とは異なり、憎しみや破壊衝動ではなく「生きようとする」強い生存本能でのみで戦い、実際劇中でもガイアに「俺は生きる!ガイア、俺は生きる!」と伝える。自身の荒んだ心を鎮めようと一度も反撃をしなかったアグルを退散させ、2度目の出現時にはガイア・スプリームヴァージョンと互角の勝負を繰り広げ、激しい戦いの末スプリームキックで最期を迎える。

劇中では石室により、破滅招来体がイザクが動物だった頃の痕跡と記憶を残した理由は「人類も他生物に対して『破滅招来体となり得る』」可能性を理解させようとしたのではないか、と推測される。

  • スーツアクター:岡野弘之[4]

破滅魔人 ブリッツブロッツ

第45話「命すむ星」に登場。

  • 体長:60メートル
  • 体重:6万6千トン

ワームホールから出現した知的生命体。見た目は黒と白の烏天狗。大きな目に見える赤い模様は擬態で、嘴(くちばし)状の部分に本当の目がある。背中に生えた翼により高速で飛行し、両手の甲から放つ破壊光弾と空中チョップ技を主な攻撃技として使う。また、両手の爪をライフゲージに突き立てて光エネルギーを奪い取ったり、胸部を開くと現れる赤い結晶で敵の光線を吸収し強化して跳ね返すなどの能力も持つ。ウルトラマンの弱点であるライフゲージを狙ったり、G.U.A.R.D.主要施設のみをピンポイントに襲撃したりと、情報と高い知性を兼ね備えている。

最初の出現時はアグルと交戦。フォトンクラッシャーを跳ね返し、ライフゲージを破壊してアグルを退け、G.U.A.R.D国際フォーラムを破壊する。2度目の出現時は、分解中の高エネルギー弾頭のある補給基地ジオサテライトNo.3を襲撃。迎撃するチームライトニングを全機撃墜し、続けて現れたティグリスIIを圧倒し、ガイアをもフォトンエッジを跳ね返して苦戦させる。アグル同様にガイアのライフゲージを狙うがティグリスIIの攻撃により失敗、更に光線吸収能力を逆に利用されクァンタムストリームの過剰吸収で行動不能になり、柊が乗るMLRSバイソンとチームハーキュリーズのGBTスティンガーの援護で胸部の赤い結晶を破壊される。最期はガイアスプリームヴァージョンのフォトンストリームで倒される。

  • スーツアクター:森英二[4]

自然コントロールマシーン シンリョク(深緑)

第46話「襲撃の森」に登場。

  • 体長:53メートル
  • 体重:8万5千トン

未来人を自称する矢吹栞に操られる、篆書体で「深緑」と書かれた、植物を増殖させる能力を持つ塔。その構造はアルケミー・スターズの開発した自然循環保護システム・エントに酷似している。人類の文明を樹で飲み込むことを目的とし、港北テクノパークを中心に樹木を増殖させる。この怪獣の操る植物はXIGファイターの冷却ミサイルでも防ぎ止めることが出来ないほど増殖スピードが速い。塔の状態では頭上の飾りから緑色破壊光弾を放つ。森のエネルギーを吸収することで移動時には脚が生え、さらに戦闘時には人型に変型する。我夢と共に突入したキャスによってメインサーキットを攻撃されて一時停止に陥るも直後に戦闘形態となって再起動する。体中の穴から閃光、中心部の光球から光線を放ち、周囲の植物を操り電撃でガイアを苦しめるが、チームライトニングとハーキュリーズの援護で中心部の光球を破壊され怯んだところを、フォトンエッジを受けて倒される。

  • スーツアクター:森英二[4]
  • 撮影に使用された着ぐるみは、現在ウルトラマンランドにて展示されている。

超巨大単極子生物 モキアン

第47話「XIG壊滅!?」に登場。別名の読みは「ちょうきょだいモノポールせいぶつ」。

  • 体長:333メートル
  • 体重:33万トン

死神に操られているアンコウに似た怪獣。岩肌のような表面に4つの鰭(ひれ)のようなものがついている。体内にビッグバン時に存在したと言われるN極しか持たない物質・モノポールを持っており、これにより地球のマントルを移動させて地球に大津波や大地震を引き起こすことで地上を浄化させようとする。全身を放電させて機械の機能を狂わせる。XIGの総攻撃を受けるが、鰭部分から伸びたアンテナより光の槍を発射しエリアルベースを半壊させる。S極に特化したエリアルベースに引き付けられるものの、リパルサーリフトの損傷により地上に再び落下。ガイアV2のクァンタムストリームを受け表層を破壊され、巨大な口を現す。口内の目玉からの光弾でガイアを攻撃し、伸縮自在の触手で捕らえ電撃で苦しめるも、エリアルベースの体当たりで破壊される。

死神

第47話「XIG壊滅!?」、第48話「死神の逆襲」に登場。

  • 体長・体重:不明

「主」と呼ぶ根源的破滅招来体の使者。右腕はレイピア状で、常に空中に浮いている。人類を「ウイルス」と見下している。モキアンによる地球の浄化を目指す一方で、藤宮と玲子をモキアンの体内に呼び込んで破滅のメッセージを伝え、協力するよう誘う。モキアンが倒されると自ら地球に出向いて破壊活動を行い、生贄にウルトラマンを差し出すことを要求する。戦力としてエネルギー爆撃、瞬間移動、変身能力を使い、劇中ではニュースキャスターに化ける。アグルV2の放ったアグルスラッシュを受けてゼブブに変貌する。

  • 出演:堀内正美
  • 着ぐるみではなく、俳優に特殊メイクを施して表現されている。

破滅魔人 ゼブブ

第48話「死神の逆襲」に登場。

  • 体長:66メートル
  • 体重:6万6千トン

死神の正体。のような顔と悪魔のような身体を持ち、右腕の刀剣は防御力に優れるアグルの体表をも貫く。額や頭部の角からは怪光や電流を、左腕からは光弾を放つ。さらに敵に追い詰められると、土を投げ掛けるという卑怯な戦法も使う。全身を電磁波バリヤーで包み込むことで、ファイターST・GTとガイアのクァンタムストリームによる一斉攻撃やガイアV2キック等の物理攻撃すら寄せつけなくなる。しかし、目だけはバリヤーを張ることができず、これを見抜いた米田のファイターSTの攻撃を受けて片目を失い、最期はフォトンストリームを受けて敗れる。

破滅魔虫 ドビシ

第49話「天使降臨」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:62センチメートル
  • 体重:6.8キログラム

ワームホールから出現して地球全土を闇に覆い尽くす小型のイナゴ怪獣。電波を吸収する特性を持っており、これで全世界各地全てのテレビ回線以外のありとあらゆる通信手段をことごとくシャットアウトする。体表は、ぶつかったビルの壁面がえぐれるほどの硬さを持つ。一匹では消火器の消化剤や鉄パイプによる一撃で倒されるほど弱いが、大群で襲うことでG.U.A.R.D.の戦闘機部隊を全滅させ、ガイアとアグルに取り付いて苦しめる。また、カイザードビシの腹部からも大量に放たれる。 最後はガイア(スプリームヴァージョン)とアグルのそれぞれの攻撃を受けて完全に消滅する。

劇中では、これまで出現した根源的破滅招来体の特徴を少しずつ合わせ持っていると説明されており、事実カイザードビシに合体した際に、コッヴに似た鎌が存在する。

  • 作中では単に「イナゴ」と呼ばれた。
  • モチーフは『ヨハネの黙示録』に記述されている「アバドン」。
  • ミニチュアはメインの物と飛び用が作られその後飛び用は、『ウルトラマンネクサス』のビーセクタに改造された。
  • PS用ゲームソフト『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では呼称をイナゴに変更されて登場する。

破滅魔虫 カイザードビシ

第49話「天使降臨」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:62メートル
  • 体重:6万8千トン

多数のドビシが集合・合体した怪獣。ドビシが存在する限りいくらでも出現する。外見はブーメランのようなカブトガニに近いもので、頭頂部は魚の頭のように垂直に割れた口になっている。顔と両膝にある3つの目から光線を発射し、腹部からは口のついた触手やドビシの群れを放ち側面の鋭い刃を使った空中攻撃も得意。また、腕は拳や鎌状になっていたりと個体差が見られる。一体一体の攻撃力は高いが、防御力はそれほど強くなく戦車部隊の攻撃でも倒せるほどである。しかし倒しても倒してもドビシの群れが空中から降り注ぐように合体して一体ずつ増えながら次々と出現するため、ウルトラマンと地球怪獣たちを苦戦させる。ウルトラマンとの戦いでは3体倒され、更に一気に現れたもう3体はゾグに抹消させられるも、その後も世界各地に出現し、G.U.A.R.D.戦車部隊や地球怪獣たちと戦う。

  • スーツアクター:岡野弘之[15]
  • 『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』(『テレビマガジン』2011年6月号掲載分)では、突如怪獣軍団の一体としてウルティメイトフォースゼロを襲う。
  • ウルトラ怪獣シリーズでは左腕が鎌状、食玩の「DXウルトラ対決セット2」は両腕が鎌になった造形で商品化されている。

魚人

第49話「天使降臨」、第50話「地球の叫び」に登場。

実体がなく破壊活動は行わないが、ドビシの出現と共に世界中に現れて徘徊し、人々の恐怖を煽り立てる。戦力は持たないが、その異様な外見で人間を驚かすだけである。最後はゾグの出現と共に消滅する。

根源破滅天使 ゾグ

ゾグ(第1形態)

第49話「天使降臨」、第50話「地球の叫び」、第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:127メートル
  • 体重:9万トン

カイザードビシに苦戦するウルトラマンの前に突如現れる、女神を模した姿の巨人。藤宮は破滅招来体の最終兵器ではないかと推測する。主な戦力は登場時の瑞光、両手から波動弾、指から青い念力光線、目から放つ怪光線、光エネルギー吸収能力など。また、回復効果のある光を放つことも可能。人語は話さないが、掛け声や笑い声、悲鳴などを発する。

テレビ回線以外の通信システムをシャットアウトし、テレビ中継を通してウルトラマンの敗北を見せつけ人類を絶望させようとする狡猾な一面も持つ。初めはガイアとアグルにエネルギーを与え、カイザードビシや魚人を一掃して人類の味方かに思われる。しかし直後、念力光線や波動弾による連続攻撃により、ウルトラマン二人を纏めて倒し、更に変身に必要な光エネルギーを奪い人類を絶望させる。桁外れのパワーと破壊力を持つが、XIGファイターEXのエンタシア砲やGBTスティンガーのグレネードミサイルの攻撃には怯む。

倒れ伏し変身が解けた我夢と藤宮にとどめをさそうとするも、XIGの妨害に遭い、PALの操縦するXIGファイターEXを破壊し姿を消す。その後復活しドビシを殲滅したガイアとアグルの前に再び出現する。しかし、怪獣たちの力で復活したガイア・アグルには波動弾による攻撃も通用せず、両ウルトラマンの連続攻撃を受け、第2形態へ姿を変える。

  • 出演:梛野素子[15]
  • 本編の登場に合わせて『ウルトラマンフェスティバル'99』ライブステージ第2部にも登場するが、公演時期の関係上、第2形態にはならない。

ゾグ(第2形態)

第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。

  • 体長:666メートル
  • 体重:66万トン

地球怪獣らのエネルギーによって復活したガイアとアグルの攻撃を受けて、第1形態からより怪獣的な姿に変化したゾグの真の姿。腕のあるグリフォンを模した外見を持ち、女性の悲鳴のような鳴き声を発する。ウルトラマンを軽く弾き、高層ビルすら踏み潰すほどの圧倒的な巨体と、口や両手から放つ波動弾でガイアとアグルを苦しめるが、最期はミズノエノリュウを攻撃され奮起したガイアとアグルの合体光線、ストリーム・エクスブローションを受けて粉砕される。

  • スーツアクター:三宅敏夫、森英二[7]
  • 着ぐるみはドドンゴのようにスーツアクターが前後に二人入って動かす構造である。
  • 『ウルトラマンフェスティバル2000』ライブステージ第1部では、直接この形態で登場。
  • 『スパークドールズ劇場(ネット版)』第1回にはスパークドールズの状態で登場。銀河秘伝の書を見ていたブラックキング(SD)たちの前に現れ、自己紹介するが、「天使って柄じゃない」「むしろ悪魔」と言われる。一人称は「私(わたくし)」で声色は男になっている。

脚注

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注釈

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出典

テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

テンプレート:ウルトラ怪獣
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Harvnb
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Harvnb
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 テンプレート:Harvnb
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  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 テンプレート:Harvnb
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  9. 9.0 9.1 9.2 テンプレート:Harvnb
  10. 10.0 10.1 テンプレート:Harvnb
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  13. 13.0 13.1 13.2 13.3 13.4 13.5 13.6 13.7 13.8 13.9 テンプレート:Harvnb
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  15. 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 テンプレート:Harvnb
  16. テンプレート:Harvnb


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