あいの里教育大駅
あいの里教育大駅(あいのさときょういくだいえき)は、北海道札幌市北区あいの里1条5丁目1にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG10。電報略号はアノ。札幌ニュータウン「あいの里」の中心駅であり、北海道教育大学札幌校の最寄り駅でもある。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。なお、この駅以北の札沼線の線路は単線となっており複線区間の最終駅となっている。
2012年10月12日までは駅の出入り口は北側のみで、南あいの里側からの乗降客は自由通路(跨線橋)を利用していたが、新設された南口の供用が2012年10月13日から開始され、南あいの里側から直接本駅の乗降ができるようになった[1]。
桑園駅管理の業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネット)。北口は、みどりの窓口(営業時間5時30分 - 0時10分)、自動券売機、自動改札機(Kitaca対応)、キヨスク設置。南口は、簡易型自動券売機、簡易自動改札機、簡易Kitaca改札機設置。
- のりば
1 | ■札沼線(上り) | 新琴似・札幌方面 |
2 | ||
■札沼線(下り) | 石狩当別・北海道医療大学方面 |
北口側が2番線、南口側が1番線である。札幌方面(上り)の列車は、1番線から発着する。石狩当別方面(下り)の列車は、2番線から発着する。2012年10月のダイヤ改正以前は当駅発着の列車と2番線から発車する札幌方面への列車もあった。
駅周辺
駅周辺一帯が札幌ニュータウン「あいの里」として開発された地域で、北口側が「あいの里」、南口側が「南あいの里」と呼ばれる。北口側には東光ストアやコープさっぽろなど大小の店舗が集まっている。南口側には温泉が存在し、駅舎の外にある跨線人道橋によって通行できるようになっている。また、南あいの里ニュータウンはセキュリティータウンのため、要所に監視カメラが設置されており、巡回警備もされている。
北口
- 国道337号
- 北警察署あいの里交番
- 札幌あいの里郵便局
- 北海道医療大学病院
- 北海道医療大学心理科学部
- 北海道教育大学札幌校
- 北海道教育大学附属札幌小学校・中学校
- 北海道札幌拓北高等学校
- ショッピングセンター・あいの里i-MALL
- 拓北・あいの里地区センター
南口
- 札幌あいの里温泉・なごみ
- あいの里協働保育園
バス路線
- 北海道中央バス「あいの里教育大駅前」停留所
- 当別ふれあいバス「JRあいの里教育大駅前」停留所当別町ふれあいバス
- 西当別・あいの里線 医療大あいの里キャンパス行、JR石狩当別駅南口行(スウェーデンヒルズ経由)
利用状況
北海道旅客鉄道によると、2012年度の1日平均の乗車人員は3,795人だった。
沿革
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 開業。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2006年(平成18年)1月 - 自動列車案内装置導入。方向別の案内用液晶ディスプレイを設置。
- 2006年(平成18年)12月 - エレベーターを設置。
- 2007年(平成19年)9月 - 駅東側に歩行者用の跨線人道橋を設置。
- 2008年(平成20年)3月 - 駅構内改築工事完了。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
- 2012年(平成24年)10月13日 - 南あいの里側に本駅の南口(改札口)が設置・供用開始。
その他
- 本駅の北口側では、地盤の悪い地域に設置されたので駅舎以外の場所が沈下し、駅の階段他がかさ上げされている。