ふそう銀行

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ふそう銀行(ふそうぎんこう)とは、鳥取県鳥取市に本店を置いていた第二地方銀行である。統一金融機関コードは0563であった。 1991年4月山陰合同銀行に吸収合併された。県内にある本店銀行は(第一)地方銀行の鳥取銀行のみとなる。

住友銀行の親密第二地銀であった。

沿革

  • 1942年 共済無尽(1913年に共済金融として設立)と相愛無尽(1914年に雲拍無尽として島根県で設立され、1921年に鳥取県内に移転し山陰共栄無尽に、1926年に相愛無尽にそれぞれ改称)が合併し、鳥取無尽を設立。本店は当初は倉吉町(現:倉吉市)におかれたが、後に鳥取市に移転。
  • 1951年10月 相互銀行転換に伴い扶桑相互銀行に改称。
  • 1989年4月 普通銀行転換に伴いふそう銀行に改称。
  • 1991年4月 山陰合同銀行に吸収合併。

合併後の店舗の処遇

ここでは単なる支店同士の統合(合併以前からの山陰合同銀行店舗との統合)は記述しない[1]

  • 本店は合併から1998年ごろまで山陰合同銀行ふそう営業部(後の鳥取中央営業部)となるが、近隣に存在した鳥取支店と統合し鳥取営業部となった。
  • 鳥取駅前支店など6店舗は住友銀行岡山支店傘下の出張所になった[2]
  • 三朝支店や田園町支店などは鳥取銀行に譲渡された。
  • 1990年代後半から2000年代中盤まで存在した店舗外ATMコーナー扱いであるアミィ○○出張所は、かつてのふそう銀行店舗跡にあったATMコーナーのことである。

脚注

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  1. 山陰合同銀行50年史より。
  2. 同様の手法での営業譲渡は旧相互銀行店舗を他の近隣の店舗に統合せずに都市銀行へ譲渡してケースは全国的に存在する。