ばら肉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記

ばら肉(ばらにく、肋肉)とは、牛肉豚肉などのの部位で、アバラ骨の周囲の肉を指す。赤身脂身が交互に3層になっているので三枚肉(さんまいにく)とも呼ばれる。付きの豚ばら肉は、スペアリブ(spareribs)とも呼ばれる。

全体としての肉質は柔らかく、脂肪分が多く、脂肪以外の赤身肉だけをとればやや堅い。コクと旨味がある。

牛ばら肉

外食産業では、焼肉牛丼等に利用されている。

代表的な料理

豚ばら肉

豚の角煮や、東坡肉に使われる。

沖縄では皮付き豚ばら肉のことを三枚肉と呼び、軟骨や骨のついた豚ばら肉をソーキと呼んでいる。煮込んだソーキが多く載った沖縄そばをソーキそばという。 ソーキのうち、スペアリブに相当するものを本ソーキと呼び、軟骨付き豚ばら肉は軟骨ソーキと言う。

油で揚げた骨付き豚ばら肉は「排骨」(パイクー、páigǔ)といい、日本では「パーコー」と訛って呼ばれることが多い。

加工食品としては、ベーコンソーセージの原料として利用される。

代表的な料理

部位

次のような部位に分かれる。

  • 前バラ(肩バラ)
    • ブリスケ
    • 三角(チャック)
  • トモバラ
    • 外バラ
      • ともばら
      • ナーベル
      • だれバラ
      • ゲタ
      • フケ
      • フランケン
    • 中バラ
      • 中バラ
      • だれバラ
      • ゲタ
      • フケ
      • プレート
      • カイノミ

その他

カルビ

韓国語では肋骨と肋骨周辺の肉もカルビと呼ぶので、牛ばら肉をカルビと呼ぶ。詳細はカルビを参照の事。

テンプレート:牛肉 テンプレート:Food-stub