さいだん座

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さいだん座(祭壇座、Ara)は、トレミーの48星座の1つ。

さいだん座はさそり座の南にある小さな南天星座である。日本での観測は困難であり、東日本以北の多くの地域では見ることはできず、西日本地域でも一部分しか地平線上の上ってこない星座である。沖縄県小笠原諸島以南の地域でないと全体を見ることはできない。

主な天体

恒星

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星団・星雲・銀河

さいだん座は北西の角で天の川と接するため、いくつかの散開星団散光星雲がある。

  • NGC 6397球状星団。さいだん座で最も明るい球状星団で、太陽からの距離8,200光年。この種の天体では最も近いと考えられる。
  • Westerlund 1:マグネターが存在する[1]

その他

由来と歴史

偽エラトステネスマルクス・マニリウスによると、ゼウスとその兄弟たちがクロノスティーターン族の旧体制を打ち破ることを誓った祭壇であるとされる[2]

プトレマイオスアルマゲスト以来、星図では、この祭壇は南側に炎、北側に本体という姿で描かれている。また、ケンタウルス座おおかみ座を捧げるための祭壇として描かれる[2]

出典

  1. テンプレート:Cite news
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web

注釈

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