Þ

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テンプレート:混同 テンプレート:Glyphs

Þþ は、ルーン文字の第3字母で、古英語などでラテン文字に取り入れられられた文字である。英語での文字名称はソーン (thorn、古英語・中英語では þorn とも)。音価は無声有声摩擦音 ([θ][ð]) 。

アイスランド語では現代の正書法でも用いられている。 古英語にも存在したが、のちに y と混同され、たとえば定冠詞 þe を ye と書いたり、本来の þ を y [j] のように発音することも行われた。

ゴート語のラテン文字への翻字では、ゴート文字テンプレート:Gothicに対応して用いられる。

文字名称

ルーン文字の Þ は 古くは thurs と呼ばれた。これは古ノルド語で「巨人」を意味する単語でもある(en:Thurisaz (rune)を参照)。

アングロサクソン・ルーン文字以来、英語においては thorn である。「植物の棘」という意味の名詞に由来する。

文字コード

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Þ テンプレート:FormattingError 1-9-52 Þ
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Þ
þ テンプレート:FormattingError 1-9-83 þ
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þ

テンプレート:ラテン文字

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